2013年05月31日

(続)忘れてはなりません。

 2年前と比べて、そして去年と比べても
ニュースや新聞記事が「減ったな」と思って、
毎日過ごしています。
 
 放射能、放射線対策関連記事。
 
 1年以上、年末年始を除き、私のこのブログで
放射能、放射線に関する情報を毎日、何らかの記事を
見つけて、ご提示させていただいています。
 
 先週、ご紹介したい記事があったのですが、
毎日のブログの記載内容が長くなり、読んでいただく
皆様も読むのも疲れるだろうと思って、残しておいた
記事がありますので、今日のブログで紹介したいと
思います。

 = = = = = = = = =
 
☆ 毎日新聞 5月24日より

福島第1原発事故:国連報告書「福島県健康調査は不十分」
http://mainichi.jp/select/news/20130524k0000e040260000c.html

 東京電力福島第1原発事故による被ばく問題を調査していた
国連人権理事会の特別報告者、アナンド・グローバー氏の報告書が
24日明らかになった。福島県が実施する県民健康管理調査は
不十分として、内部被ばく検査を拡大するよう勧告。
被ばく線量が年間1ミリシーベルトを上回る地域は福島以外でも
政府が主体になって健康調査をするよう求めるなど、
政府や福島県に厳しい内容になっている。近く人権理事会に報告される。
(詳細は・・・上記URLへ)

▼ 参考/ 国連特別報告者アナンド・グローバー氏の
 国連人権理事会への報告書の暫定版が公開されました

http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-05d7.html

グローバー氏の勧告の骨子

<健康調査について>
・年間1ミリシーベルトを超える全地域を対象に
・尿や血液など内部被ばく検査の拡大
・検査データの当事者への開示
・原発労働者の調査と医療提供

<被ばく規制について>
・年間1ミリシーベルトの限度を順守
・特に子供の危険性に関する情報提供

<その他>
・「子ども・被災者生活支援法」の施策策定
・健康管理などの政策決定に関する住民参加
 
   ・・・・このような記載があります。
 
 = = = = = = = = = 

「ものごとを知る」ことは大事なことだと
私は、考えています。
 放射能、放射線については、目に見えるものでは
ありませんし、情報として知り、その上で、自らは
どうするかを判断していただければと思います。
 
 私は、今回の平成25年第2回定例会(6月)でも
放射線/放射能対応について、一般質問の通告を
させていただきました。以下で紹介します。

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
  
 平成25年第2回定例会(6月) 
 一般質問/個人質問 (一問一答)
 
4.印西市における放射線/放射能対応について
(1) 民有地の除染作業について現状は
 どのような状況か。
(2) 学校を含む文教施設や公園等の土壌検査は
 行わないのか。
(3) 環境省が現在行っている、放射性物質を
 含む焼却灰や汚泥の最終処分場の候補地の選定について、
 県庁で開催されたと聞く説明会に出席し、
 市当局として情報収集は行っているのか。
  
  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 回答を市の執行部からもらい、現状を知り、
今後について考えたいと思います。

 福島第一原発の事故から2年2ヶ月。
放射能物質は消えて、なくなってはいないこと。
 
 「慣れ」って、「すごいな」と思いながら、
私は毎日を過ごしています。

== 放射能/放射線関連情報 ==
☆ 印西市学校給食 放射性物質検査結果
 
≪本埜学校給食センター≫ 
 5品目検査
 牛乳 北海道・千葉県・茨城県・群馬県
 いわし 千葉県、大豆 千葉県
 ブロッコリー 千葉県、豚肉 千葉県
  ・・・ ヨウ素・セシウム検出 無

 検査日:5月30日、食材使用日:6月10日他、
 給食丸ごと検査:給食提供日:5月20日〜5月24日
 詳細は・・・
http://inzai.ed.jp/kyusyoku/index.php?key=josl8dwwp-131#_131 


  ぐんじとしのり 
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posted by ぐんじとしのり at 02:10| 放射線問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする