テーマに惹かれて聴講してきました。
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第15期 自治政策特別講座 ＜2013年＞
地域再生をめざす予算審議
―政策の選択と集中
第１講義 10:00-12:00
予算書はこう見る―歳出からみる自治体の姿
町田 敏彦 専修大学経済学部教授
予算審議で明らかにすべきことは、予算に
よってどのような地域生活を実現しようとしているのか、
首長や議会の姿勢である。歳出行為によって、
様々な社会福祉の実現や課題解決へ誘導的な政策を
提示することもある。歳出しないことによる意思表示も
できる。住民にもわかりやすい自治体の予算とは。
自治体の意思決定機関である議会の予算審議のために、
予算書の読み解き方を課題に。
今回は「歳出」に重点を置いて一から解説する。
第２講義 13:00-15:00
政策実現に職員を活かす ―住民の役に立つ公務員制度
太田 肇 同志社大学教授
スーパー公務員が地域社会を変える。職員の意識改革を
ともに行い、住民のためという目標が揺るがなければ
「自治体改革」は成功する。東日本大震災でも
公務員不足が復興の障害になっている。
予算審議での職員に関するこれまでの議論は
「給与・定数・懲罰」であった。これからの公務員制度改革、
組織の中で人を活かす制度設計は難しい。
各自治体で人事制度はどうあるべきか検討するために
豊富な事例を交えて解説する。
第３講義 15:10-17:10
政策の選択と集中はどう行う ―財政規律と条例づくり
西寺 雅也 名古屋学院大学教授
国の赤字国債問題を議論するとき、「財政規律」が問われる。
自治体財政における「財政規律」とはなにか。
条例によって厳しい財政規律を定めた多治見市の元市長が、
自治体財政を律する条例について解説。また、総合計画と
予算・決算の関係を明らかにしながら政策の選択と
予算の集中はどのようにあるべきか、市民参加での
行政改革とはなにかを明らかにする。
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（１）予算書はこう見る―歳出からみる自治体の姿
資料に従っての講義でしたが、説明が決して
上手とはいえず、どこを説明しているかわかりづらい。
しかし、資料はまとまっていたので、予算審議に
生かせるところはあるのかなと考えています。
＝ 民生費の動向を中心に、自治体の独自性を
どこに出すのかという視点。
＝ 自治体の福祉関係費の新たな政策領域
・・・この部分は特に18日から始まる定例議会で
確認していく重要な部分だと感じています。
（２）政策実現に職員を活かす
―住民の役に立つ公務員制度
今までにない面白い講義でした。
パワーポイントを使い、「公務員改革」論議に
欠けているものは何か？から始まり、職員をどういかして
市民のために働いてもらうのかという視点での説明であり
聞いていて。「意識啓発セミナー」のように感じて
いました。
ＣＳ(顧客満足）からはじまり、ＥＳ(従業員満足）へ
市役所も同じだ・・・・とのことです。
（３）政策の選択と集中はどう行う
―財政規律と条例づくり
何度か、西寺氏の講義はお聞きして、かつては
視察に多治見市までお邪魔して、市長室でお話を
お聞きしたこともあります。西寺節は健在でした。
どちらかというと雑談も多かったように感じますが
それでも「総合計画」と「基本構想」｢基本計画」
「実施計画」の重要性や今後少子高齢化が進む中での
「財政」をどのように考えるか？また、「財政規律」を
保つためには何をすべきか、充実の講演でした。
・・・ 今日の３つの講義をまとめ、平成25年度の
当初予算の審議に役立てていきます。
（今回、私は予算委員会の委員として印西市の
当初予算の審議に関わって行く予定です。
＝正式には議会初日に決定します。＝2/18月）
＝＝ 放射能／放射線関連情報 ＝＝
☆ 印西市ＨＰより
印西市農地土壌の放射性物質濃度測定結果
市では、印西市産農産物に係る農地土壌の
放射性物質測定として、農地の汚染状況の確認や
農産物を栽培する上での参考としていただくために、
市内農地土壌の放射性物質測定を行っています。
現在、農地土壌に関して、放射性物質測定結果に
対する基準値や規制値はございません。
他市町村等との比較や、農業者の方が農業経営を
行う上での参考としてご利用ください。
＊ 詳細は以下からご覧ください
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1340758179201/index.html
ぐんじとしのり
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