初日の昨日(9/4)と今日(9/5)まで、5人の
議員からの質問に対して、板倉市長の答弁としては
明らかな「答弁拒否」と見えるものもあり、
「大丈夫なんだろうか?」不安を抱きました。
しかし、問題の所在はそれだけでなく、以前から
私のこのブログで指摘している「放射能を含む焼却灰」に
ついての同僚議員からの質問には、いつのまにやら
=「県との協議を進める旨の回答を行っています。
このブログでなんどか、記載していますが、板倉市長は
「絶対に認めないスタンス」だったと思いますが、
このように変わったのはなぜなんでしょうか。
(説明がありません。)
そのような中、今日、以前から懸案事項となっている
放射性物質を含む焼却灰を千葉県が、「手賀沼流域
下水道終末処理場」にもちこむことを提案している
案件で大きな動きがありました。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
* 朝日新聞 8/16
千葉県「実害があれば責任を取る」
このような記事が掲載され、最後に一文として、
「手続き上、両氏の同意・許可はいらないため、
10月」の完成に向けた準備を進めているという。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
・・・・今日(9/5)から工事が始まったと
聞いています。しかし、安全対策は充分に
寝られているのでしょうか。
☆ 毎日新聞より (2012年09月04日 地方版)
東日本大震災:焼却灰保管問題 手賀沼一時保管
県と印西市の協議、我孫子市が同席要望 /千葉
県が放射性セシウムに汚染された焼却灰の一時保管場所を
手賀沼終末処理場(我孫子・印西市境)に決定した問題で、
我孫子市が、今後開催される県と印西市の協議に同席できるよう
同市に申し入れたことが3日、わかった。
我孫子市は県の計画に強硬に反発していた姿勢を
軟化させた格好。県と印西市の歩み寄りに危機感を抱き、
複数の保管場所確保など市の要望が事実上無視されたまま、
施設の建設だけが着々と進むのは避けたいと判断した。
我孫子市は現在、印西市とは対照的に県と事務レベルの
連絡すらない状況。県の担当者は毎日新聞の取材に対し、
「県としては従前からの我孫子、印西の両市と協議を
進めたいという姿勢に変わりなく、事実であれば前向きに
対応したい」と述べ、我孫子市の協議参加を歓迎する意向を
示した。しかし、我孫子市側は協議の参加について
「(一時保管場所の)受け入れが前提ではない」と
強調しており、問題の先行きはなお不透明だ。
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市民から。。。。手賀沼流域下水道終末処理場に
対する不安の声が届いているので、ご紹介します。(抜粋)
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みなさん忘れている危険性がもう一つあります。
それは大地震に伴う河川を遡上する津波の存在です。
手賀沼終末処理場は利根川ほとりです。
大利根川が堤防決壊したら、処理場も水の中です。
そのときドラムカンがどうなるかは、3.11で
証明されていますよね。
そんな危険な場所に保管するということは、
周辺住民を虐殺することです。
そして灰が流れ出た一帯は福島並みの危険地帯です。
そして乾燥すれば強風にのって千葉ニュータウンを汚染します。
茨城沖、千葉東方沖を震源とする巨大地震はいつでも
おこりえます。
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。。。忘れては困るのですが、今回の定例議会で
以下のような請願が出ています。
24−7 印西市が、手賀沼終末処理場での汚染焼却灰
の一時保管施設の建設に対して、「許可しない」ことを
求める請願
・・・板倉市長は「市民目線」の政治を行うと公約されて
いますので、22町内会から・2団体からのこの請願の
趣旨としては通った後はいいと思います。
>> 焼却灰の処理については、今後とも情報収集して
みなさまにご提示してまいります。
== 印西地区環境整備事業組合より ==
【(速報)放射能量測定結果
印西地区環境整備事業組合】* 9/4発表
8/20(試料採取)/8/21(試料測定)
放射性セシウム(CS134+CS137)
主灰 614 Bg/Kg
飛灰 2370 Bg/Kg
(放射性ヨウ素は不検出)
= 基準値8000Bg/Kgは下回っています。
== 放射能/放射線対策について ==
☆ 印西市/積算放射線量の測定結果 (H23.10.1〜H24.8.31)
幼稚園、保育園(私立含む)、小・中学校等における測定結果
以下HPにて詳細をご覧ください =>
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1318823781274/index.html
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1318823781274/files/2.pdf
☆ 印西市/印西市産「クリ」の出荷自粛について
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1346832744977/index.html
9月5日に「クリ」の放射性物質にかかる精密検査の要否判断のための
測定検査を行ったところ、放射性セシウムが98.9ベクレル/kg検出されました。
このため、「クリ」については県の精密検査の結果が判明するまで
(検査予定9月7日)は、自主的に出荷を控えるようお願いいたします
ぐんじとしのり
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