「放射能を含む高濃度焼却灰」の「一時保管場所」の
視察を希望する市議会議員全員で行ってきました。
(市議会議員23人中19名参加=議長含む
欠席:小川勇、国嶋、山本、斉藤(敬称略))
「手賀沼流域下水道終末処理場」
場内の状況/保管場所「概観」
(左側奥に松戸市の焼却灰。その手前に柏市、一番手前は
まだ搬入されていません。写真から見える場所では5棟の
倉庫があり、写真からは見えませんが松戸市の向かい側の
保管場所に流山市の焼却灰が保管されています。)
この地点で放射線量を計測してみました。
(計測値は0.05μSV/hを指していますが、この周辺は
おおむね0.05-0.08μSV/hでした。)
倉庫の入口(松戸市の焼却灰を保管している入口です。)
倉庫の内部の様子
(フレコンパックを2段重ねでおいていくとのこと。)
近づいてみました
(フレコンバッグには、管理番号、封入日、
内容物(飛灰固化物 焼却)、重量
形体(性状)、放射性物質濃度 が記載された
タグが添付されています。)
放射能測定器をフレコンパックに近づけました。
(計測値は2.12μSV/hを指しています。)
この場所から10メートルほど離れて計測
(計測値は0.24μSV/hを指しています。)
☆ 参考
(1)汚染焼却灰搬入量
12月21日〜1月31日
搬入量−フレコン数ー搬入日数ー搬入台数
松戸市 51.97t-85体-10日-17台
柏市 45.91t-65体-10日-20台
流山市 79.91t-108体-14日-27台
合計 177.79t-258体-34日-64台
(2)一時保管場所について
倉庫15箇所設置予定(現在7箇所完成)
この倉庫を金属の囲いで囲い、さらに
その囲いの内側すぐの場所を大型土嚢で遮蔽
(後述=写真添付)
(3)周辺の空間放射線量について
一時保管場所から、手賀川を隔てた場所や
手賀川に架かる橋のたもとで計測しているが
空間線量としては以下のとおり
H24.11.20搬入前
手賀川を隔てた場所 0.10μSV/h
手賀川に架かる橋のたもと 0.17μSV/h
H24.12.27搬入直後
手賀川を隔てた場所 0.09μSV/h
手賀川に架かる橋のたもと 0.17μSV/h
H25.1.24搬入1ヵ月後
手賀川を隔てた場所 0.10μSV/h
手賀川に架かる橋のたもと 0.14μSV/h
☆ 印西市議に配布された資料
▼(平成25年1月分)放射性物質を含むごみ焼却灰の
一時保管に係る空間線量の測定結果について
http://www.pref.chiba.lg.jp/shigen/siteihaiki/2012/ichijihokan201301.html
▼ 計測場所=一時保管場所 空間線量測定箇所
http://www.pref.chiba.lg.jp/shigen/siteihaiki/documents/sokuteikasyo.pdf
(参考) 上の写真は空間線量測定箇所@「内側」の写真です。
(@の計測場所は遮蔽物(大型土嚢)と
金属囲いの外で計測されています。)
@〜Bについては金属囲いの外で計測されています。
・・・ 一時保管の期限=搬出期限がH27.3末までで
あることは厳守してほしい旨の確認が「発作下町内会」
から提出されているとともに、「指定廃棄物の
最終処分場の確保に係る緊急要望」を1月29日付けで
石原環境大臣に提出しているのが現状です。
以下、再掲・・・・
== 放射能/放射線関連情報 ==
* 印西市HPより 2013年1月29日
「指定廃棄物の最終処分場の確保に関する
国への緊急要望について」
福島第一原子力発電所において発生した事故に
伴い、焼却灰を手賀沼流域下水道終末処理場の
一時保管場所に搬出している東葛3市長(松戸市、柏市、
流山市)と所在地2市長(我孫子市、印西市)の
5市長連名で、1月29日、国に対し、以下のとおり
要望書を提出しました。
緊急要望(491KB)(PDF文書)
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1359501815525/files/kinnkyuuyoubou.pdf
ぐんじとしのり
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