終了後、午後からは白井市役所へ行ってきました。
(2月末に、「白井子どもの放射線問題を考える会」
から、白井市に対して要望書を出しました。
その回答が3月に会に届き、この内容をもとに
白井市の職員を呼んで対市意見交換会を行うとの
連絡を受けました。今後、印西市の放射線対策にも
充分に役立つと考え、傍聴に行くことにしました。)
意見交換会のヒトコマ(参加者は8名+子ども多数)
「白井子どもの放射線問題を考える会」が
白井市に提出した要望書の内容 ・・・
(以下に白井市の回答は記載しません。)
1.外部被爆
ア 公園で遊具を使って遊ぶのは子どもです。子どもへの
影響低減のため、公園も保育園や小中学校同様、地表5cmで
0.23μSV/h未満となることを目指す対象としてください。
イ 土壌の取り扱いは重機や業者を使わなくても可能です。
ただし、一般市民に協力を求める場合には、事前にきちんと
講習をうけてもらい、万全の態勢で作業ができるようにして
ください。でないと市民をいたずらに被爆させることに
なります。
ウ 学校などの校庭清掃に保護者の協力を求める場合は
除染の講習はもちろん、妊婦や幼児の参加は控えるよう
徹底してください。
2.内部被爆
ア 放射線を体内に取り込まないように、外出時マスクの
着用を広報しろいやホームページのトップページへ
掲載するとともに、学校や保育園経由で徹底してください。
イ 飲食物を通じた放射性物質の摂取は、長時間にわたり、
身体にもっとも深刻な影響を与え続ける経路となります。
ドイツ放射線防護協会は、子どもは1品目4ベクレル
以下としています。給食食材の検出限界基準値の設定を
極力低く設定し、全給食食材を調べてください。
あるいは1品目4ベクレル以下として全食品のトータルでも
いいです。
ウ イに加え、給食1食分の全ての放射線物質の測定を
定期的にお願いします。小中学校や保育園のその日の給食を
まるごとミキサーにかけ、配膳前に測定し公表して下さい。
エ 子どもの健康追跡調査(尿検査やホールボディカウンター
による測定)を開始してください。
3.情報公開と周知
ア 広報しろいに、必ず毎号放射能対策や現状についての
記事を掲載し、放射線対策・現状報告などのコーナーを
設けてください。
4.その他
ア 放射性物質は放射性セシウムだけではありません。
他の核種の測定・除染も行なってください。
イ 敷地内一時保管を推奨せずに、構成の人々からも
汚染土壌を隔離できる方法を採用してください。
・・・ 同じ内容を印西市に提出したら、どのような回答が
得られるのでしょうか。印西市民が望んでいることは
白井市と同じ内容なのでしょうか?
また、現在まだ「環境省」と「調整中」の「除染実施計画」と
要望を提出した場合にはどのように絡めて、印西市の
放射線対策を練っていくのか? 私自身は、今後も
印西市の市民団体とも連携しながら、市民への安全・安心を
提供していきたいと思います。
== 新聞記事より ==
* 東京新聞に「我孫子市でホールボディカウンター」による
内部ひばく検査に助成という記事が掲載されていました。
我孫子市 内部被ばく検査に助成 2012年4月5日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120405/CK2012040502000148.html
我孫子市は、東京電力福島第一原発事故による市民の内部
被ばく不安に応え、食物や空気中のちりなどとともに体内に
取り込まれた放射性物質の量を測定する
「ホールボディーカウンター(WBC)」検査に一件当たり
上限三千円の助成を始めた。対象は妊婦、乳幼児、小中学生。
県内自治体では初という。 ・・・・以下 略 (横山大輔)
・・・ この内容については、以前に毎日新聞にも記載されたことも
あり、印西市ではどのように考えているか?を既に確認しています。
(残念ながら、印西市は「知らなかった」と回答しています。)
毎日新聞の記事の抜粋(文字のみ)
http://togu.seesaa.net/archives/20120324-1.html
印西市に議案審議で聞いた内容
http://togu.seesaa.net/archives/20120325-1.html
以上 ご参考までにご覧ください。
ぐんじとしのり
<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
→ IDは * 部分を@に変えて、コメント欄に書けない
内容は直接、お送りください。
【関連する記事】