常任委員会」が開催され、2つの議案と1つの
請願が審査されました。
今日のブログでは、以前から皆様よりご質問を
いただいていたのですが、ほとんどブログに書いて
こなかった「学童保育」について、議案もあったので、
その内容のご紹介をあわせて、記載します。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
今日の学童保育に関する議案
【議案第4号】(結果=賛成多数で可決)
「印西市立学童クラブの設置及び管理に関する条例
(平成17年条例第22号)の一部を改正する条例の
制定について」
改正の要旨
「印西市立小倉台第2学童クラブ」の名称及び
位置を加えるもの
改正の理由
「印西市立小倉台第2学童クラブ」を新設し、
平成24年9月1日から供用を開始するため。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
(この議案の背景)
今回の学童保育の設置については、今後の小倉台小学校の
児童数の増加を見込んでの措置です。
以前に小倉台小学校区の方、数名から何点かご質問を
いただきましたので、まとめて「背景」として
記述します。
質問/「拡張でなく、なぜ二つの学童をつくるような
流れになっているのか?」
回答/ 大規模な学童保育施設の解消を、国や県の
ガイドラインに従い行なっているため。
このガイドラインに従わなければ、補助金が減らされ、
運営が厳しくなる。
質問/「なぜ、適正な人数を40人として考えているか。」
回答/ 80人でも運営できないわけではないが千葉県では
40名程度を推奨している。
もちろん、種々の事情で定員を大幅に超える80人以上
でも指導員の適正な人員配置をするで運営ができないことは
ないが、指導員が増えたからといって、その指導員は
決まった人間を見るわけではなく、増えた人数分だけ
全員を見なくてはならないため、負担も大きくなるので、
国や県は事故をさけるために、分割することを推奨している。
つまり、仮に2人の指導員で40人というのは、一人の指導員が
40人見る。2人の指導員それぞれが40人全員を見る考え方。
4人の指導員で80人というのは、一人の指導員が80人見る。
4人の指導員が全員80人全てを見る。。。。という考え方になる。
どちらがいいのかというと、国や県は2人指導員40人を
ふたつくるほうを推奨。なぜなら、細やかな対応ができると
考えているため。
・・・> このような背景があり、第2学童という考え方に
なった。(ちなみに印西市では他に内野、原、小林で
第2学童があります。)
= = = = = = =
(委員会でのぐんじとしのりからの質疑)
1.小倉台学童の現状は?どこの地区の子どもたちが
何人通っているのですか?
回答 = 小倉台1丁目〜4丁目 45名
中央北 2名
中央南 12名
戸神台2丁目 19名
武西学園台 1名 【合計79名】
2。第二学童が出来れば、木刈地区からも受入れが可能か?
(木刈地区では「(学童保育の)待機」が発生している)
回答 = 考えている。
* 詳細に後述します。
3。新しく第2学童が出来る場所は「採光」がよくないと
以前から(小倉台地区の保護者から)話を聞いているが、
4月の時点での話は「教育総務部、財政課とも話し合いを
したが、現在のところしかないのでは?という結論になった」
とのことを聞いた?現状は?
回答 = 移動したいのはヤマヤマだが、予算が作れなかった。
継続して探していくつもりはある。
4.第2が出来た時点での学年わり、地区割りについては
4月時点の話では、「保護者が行うとのことだった」が、
現状はどうなっているのか?市役所は主導しなかったのか?
回答 = 市役所から提案を参考までにしたが、保護者の間で
話し合ったと聞いている。正式には23日の保護者の総会で
決まるようです。
5.指導員の待遇は第1、第2とも変わらないのか?
回答 = 第1で働いている方に第2に移ってもらう。
** 平成24年度印西市立学童クラブ申込み状況 **
(括弧内は現在の入所児童数)
若干名の入所が可能という学童クラブ
・・・ 原山(28)木下(44)内野(31)
内野第2(30)原(25)
原第2(30)平賀(29)永治(7)
入所不可(「待機が発生中」)
・・・ 木刈(43)小倉台(79)西の原(55)
高花(48)大森(47)いには野(49)
滝野(81)
直接たずねて欲しい
・・・ 小林(38)小林第2(15)
・・・> ご紹介した状況をご覧いただくとわかるとおり、
小倉台学童が分割されると、滝野学童の入所児童数が
突出することになります。印西市では夏休みの対応の
ために滝野小にあるミーティングルームを活用して、
臨時の非常勤職員を雇用して乗り切りたいとして
いますが、小手先の対応ではなく、抜本的に
解決を図ってほしいと思います。
(滝野の学童保育問題については別途皆様に
レポートする予定です。)
== 放射能/放射線対策について ==
(= ぐんじとしのり 一般質問 Q&A(10)=)
1.印西市における放射線/放射能対応について
4月26日に「印西市放射性物質除染実施計画
(以下、除染実施計画と言う)」が発表され、今後
この除染実施計画に基づき、除染作業が行われて
いくことになると思いますが、「除染実施計画」に
ついては除染の実施に特化した計画であり、印西市に
おいて、今後、放射線/放射能に対してどのように
取り組んでいくのかが、まとまって読み取れない。
そこで、放射線/放射能対策について、以下を問う。
(1)食物安全に関して印西市はどのように取り組むか。
飲食物を通じた放射性物質の摂取は、長時間にわたり、
身体にもっとも深刻な影響を与え続ける経路となります。
印西市でも給食の食材それぞれについて、計測を行なって
いますが、給食1食分の全ての放射線物質の測定を
定期的に計測し、公表すべきではないかと考えるがどうか。
【回答/教育部長】
給食まるごと検査については、子供たちが食べた後に
検査結果がでること、放射性物質が検出された場合、
どの食材から検出されたのかわからないことなどから、
食材の事前検査を優先して行っているため、現在、
実施していません。しかしながら,給食全体での
放射性物質の量を知りたいという保護者の声も伺って
いますので、現在行っている事前検査から、食材の
安定的な安全性がほぼ確認できた段階で、定期的に
測定する方向で,検討して参りたいと考えています。
(ぐんじとしのりから再質問)
給食まるごと検査を,いつごろから実施する予定か。
【回答/教育部長】
本年の9月中旬ごろから,実施して参りたいと考えております。
(ぐんじとしのりから再質問)
給食まるごと検査の検出下限値をできるだけ下げられないか。
【回答/教育部長】計測時間の調整や、計測する給食の重量を、
できるだけ増やす工夫などに努めながら、対応して参りたいと
考えております。
(ぐんじとしのりから皆様へ)
・・・・参考までにということで、以下を議会で紹介しました。
「習志野市では、現在実施しています学校給食食材の
事前モニタリング検査に加え、平成24年4月23日(月)
給食分から、給食1食分まるごと検査をはじめました。
習志野市では、検出下限値を(1キログラムあたり10ベクレル)を
超えないこととしています。
>> 印西市でも出来る限り、低く設定してほしい。
(ぐんじとしのりから再質問)
給食で出されている牛乳の放射能検査は行わないのか。
【回答/教育部長】 給食で出されている牛乳の放射能検査に
ついては、製造元の雪印メグミルク株式会社で測定していて、
安全性を確認していますが、今後、食材の一つとして測定する
方向で検討して参りたいと考えいます。
・・・ まだまだ給食問題については、聞きたいことも
ありましたが、時間切れでここまでの質疑となりました。
定例議会が開催されているときだけでなく、放射線対応に
ついてはいつでもお気軽にご相談ください。
ぐんじとしのり
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