2013年06月12日

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ぐんじ  「なぜ、内野小学校で事業を行うのですか?」
教育委員会「内野小学校は校内に無線LANが入っていますから。」
ぐんじ  「えっ?」
教育委員会「全国1位の賞品として設置してもらいました。」

 先週6日(木)に開催された予算審査常任委員会に先立ち
限られた時間内での予算審議は厳しいため、教育委員会に
話を聞きに行きました。

「インクルーシブ教育システム構築事業」

 前提条件として、なぜ内野小?の疑問から、会話を
続けました。

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 J−KIDS大賞 「印西市立内野小学校」
            平成25年2月2日

▼ 参考 
 J−KIDS大賞は、ホームページを保有する全国の小学校を
対象とした日本最大の小学校ホームページコンテストです。
2003年に始まり、2013年3月末で終了しました。

 印西市内の学校は今まで積極的にこのコンテストに
応募してきました。
(第1回〜第3回まで3年連続で「印西市立大森小学校」が
大賞をとっています。)
 
http://www.j-kids.org/archive/archive2003/selection/interview1.html
http://www.j-kids.org/archive/archive2004/hiroba/interview03.html
http://www.j-kids.org/archive/archive2005/hiroba/interview2005_01.html

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 職員室前に大きく「大賞」を掲示してあります。

全国20,741校中の1位です。
http://www.sompo-japan.co.jp/news/download/20130204_1.pdf

全国1位の内野小学校のHPです。
http://inzai.ed.jp/uchino-e/index.php?page_id=0

ぐんじ「なるほど、情報環境が整っているから内野小で事業に
   手を挙げて、国が認めて事業を行うというわけですね。」
教育委員会「そうです。」 

 文科省の初等中等教育局特別支援教育課が公募を行い、
印西市立内野小学校が応募し、
「インクルーシブ教育システム構築モデルスクール」
(全国48校)に選ばれました。

▼ 参考
  「インクルーシブ教育システム」とは

 障害のある児童・生徒に対する教育は、かつて「特殊教育」と
呼ばれ、障害の種別に対応した教育を行うことが主流でした。
 しかし最近では、障害の重複化とともに、発達障害など
軽度の障害も注目されるようになっています。
 そこで、グレーゾーンも含めて、一人ひとりに必要な支援は
何かという立場から教育を考えよう、ということで、
2006(平成18)年の学校教育法改正で「特別支援教育」に
改められています(実施は2007<平成19>年4月から)。
 また、2009年12月に発足した政府の「障がい者制度改革
推進本部」は、2010年6月に第1次意見をまとめ、
政府の基本的方向として閣議決定されました。

 そこで目標に掲げたのが「インクルーシブな社会の構築」であり、
そのための「インクルーシブ教育システム」です。
インクルーシブ(inclusive)とは、「含んだ、いっさいを入れた、
包括的な」という意味です。

 障害者だからといって排除されたり、単なる保護の対象として
扱われたりするだけでなく、健常者と同じ権利を持った主体として、
社会の一員に含まれるような「共生社会」を目指そうというものです。
その基となった障害者権利条約では、障害者の「自ら選択する
自由」が強調されています。

▼ 参考 
 平成25年度インクルーシブ教育システム構築事業の募集について(依頼)
https://www.pref.osaka.jp/attach/6686/00126127/01_h25inkurusibu_boshuu_kunituuti.pdf

 公募要領
https://www.pref.osaka.jp/attach/6686/00126127/06_h25inkurusibu_kouboyouryou.pdf

 = = = = = =

 今日11日(火)、議会では「建設経済常任委員会」が開催され、
私も傍聴に出かけました(常任委員会の傍聴議員は橋本議員と
山田議員のみ)が、夕方、内野小学校の松本教頭先生にお時間を
いただき、内野小学校の情報環境を現場で見せていただきました。

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  3階建ての建物に複数箇所のアクセスポイント(右上)

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  全教室と体育館で使える環境があります。
  (体育館内=「心」の左上にアクセスポイント)

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  事業を行う教室です。
 (全部で3教室で行います。「ことばの教室」「よつば」「くすのき」)

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  この教室で「事業」を行います。(「よつば」の教室内です。)

=== 補正予算の内容紹介(4) ===

☆ 教育研究指導費 補正額 4,001千円の増額

 内訳 インクルーシブ教育システム構築モデル事業
                    4,001千円
  4001千円の内訳(抜粋)
    消耗品費   971千円 教材開発用ソフト他
    備品購入費 2160千円 タブレットを購入
   ((24台(児童数)+3台(教員数))x80千円)
      = 備品購入に際しては一般競争入札。

 = 実際にここで事業を行うという現場を見せていただき、
また、「(タブレットを)普段遣いの文房具のようなものとして、
(特別支援学級に通う子どもたちであっても)どこに行っても、
みんなと同じ教育を受けられる」ことになればいいという
先生からの言葉をお聞きすることができました。
 
 事業が議会の議決を経た後に開始され、軌道にのるまでは
今後、ご苦労もあろうと思います−「校内検討委員会」(「特別
支援教育委員」)の意見も聞いていくようです。−が、しかし、
私もこの事業の目指すものを共に支え、見つめていくことが
できればと思います。(言葉を並べるだけではこの事業は、
わからないほど深いと感じています。)
 そして、よりよい成果をあげて、市内の他の学校に、
また印西市から全国に発信できればいいなと思っています。

 = = = = = = = = = = = =

  松本教頭先生に聞いてみました。

  もし、市内他の小学校で同じような環境を
 整えるとしたら、1校いくらくらいかかると思いますか?

 「100万〜150万?」

  印西市の子どもたちのために環境を整えることを
 考えられないのだろうか。

  私ももう少し勉強してみます。

=== ジョイフル本田 明日(6/12)休日です。 ===

☆ 明日6/12水曜日も棚卸のため、休業です。
 (以下、再掲します。)

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 告知の看板

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 ガソリンスタンド、ユニクロ、ココスなどは営業しているようです。
  
== 放射能/放射線関連情報 ==

☆ 印西市/市が実施した印西市産農産物の
               放射性物質検査結果

  6/3-6/7 計測 6品目(ヨウ素、セシウム検出なし)

 詳細、以下、URLご覧ください。
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1322558714785/index.html

 簡易型放射性物質分析機器を導入し、検査を実施。

☆ 印西市学校給食 放射性物質検査結果
 ≪木下小学校≫
  5品目検査 ヨウ素・セシウム検出 無
   すいか 千葉県、じゃがいも 千葉県
   玉ねぎ 千葉県、おかひじき 千葉県
   ねぎ 茨城県

  検査日:6月11日、食材使用日:6月12日他、 
  給食丸ごと検査:給食提供日:6月3日〜6月7日
  http://inzai.ed.jp/kyusyoku/index.php?key=josl8dwwp-131#_131

☆ 印西市/公立保育園(給食食材=放射線測定結果)
 検査日:6月11日、使用日:6月12日
 5品目検査(ヨウ素とセシウム 検出なし)
  さつまいも、さやえんどう
  人参、ほうれんそう 以上 千葉県産
  りんご 青森産

 以下、詳細をご覧ください。
 (高花、西の原、もとの保育園で使用)=>
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1325748891803/files/kourituhoikuenkyuushokushokuzainohoushanoubuttushitukensakettuka.pdf

  ぐんじとしのり 
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posted by ぐんじとしのり at 01:50| 千葉県印西市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする