2012年07月12日

命のバトン

「パンダの赤ちゃん死ぬ」 自宅で仕事をしていたら
ニュース速報でこのニュースが入ってきました。
そして、ツイッターでも、そのニュースを悲しむ声が
多く見られました。

「死んじゃったんだ。」私は思いながら、ふと2−3
思い浮かんだことがあり、ブログに記載しようと
考え、書き綴っています。

(1)毎日新聞記事より・・・・2012年07月11日 20時56分

 大津・中2自殺:学校と市教委を捜索 
             いじめ巡り滋賀県警

 大津市で昨年10月、いじめを受けていた市立中学2年の
男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、滋賀県警は11日、
学校関係者らの事情聴取を始めるなど本格捜査に着手し、
学校と市役所に家宅捜索に入る強制捜査に踏み切った。

 県警によると、大津署に11日、県警少年課など25人体制の
専従捜査班を設置。関係者の事情聴取を開始するとともに、
午後7時20分ごろ、自殺した男子生徒に対する同級生3人
(当時13、14歳)の暴行容疑で、捜査員24人が男子生徒が
通っていた大津市の中学校と市役所内の市教委事務局に
家宅捜索に入った。

 強制捜査の理由について、県警生活安全部の
満重昭男部長は「何があったのか、自殺を未然に
防げなかった原因は何かなど、事実や原因を徹底的に
究明すべきだと考えた」とのコメントを出した。

 生徒の自殺後、学校が全校生徒に実施したアンケートでは、
「トイレの中で暴行を受けていた」「死んだ蜂を
食べさせられそうになっていた」「お金を脅し取られた」など、
男子生徒が受けたいじめの情報が寄せられていた。【村瀬優子】

 ・・・ 最低の対応を大津市はしているなと思いますが、
  仮に印西市で同じようなことが起こってしまったとしたら、
  批判されないような対応を市役所では間違いなく実践できるの
  でしょうか? そもそも、自殺以前の問題把握は
  充分なのだろうか? ふと心配が頭をよぎりました。
  絶対にあってはならない話です。私は批判をする側でなく、
  当事者としてしっかりと調査をし、予防策を講じていきます。
   
(2)「命の授業」
 同じようなタイトルの話はいくつかあるようですが、私が
パンダの話を聞いて、すぐに思い浮かんだのは以下の話です。

「平成2年〜4年にかけて、大阪北部の小学校で、
豚の飼育を通して教育を考え、命を見なおそうとした
実践が展開され、話題となった。教育の現場で「命」を
どのように教えることができるのか、経験させることが
できるか―。」

答えを求め続けた900日間。
食用にする目的で、ブタを飼って育てる話です。
ところが、育てているうちに、子どもたちはブタに情が移り、
いざ食用にしようとすると、反対する者が続出。涙、涙で、
収拾がつかなくなる。

 ・・・ テレビで紹介され、映画にもなったと思います。
  可哀相だからこれからも飼おう、という選択。
  お肉にしてしまうのが豚の運命、という選択。

  いずれにしても「命」について考えるきっかけになるのでは
  ないでしょうか。

そして。。。最後に

(3)友人の文章をご紹介したいと思います。
 
  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

「産まれる」ということに興味津々だった四歳息子。

 その興味は自然に「死ぬ」ということに移って
行きました。興味というよりは、なんだかよく分からないから
怖くて仕方がないという感じ。

「死ぬってなあに?」
「死んだらどこにいくの?」
「おもちゃで遊べなくなるの?」
「ごはんやおやつは食べらなくなるの?」
「会えなくなるの?」
 
... 疑問は山ほど、次から次へと止まらない。
だんだん涙も溢れてくる。それを手のひらで右へ左へぬぐう。
もう泣くのは恥ずかしいと思っている年頃。
必死にこらえるから顔がくしゃくしゃになる。

 言葉をどんなに重ねても、安心させてあげることは
できないだろうなと思いながらも
「かーさんも死んだことがないからよく分からないんだけどね」
「死んだ後も楽しいことがいっぱいあると思うんだよね」
「高いところから何でも見えるかもしれないよ」
「じゃあ、命のバトンのことを話すね」
抱き寄せて、背中をゆっくり撫でながら静かに話す。
それでもみんな死ぬのは怖いんだよ、って。

 こんなときも、肌の温もりや手のひらの温かさが
助けてくれる。触れられることなくして子どもは
育たないという言葉をぼんやりと思い出す。

 腕のなかで緊張が緩むのとほぼ同時に、
すぅすぅと寝息が聞こえてきてホッとする。

 交代するかのように、今度は私が落ち着かなくなる。
息子との別れの日を想う。
いつどんなかたちになるのかは分からないけれど、
いつかは必ず来るその日。

 あぁ、ホントだ。
いやだ、そんなのいやだ、って泣きたくなるねぇ。

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 
 名文だなと思います。泣けてきます。。。
 
 彼女に育てられた息子さんはどのように育つのでしょう。
きっと命の重さを知った、人の心の痛みがわかる
優しい人に育つのではないでしょうか。


 「パンダの赤ちゃん、死んじゃったね。」で終わらせるのは
簡単かもしれません。しかし、子どもたちには酷なようですけど、
「死ぬ」とはどう言うことか、「生きていく」ってどう言うこと
なのかをこの機会にやさしき教えることはできないのでしょうか。
子ども達は泣くかもしれませんけど。命の大切さを教える。
 
そんなことを、ふと思った今日(7/10)でした。

  
 == お問い合わせをいただきました。 ==

今日午後、市役所と中央保健センターに行きました。

お問い合わせをいただきました。

「イオン前マンション1Fの空き店舗に医療モール計画中の
貼り紙あるのですが、何かご存知ですか?」

K3330103.JPG
  NT中央駅北口そばのロータリから「サンクタス」

K3330101.JPG
 「サンクタス」の1階の表示です。

 市役所の担当に確認しました。
 
(1)この場所で募集していることはご存知なかったようです。
(2)診療所等がオープンするときには、地元自治体ということで
 担当に挨拶に来るようです。
(3)開業の際には、地元医師会、歯科医師会に加入等で
 挨拶をされ、その後に印西市に連絡が来るようです。

 ・・・このような流れで印西市は新しい医療施設が
  できることを把握するようです。

  写真をとっているときに、3人ほどの方が
「現地案内」の方と「医療モール」から出てくるのを
 みかけました。。。
  診療所ができればいいですね。期待して待っていましょう。
 (駐車場はない?) 
 
 == 放射能/放射線対策について == 

(1)印西市環境整備事業組合より
  組合議員へのFAXが送付されてきました。
 「速報」で各位に提示します。
  印西クリーンセンター焼却灰の放射線量について

  7/11本日発表
  7/2(試料採取)/7/3(試料測定)
  放射性セシウム(CS134+CS137)
   主灰 1330 Bg/Kg 飛灰 3360 Bg/Kg
 (放射性ヨウ素は不検出)= 基準値8000Bg/Kgは下回ってます

(2)印西市HPより
 @ 大気中放射線量簡易測定場所 測定地点図
  印西市内の幼稚園、保育園、小学校、中学校 、公園、
  児童遊園等での大気中放射線量簡易測定場所の測定地点図を
  作成致しました。 
   <・・・以下、URLより簡易測定結果と共にご覧ください。
      (6/27-7/10分)

http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1328511811492/index.html

 A 水道水における放射線量の測定結果(7月9日更新)本日発表
  放射性セシウム及び放射性ヨウ素の測定値はいずれも、
 原子力安全委員会が定めた飲食物制限に関する指標値及び
 厚生労働省が示した食品衛生法に基づく暫定的な指標値を
 下回っております。

http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1300836102559/index.html

 ** 参考 印西市内の水道供給 ** 
  以前、このブログで紹介したものの再掲です。

 ■ 千葉NTエリア ・・・ 千葉県水道局

 ■ 市営水道エリア ・・・ 印西市市営水道
    「印西地区水道事業」と「印旛地区水道事業」
  (この二つの地区では、北総浄水場の浄水が
 約97%で深井戸水が約3%の水道水を
 配水しています。)
  
 ■ 長門川水道企業団 ・・・ 本埜地区の一部
   (http://www.nagatogawa.jp/index.html

 ■ その他・・・
    印西市の農家地区では自宅に井戸が
    今でも一般的です。


 ぐんじとしのり 
    <メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
 → IDは * 部分を@に変えて、コメント欄に書けない
   内容は直接、お送りください。












 
posted by ぐんじとしのり at 02:15| Comment(2) | 千葉県印西市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
命のバトン、とても良い話しでした。

細かいですが、サンタクスではなく、サンクタスです。
Posted by 匿名 at 2012年07月12日 12:16
間違えました!ありがとうございます。お詫びして、訂正を行います。申し訳ありません。
助かりました。引き続きよろしくお願いいたします。
Posted by ぐんじとしのり(本人) at 2012年07月12日 20:57
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: