2020年の夏季五輪・パラリンピックの開催都市が
「東京」に決まりました。
「東京優位」といわれている中で、それでも福島原発
問題の中でどうなるのだろうか?見守っていました。
予想を覆し、「マドリード」が1回目の投票で落選し、
「イスタンブール」との一騎打ち。
結果的には「東京」の圧勝でしたが、最後まで
わかりませんでした。
友人が東京オリンピックに寄せて、いいなと思える
文章を書いていました。
= = = = = = = = = =
東日本大震災の復興はまだ着手したばかり、福島第一原発は
廃炉の見通しも立っていない状況。
まだまだ課題が山積しており、単純に浮かれても
いられないという、戦後復興の時期とは明らかに違う国民感情が
ある事は無視できません。
また1930年代後半は現在よりも相対的貧困率は高かったものの、
高度経済成長の途上にあり頑張れば生活向上が出来るという
期待感が大きかった時代。...
現在は逆に貧困のループ化が進み単純に未来に希望を
抱けない時代。オリンピックはどうせ世の中を変えられないという
深刻な嫌世感がそこかしこに蔓延している事も気になります。
しかしだからこそ、2020東京オリンピックを
東日本大震災早期復興と日本が持続的安定的成熟社会を
実現するための糧としなければならないと思っています。
表面上の華やかさや一過性の盛り上がりではなく、
日本はやっぱり良い国であると国民が誇りと自信を取り戻せる
ような地に足の着いたオリンピックの実現に向かわなければ、
アテネ後のギリシャにもなりかねない側面もあるのではないでしょうか。
勝って兜の緒を締めるという理念を忘れてはならないと思います。
= = = = = = = = = =
私(ぐんじ)は思うのです。
バブル崩壊後の失われた20年、夢のもてない若者たち。
前回の東京オリンピックが決まった頃には所得倍増計画が
あって、国がもっともっとよくなるという確信がありました。
東京オリンピック、大阪万博、札幌冬季オリンピック。
大きなワクワクの行事が子どもたちにもあったんだと
思いますが、今の子どもたちには何があるんだろうか?
これから7年という期限の中で、世界から目を向けられ、
子どもたちは成長していきます。
東京はどう変わっていくのでしょうか?
日本はどう変わっていくのでしょうか?
7年後の自分はどうなっている?
街は今よりももっと機能化、効率化されるでしょう。
しかし、経済的成長よりも精神的豊かさが感じられる
時代であってほしいと思います。
急激な変化ではなく、伝統や文化などの変わらない
本質的なものが増えてほしいなと思います。
東日本大震災の復興、福島原発という重い十字架を
背負いながら、それでも7年後を私は信じてみたい。
2020年まで7年。東京オリンピックまで、
すべてを良くしていく方向になるでしょう。
そして、それができない国じゃないでしょう。
東京オリンピックは本当に嬉しい。
ワクワク、どきどきのイベントです。
いろんなことが良くなるといいなあと思います。
== 4時間を越えました。 ===
本日(9/8(日))、印西地区環境整備事業組合では
「ごみ処理基本計画検討委員会」が開催されました。
14時から始まり18時過ぎまでかかりました。
(17時過ぎに5分程度の休憩時間をはさんだのみ。)
内容については、明日以降のブログでご紹介したいと
思います。
(資料上の数値へのあまりにも長時間に亘るこだわりが、
気になりましたが〜次回も討議すればいいだけ〜、
それ以外はだいたいは納得の出来る内容だったと
思います。)
=== 放射能/放射線問題 ===
☆ 東京オリンピック招致にむけての安倍首相スピーチより
安倍首相はプレゼンテーションのスピーチで影響が
懸念されている東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の
問題に言及し、
「状況はコントロールされている。
私たちは決して東京にダメージを与えない」
また、質疑の際にも
「汚染水による影響は福島第一原発の港湾内で完全に
ブロックされている。日本の食品や水の安全基準は
世界でも最も厳しく、健康問題は今もこれからも
全く問題ないことを約束する」
・・・ このように世界に向けて宣言されました。
期待しています。オリンピック予算だけでなく、
放射線/放射能対策に十二分に予算を投下してほしいと
思います。
2020年を前に「甲状腺がんや白血病」が
子どもたちに大量発症ということのないようにして
ほしいと祈念しています。
それが世界に向けての公約です。
ぐんじとしのり
<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
→ ご意見はメールIDの * 部分を@に変えて、直接、お送りください。