2012年05月24日

東京都板橋区

今日(23日)はいい天気でした。
日中は上着がいらないほど、暑くなってきました。

来週火曜日(29日)から定例市議会が始まります。

私の今回の一般質問の一つである「グループ型小規模保育
(家庭的保育事業)の運営と管理について」は、このブログで
繰り返しご紹介していますが、

(一般質問)2.グループ型小規模保育(家庭的保育事業)の
  運営と管理について
  http://togu.seesaa.net/archives/20120516-1.html

この質問の大前提となる「子育て支援」について、
東京都板橋区に市議会会派「市民オンブズの会」として、
一人での視察に行ってきました。
(当初は、友人の都議を通じて、板橋区の区議を
紹介−おなだか勝区議−してもらい、視察ではなく
軽い気持ちで情報の収集を行うつもりだったのですが、
たいそうな視察となってしまいました。)

* おなだか区議のHP http://onamasa.com/
 
お聞きしたかった内容は、簡単に書けば、

・ 子育て支援策
・ 待機児童対策
・ 家庭福祉員延長保育を実施するための
 非常勤職員の配置と採用について

         ・・・というものでした。
 
非常に貴重な時間を私一人のために、3人の区職員の
方々とおなだか区議、そして議会事務局の担当に
付き添っていただいたことに恐縮し、感謝しています。
 
非常に有意義な時間を過ごし、勉強することが
できました。(13時30分〜15時15分)
  
お会いした担当者
子ども家庭部 保育サービス課長 平岩様
       待機児対策担当課長 河野様
       子ども政策課課長 永野様
+ 民主党板橋区総支部幹事長 のおなだか区議

いただいた資料
「ほいくじょうほう 2012年版」 全62ページ
「いたばし子育て情報ブック」 全80ページ
 ・・ この2冊の資料は非常に勉強になります。
  同じような資料が印西市にありますが、
  板橋区の資料をベースに改訂提案をしていきます。
 
(1)家庭福祉員制度について
 レジメ(運営要綱)を参考にしながら、板橋区の
 家庭福祉員の歴史と現状、今後をお聞きしました。

 東京都板橋区
  0-5歳 24123人 4/1現在 人口比 4.6%

 そもそも家庭福祉員制度は昭和57年から同様の制度が始まり、
 待機児童解消という目的で始まったものではないとのこと。
  
 家庭福祉員(保育ママに相当) 
  自宅開放 49名
  ベビールーム運営 27名 
   =ベビールームでは76人を現在、託児されている。
  −家庭福祉員全体での定員は230名

 ベビールームは直営2軒、賃貸3件、区分所有2件

 家庭福祉員は自宅でできるかた、できない方という
 わりふりがあるようで、できないかたはベビールームへと
 流れのよう。

 保育を頼む人と家庭福祉員は直接契約。
(保育園の申し込みと福祉員への申し込みは同時に行なう
 人が多いそうです。)
 家庭福祉員は個人事業主のようなもの。
 板橋区は家庭福祉員を紹介し、苦情申し立ては
 受けるとのこと。また、家庭福祉員へのフォローも
 区の巡回指導員により行っている。
 (概ね2月に1回程度は巡回)
 
(2)待機児童対策について
* 待機児童数
 平成24年度 342名 =東京都への報告数
 平成23年度 341名 
   待機児童数は昨年比+1名

 ただし、平成23年度については、平成22年度の
 数値461名に対して、保育の定員増182名を実施

 内訳 民営化1箇所整備(11名)
     =都営住宅内設置の保育園建て替えに伴う民営化
    認証保育所2箇所整備(80名)
    板橋保育ルーム1箇所整備(20名)
    定期保育事業2箇所整備(25名)
    その他(改修等46名)

 −待機児童対策について
  @ 各種保育施設の活用
    −認証保育所の開設
    −開設年数に期限を設けた保育園の設置
  A 区施設等の有効利用
    −区空き施設の活用
    −区有地の活用
    −区立保育園の民営化
    −新たな保育サービスの実施

(3)在宅の子育て支援の充実
 児童館の活用  38館中10館で実施
 児童館を乳幼児の専門館にする考えもある。

 誰でも彼でも保育園にという考え方ではなく、
子育ての不安を和らげるために、孤立した子育てを
なくし、仲間を作ってもらい在宅での子育てを行う
施策の充実を図る。

−プレママ&パパ講座
−赤ちゃん出会いのひろば
−ファミリーサポートセンター

(ぐんじとしのりから みなさまへ)
 板橋区は、高島平団地を抱え、URや東京都公社が
賃貸住宅を多数抱えているため、子育て世代が多い
自治体だと思っていました。
 実際に、待機児童も多くいる中で、以前より
「ベビールーム」事業を行い、印西市でもURの
賃貸住宅でグループ型小規模保育(家庭的保育事業)を
行おうとしている現在、勉強になるだろうと考え、
友人の都議に間に入ってもらい、今日に至りました。
 板橋区が行っている事業内容は、非常に勉強になりました。
しかし、一点私の中での大きな勘違いがありました。
それは・・・高島平団地です。今、同団地で問題と
なっているのは「高齢化」だそうです。
 改めて、高齢化についてはどのような施策が
あるのかを板橋区で勉強させていただこうと思っています。
  
== 放射能/放射線対策について == 

* 印西市HPより
 大気中放射線量簡易測定場所 測定地点図

印西市内の幼稚園、保育園、小学校、中学校 、公園、
児童遊園等での大気中放射線量簡易測定場所の
測定地点図を作成致しました。(以下、略)

  −−−−−−−−−−−−

詳細は以下のHPからアクセスください。

http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1328511811492/index.html



 ぐんじとしのり 
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posted by ぐんじとしのり at 02:07| Comment(0) | 子育て支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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