「印西地区環境整備組合」が管轄する、
平岡自然公園での除染工事」についての回答。
「国(環境省)からの補助金が出る」とのこと。
これだけを聞くと「よかった」と思うのですが、
実はこの「除染工事」は話が複雑で、組合が
どうやって説明責任を果たしていくのかを
見守っていきたいと思います。
勿論、「除染工事」については平岡自然公園の
中のグランドを使用する多くの市民が望んでいますし、
私も組合議会で繰り返し、工事をできるだけ
早くするように求めてきました。
しかし、実はこのグランドについては、
私自身が以前から事業の推進を求めている
別のある工事が「除染工事」と深く関わっています。
「平岡自然公園グランドの芝生化」
そもそも、平岡自然公園では原発事故以降、一度も
除染工事は行なわれず、今に至っています。
しかし、以前より、除染工事が行なわれる段階で、
「芝生化工事」を併せての実施を行なっていこうと
いうのが組合の考え方としてありましたが、
雲行きが怪しくなってきました。
現状の放射線の計測値 平成25年7月16日現在
http://www.inkan-jk.or.jp/hiraoka/img/25-hiraoka-houshanou-.pdf
= = = = = = = = = =
▼ 参考 昨年10月に開催された「組合議会」での質疑より(抜粋)
http://www.inkan-jk.or.jp/kumiai/img/24.10-gikai-kaigiroku-.pdf
(議事録 P61 より抜粋)
〇6番(軍司俊紀君) 除染計画というものを、例えば
平岡自然公園で計画すべき、あるいは(計画策定を)
やったのかもしれませんが、それ(除染計画)についての
記載が決算書の中にはどこにもないので、どういう状況に
なっているのかを教えてください。
〇平岡自然公園事業推進課長( 君)
それでは、平岡自然公園の除染計画の質問だったと思うのですが、
平岡自然公園の中で比較的子供とか大人が利用する多目的広場に
つきましては、来年度平成25年度に予算要求をして土の入れかえを
計画したいと思います。
= = = = = = = = = =
何が起きているのか。
この件について担当者と何度か打合せを行なっていますが、
現状では「芝生化はすぐにはできない。」ということに
なりそうです。
なぜか? 国からの補助金をもらうと、除染工事を
行ないましたという実地確認点検を求められることがあり、
確認できないと「補助金の返還」の可能性が高いため。
=国の会計検査院の検査が工事完了後に入るようです。
(「求められて」当然とは、民間企業に勤務していた
私は思うのです。更に言えば、逆に求められなかった
時代というのは「何でもありありだった?」と考えると
暗澹たる気分になるのは私だけでしょうか。)
簡単にいえば、除染工事したら、環境省からは、
「しばらくそのままにしておきなさい。手を加えちゃだめよ。」
・・ということを言われたらしいのです。
だからといって、除染工事をお願いしたいといって手を上げ、
環境省に何度も説明をし、補助金が下りるという結果になった
以上、「やめます。」とはいえません。
平岡自然公園グランド入口
グランド南側から撮影
※ 除染工事と一体でグランドの芝生化ができれば、
組合の単独事業で1500万円でできるようですが、
グランドの場所については土壌が悪く、芝生が根付かない
可能性が高く、芝生化までには紆余曲折がありそうです。
環境整備事業組合として、今後どうするのか?
しっかりと注視していきます。
(除染工事はすすめないとならないと思っています。)
=== 頭抱えています。 ===
☆ 車の修理なんて、無理。
ため息しかでません。 私に怪我はなく、
単なる自損事故で、誰かを巻き込んだりの
事故ではないので。。。不幸中の幸いだとは
思いますが。。。めげます。
ぐんじとしのり
<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
→ ご意見はメールIDの * 部分を@に変えて、直接、お送りください。
【関連する記事】