「今後、どうなるの?」
JR小林駅の改築について。
以前より、何人かの方より、聞かれていましたが、
先日、印西市のHPにも記載され、また、昨日も
紹介しましたが小林駅周辺の「都市計画」も
変更されますので、以下にまとめてご報告いたします。
(1) 印西市HPより
小林駅自由通路及び橋上駅舎の整備について
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1364947709828/index.html
− 駅は「橋上化」されます。
工事の施工業者、新小林駅のイメージパース
今までの経緯について、記載されています。
(2) 今後の整備スケジュールについて
平成25年度
〜26年度 用地買収、用地補償
平成27年度 駅舎、自由通路工事
平成28年度 駅前広場工事(2,300u)=駅南側
* 平成27年度中に暫定供用開始予定
(3) 都市計画審議会について
以下の議案に対しての審議がありました。
何れも「JR小林駅南側地区」の都市計画変更に
関するものです。
議案第1号 印西都市計画道路の変更について(千葉県決定)
議案第2号 印西都市計画用途地域の変更について(印西市決定)
・・・ 何れも賛成全員で可決しました。
(@)議案第1号 印西都市計画道路の変更について
小林駅南口に約2,300uの駅前広場を設けるための変更です。
= JR小林駅における利用者の安全性の確保及び交通利便性の
向上を図るために、鉄道、バス、タクシー、自家用車、自転車、
徒歩等の交通結節点昨日を果たす駅前広場を設ける。
現在のJR小林駅
当該道路と駅前広場予定地
道路は画面右側の道路です。
画面左側(東側)が駅前広場となります、
広場予定地を臨む
画面左側(北側)がJR小林駅です。
現在はほんの限られたスペースしかないため
朝のラッシュ時には送迎の車等で駅前が、
混乱します。(とても危険です。)
(A) 議案第2号 印西都市計画用途地域の変更について
駅前広場を設けることにより併せて、
駅周辺の活性化を促進するため、土地利用についても
変更することとして、近隣の住宅地の住民に対する
日用品の供給を主たる内容とする店舗等の立地を
図る区域(近隣商業地域)への変更を行なう。
(4)印西市議会での「小林駅建設」に関する議案について
(平成25年第1回定例会 議案第41号)
* 名称 成田線小林駅自由通路等整備及び
駅舎等改良に関する工事施工協定
* 協定期間
契約の翌日から平成27年3月31日まで
* 工事施工概要
自由通路
・延床面積:約604u
・通路幅員:4.5m
・設備:トイレ1箇所、エレベーター1基
エスカレーター1基
橋上駅舎
・延床面積:約424u
・設備:エレベーター2基(南北広場に1基ずつ)
* 工事費負担額の内訳
印西市 1,741,990,000円(17億4199万円)
東日本旅客鉄道株式会社千葉支社
92,250,000円(9225万円)
合計 1,834,242,000円(18億3424万2千円)
* 以下、この議案に対する、私ぐんじとしのりの
印西市への質問と回答です。
質問 今回の工事に当たって、印西市とJR東日本との
負担割合が、印西市が約94.97%、残りがJR東日本と
いうことですガ、この負担割合というのはどうやって
決まったのでしょうか。余りにも印西市の負担が
大きいように思うのですが、ここまで負担しなければ
小林駅は変えることができないのか、その辺の経緯を
教えていただきたいと思います。
それから、もう一点が、協定の相手方はJR東日本に
なるわけなのですけれども、協定書の概要だけ
ご説明いただいたわけですけれども、実際に工事は
自由通路等の整備及び駅舎等の改良ということですが
この協定書の中で、市内業者に対しての優先とか、
そういったような文言というのは入っているのですか。
それについて確認したいと思います。
回答(都市建設部長)
まず、JRとの負担割合についてですが。
協定に基づいて市が負担をするということになっているが、
その中でJRが負担するものの項目について申し上げると、
改札の中にありますエレベーターの設置費の3分の1、
それから既存駅舎の建て替え相当額、それから跨線橋の
撤去費及びホーム上屋の設置費の2分の1というように
決まっていて、それに基づいてJRの負担の金額が
出されたということです。
それから、2点目のお尋ねですが、市内業者の優先を
というようなことが協定にうたってあるかというお尋ねですが、
協定書にはそのようなことはうたっていません。
再質問 JR木下駅のときはどうだったのかなと
いうように今思い返しているのですが、どうも思い返せないの
ですが、そのときも何か同じような議論があって、
この負担額というのが、今おっしゃったJR東日本がやるのが
改札内のエレベーターの3分の1、それから建て替え相当額、
それからホームの2分の1という話ですけれども、
言いかえると、それ以外の自由通路はほぼ100%印西市が
やらなければいけないし、駅舎の残りの部分、それも印西市が
負担しないとできないものなのですか? つまり逆に言うと、
木下駅が幾らだったか思い出せないのですけれども、
ここまでお金をかけるということが市民に了解を得られるもの
なのかなと。つまりもっともっと市民負担を減らして
JRの小林駅をうまく改築できはしないのだろうかと。
決して改築を否定しているわけではなくて、市民負担を
減らすような努力をする、イコールJR東日本の負担金を
増やすような努力というのをすべきではなかろうかなというように
思ったのですが、その辺の話し合いというのは十分されてきたのか
どうかを確認します。それが1点目。
もう一点が、協定書の中でうたわれていないということですけれども、
先ほども申し上げたように、印西市の負担額が94.97%、約95%もあって、
そのぐらいは印西市の地元業者の育成のためにも、あるいは
工事業者だけではなくて、ほかの何か附帯する設備のときにも
「優先をしなさいと、優先をぜひお願いする」といった一文を
入れるような努力をすべきだったのではなかろうかなと思いますが、
努力をしていないとは言いませんけれども、その辺というのは、
やはり同じように十分な議論がされていたのかどうかを確認して
2問目の質問とします。
回答(都市建設部長)
まず、自由通路に関する負担の話ですが、自由通路については、
印西市が整備するものということで、全額印西市が負担をすると
いうことになっています。
それから、木下駅の場合はどうだったのかというお尋ねですが、
木下駅の場合は、JRとの負担ということですと、
協定金額が14億1,282万円でございまして、印西市の負担した金額が
12億9,314万3,000円、JRの負担した金額が1億1,967万7,000円と
いうことで、市は約92%負担していたということになってございます。
他の市の例を見させていただいても、例えば袖ケ浦市で長浦駅と
いう駅を橋上化した件がありますが、これについても
袖ケ浦市は98%の割合で支出をさせていただいております。
それから、千葉市の例で誉田駅というのがあるのですが、
自由通路の橋上化に当たりましては、千葉市が96%の負担を
されておるということでございまして、JRとの協定はほぼ同じような
パーセンテージでそれぞれ各自治体のほうで負担をさせていただいて
いるという状況です。
それから、地元の業者の件を協定にうたえなかったのかという件ですが、
今回JRとの協定を結ぶわけですが、工事についてもJRのほうの
会社のほうと随意契約をするという感じになっておりますので、
中でJRの工事が非常に専門性の高い危険性を伴う工事が多いと
いうようなこともありまして、市内業者で工事ができるというところが
なかなか見つからないというようなこともありまして、今回そのような
協定にうたうというようなことにはならなかったという状況でごす。
再々質問 まず、負担金の話ですが、県内各市いいようにJRに
やられているのだなというのがつくづく見てとれるわけですが、
少なくとも印西市は、木下駅が92%の負担金だったのであれば、
小林駅も同じように92%の負担金で何とかできなかったのかなと
いう話し合いがされたのかどうかというのを確認しておきたいと思います。
自由通路についても、8億3,000万円という話が先ほどありました
けれども、これを丸々印西市が出すということであれば、でしたら
その協定の中にせめてこの自由通路については優先的に
市内業者を入れていただくとか、その辺を何とか強く押していただきたいと
思いますが、その辺はいかがなのか。
JR東日本のほうで専門的な工事が必要だというお話でしたけれども、
確かにそれは専門的な電気工事とか配線の例えば自動改札なんかも
ありますから、その辺の工事もあるとは思いますが、それ以外の部分で
どこが専門的な工事なのかというのは素人が見てもわからないのですが、
だから専門的だと言われるのかもしれませんが、その辺はやはり市の
ほうとしてもしっかり見ていっていただいて、できるだけ市内業者に、
昨今厳しい経済情勢ですので、仕事が回るように鋭意努力をして
いただきたいというように思いますが、それは市長の考え方も含めて、
ぜひ市長からも強くJR東日本におっしゃっていただきたいと思いますので、
決意のほどと、それから今申し上げた今までのJRとの話し合いの経過で
お答えできる部分があればお願いします。
回答(都市建設部長) 木下駅の場合と小林駅の場合を比較して
同じような負担割合に市として努力したのかということでございますが、
整備の水準につきましては木下駅と同等のものということで考えて
いて、ただ1つ負担率の変わったものがありまして、改札内の
エレベーターの設置費ということで、今回小林駅につきましては
3分の1がJR負担ということになっていますが、木下駅を設置した
当時のときは負担率が設置費用の2分の1ということで、
木下の駅のときのほうが率が高かったというようなことの影響も
あろうかと思いますが、同等程度で整備をさせていただくということで、
負担率についても同じような考え方で交渉させていただいたところです。
それから、市内業者の件でございますが、先ほども答弁をさせて
いただいたとおり、専門性を必要とされる業務内容だということで、
この協定書には反映をすることができなかったという経過でございます。
回答(高橋副市長) 議員のお話はごもっともなのですが、JR、
京成もそうですけれども、鉄道事業者の経営している、
現に営業している線路上に依頼してこちらが物をつくる場合には、
専門性の高い業者以外はJRないし京成がとらないという現実が
ありまして、これは業者の選定において、専門性の高いところで
あるために、市内業者という枠から外れた高いものが要求されて
いるというようなことでご理解いただきたいと思います。
・・・ 市長回答していないし。。。。
今後のJR小林駅工事については随時このブログで
ご紹介をしていきます。
=== 放射能/放射線問題 ===
☆ 印西市学校給食 放射性物質検査結果
≪高花給食センター≫ 5品目検査
モロヘイヤ 岐阜県、もやし 栃木県
セロリー 長野県、大豆 茨城県・栃木県
鶏肉 茨城県
ヨウ素・セシウム検出 無
検査日:7月4日、食材使用日:7月8日他
給食丸ごと検査:給食提供日:6月24日〜6月28日
http://inzai.ed.jp/kyusyoku/index.php?key=josl8dwwp-131#_131
☆ 印西市/幼稚園、保育園(私立含む)
小・中学校等における積算放射線量の測定結果
▼ 年間推定積算線量は、1カ月分の積算線量をもとに
1年間分を推定した数値となりますので、ご了解下さい。
(昨年9月30日をもって測定開始から1年が経過し、
年間推定積算線量は年間1ミリシーベルトには
達しない状況であることがわかりました。)
詳細は
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1318823781274/index.html
ぐんじとしのり
<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
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