10時から、議案審議を中心に来年度予算の説明が
行われるはずでした。
しかし、10時には始まりませんでした。
またまた、インターネット中継が映らない。
休憩中・・・。市民はどう思っているのでしょうか。
ことの発端は、今議会に提出されている請願の審議付託先を
めぐる混乱です。
請願 。。。
・「印西クリーンセンター次期中間処理施設計画
白紙撤回への行動を求める請願」
この請願については、先日の議会運営委員会で、
「総務常任委員会」に付託となったはずですが、
【参考URL】
http://togu.seesaa.net/archives/20120221-1.html
昨日(2/28)の議会の終了後に開催された
「総務常任委員会」で「クリーンセンター次期中間処理
施設計画白紙撤回への行動を求める請願」の取り扱いに
ついて、総務常任委員会委員長が「本請願は委員会に
そぐわないと判断した、議長に戻すことを提案したい」と
委員各位に提案し、委員会として異議なしになり、
議長に戻すこととなったものです。
しかし、2/20(月)時点では自治法違反である旨を
指摘して、「この付託を進めていいのか?」疑義を示し、
その判断を議員に委ねたのですが、市長派の議員から、
何度も「問題ない」と判断して、強引に議会運営を進め、
議会を混乱に陥れた責任はどうとるのでしょうか?
* 市長派の議員(敬称略) ・・・全て
松本多一郎、斉藤、上条、松尾、岩崎、小川勇 (=会派「昴」)
藤代、小川義人、中澤、近藤、酢崎 (=会派「北総志政会」)
橋本、浅沼 (=公明党)
大塚(=会派「もとの」) 以上 14人
ブログやツイッター上でこの件について反論しているとの声も
聞きますが、議場で反対討論もせず、議事録に何も残さないで、
負け犬の遠吠えのごとく、反論していることには哀れさを感じます。
自治法違反、憲法違反であることを提案者、賛同者は示して
いるのですから、どうどうと地方議会の立法者として反論すべきだと
思うのです。
今日(2/29)も・・・
10時10分過ぎ 開会宣言
10時15分 休憩を宣言 「11時まで休憩します。」
11時に再開された後も、混乱を招いたのは誰だ?と
ひとごとのようで反省もなく、提出された発議案に対して
反対の意見表明、討論もなく、ただ採決の時だけ、反対に
回るという彼らの姿は滑稽としかいいようがありません。
午後には、「金丸議長に対する不信任案」も提出されましたが、
賛成少数で否決されました。しかし、今回の混乱を招いた責任は
今後、誰がどのようにとるのかをしっかり見守っていきたいと
思います。
** 全て、この混乱はクリーンセンターの移転問題に
関わっています。そして、市長派の議員は何か隠しているのでは
ないのでしょうか? 昨日の同僚議員の質疑より垣間見えるものは
何か? 皆様の判断にゆだねたいと思います。 **
以下、昨日(2/28)の板橋睦議員(新政)の議会一般質問に
対する、新聞各紙の報道より転載します。
【以下、新聞報道 原文のまま転載】
(1)東京新聞より --------------------
「印西クリーンセンター」(印西市)移転問題をめぐり、
28日に開かれた同市議会で、都市再生機構(UR)の
千葉ニュータウン開発地内に移転予定地を決める前の昨年3月、
山崎山洋市長と関係を持つ造園土木会社「山洋」(同市)が、
URから計3100万円余りの工事を受注していたことが明らかになった。
板橋睦氏(無所属)が一般質問で指摘し、「URから仕事を
受注する会社の大株主である市長が、URの土地購入を決定した。
市民の理解は得られない」と批判した。
同社は1977年に山崎氏が創業。山崎氏は取材に対し、
今は会社に関与していないとした上、URとの取引は市長就任前からあり
「不正などは一切ない」と候補地選定への影響を否定した。
同センターの移転予定地は昨年6月に決まったが、用地費が40億円と
高額なため、反対運動が起きている。 (横山大輔)
(2)毎日新聞より 2月29日(水)12時33分配信 --------
印西地区環境整備事業組合
:清掃工場移転予定地所有のURが7000万円工事発注
印西市長の親族企業に /千葉
印西市と白井市、栄町でつくる印西地区環境整備事業組合の
清掃工場移転問題で、移転予定地を所有する都市再生機構(UR)が、
印西市の山崎山洋市長が04年の市長就任前に社長を務めていた
造園会社「山洋」(印西市浦部)に最近2年間で4件、
計約7000万円の工事を発注していたことが分かった。
28日の市議会本会議で追及した板橋睦市議(新政)は
「移転予定地の取得費は約40億円で周辺相場より高い。
仕事をもらっている市長がURに過剰に配慮したのでは、
という疑念を市民に抱かせる」と指摘している。
板橋市議によると、「山洋」は10年3月〜11年3月に
URの指名競争入札に参加し、印西市や流山市で駐車場跡地の
砂利撤去などの工事を落札した。「山洋」の現社長は山崎市長の妻で、
山崎市長は約9割の株式を所有する株主。同組合は11年6月に
移転予定地を決定した。
山崎市長は取材に「不正も優遇もしていない。URからの受注は
年々減っている。市長就任以来、市長は市長、会社は会社と分けている」と
反論している。【早川健人】
=== 混乱しているだけではありません。
議案説明も受けています。今日、議員に対して説明のあった
平成24年度当初予算(案)の説明は、以下の資料も参照しています。===
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1329800271416/index.html
* 議員に配布されている資料の一部も↑ここからご覧になれます。
(PDFファイル/25ページ)
== ぐんじとしのり 一般質問 Q&A(2) ==
何回かにわたって、私が行った一般質問のQ&Aを
順不同で、ご紹介していきます。
==========================
2.印西市における放射線/放射能対応について
印西市は本年1月1日に全面施行された放射性物質汚染対処特措法に
基づく「汚染状況重点調査地域」に環境省より指定を受け、
2月1日現在は、「印西市除染実施計画」を、国と協議し、
放射性物質汚染対処特措法に基づく法定計画と位置付け、
国の財政的及び技術的支援を受けながら、市域全体の除染を
進めていく予定だと聞く。
(1)除染計画について
平成24年度の当初予算において、国の財政的支援は
どの程度見込まれ、その支援は市民生活に安全、安心を
与えるものとなるのか。
【回答/環境経済部長】
平成24年度に実施する除染に対する国の財政支援ですが、
除染実施計画に定めた除染作業を実施する上で、必要かつ
合理的と国が認める範囲内については補助対象としており、
その場合は予算の範囲内で、国庫補助金として交付されます。
・・・ 市の負担をできるだけ減らそうという考えだと
思います。しかし、印西市は近隣他市に比べても
圧倒的な資金力があります。(ぐんじ注釈)
(再質問)
除染実施計画。3/12までのパブリックコメントが
終わった後の市の動きは?
【回答/環境経済部長】
除染計画の策定については今年度中、23年度に策定したい。
パブリックコメントが終わったあとには、環境省と正式協議を
2週間程度経た後、その後作成というスケジュールになる。
ぐんじとしのり
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