そばの「ふれあいセンター会議室」で「印西地区
一般廃棄物最終処分場」説明会が開催されましたので、
出席してきました。
私自身はこの説明会の目的は、最終処分場の現況や
今後の予定についてを説明することだとはわかって
いましたが「印西地区環境整備事業組合」が直接、
2市1町の市民向けに広く説明をするために
説明会を開催するということで、処分場の地元の
方々をはじめどのくらいの方がくるのだろうかと
思いながら出席したわけです。
しかし。。。出席者はわずか11名(そのうち
組合議員4名)であり、組合執行部のほうが多いという
現状。。。 拍子抜けです。組合執行部は正副管理者だけで
なく、事務局長をはじめ、工場長や次長もきていました。
説明会の風景
質問時間の際の執行部
説明会の内容:
1.印西地区のごみ処理状況について
2.埋立実績について
3.飛灰の埋立について
4.今後の埋立計画について
確かに、すでに「最終処分場」という施設はあり、
現状なんら問題なく焼却灰は搬入されていますが、
どうもすっきりしません。
1.印西地区のごみ処理状況について
・ 印西クリーンセンターへの搬入ごみ量は
平成18年度の50,064トンをピークに、平成22年度まで
減少傾向(平成23年度は44,226トン)5年で11.7%減少
= 人口は平成18年度と比較して5年で7.6%増加
・ 印西地区の家庭は4人家族でごみを2kg/日排出
・ ごみ減量・資源化への取り組みのひとつとして、
小学4年生対象の印西クリーンセンター工場見学会がある。
(印西地区の35小学校)
・ 当初平成25年度にはいっぱいになるだろうと
予測していた最終処分場だが、人口の伸び悩みとゴミの
減量化施策により、平成20年度に策定した「ゴミ処理
基本計画」で平成40年度までは埋立が可能であろうという
いう報告がされ、平成21年の7月には近隣地区に説明を
行っている。
2.埋立実績について
埋立実績 36.7%
現状、浅いところで2.75m、深いところでは4.66mの
埋立が行われている。(焼却灰と覆土で埋立。=現状、
「第二工区」ではまったく埋立が行われていない。)
参考/最終処分場を見に行ってきました。 ↓
http://togu.seesaa.net/archives/20120607-1.html
3.飛灰の埋立について
@ 指定廃棄物(8000Bq/kgを超える焼却灰等)
・・・ 現在、国の委託をうけて印西クリーンセンター
内に約130トンの指定廃棄物を保管中。
A 特定一般廃棄物(特定地域の一般廃棄物処理施設から
発生した8,000Bq/kg以下の焼却灰等)
・・・ 現在、1191トンの飛灰をフレコンのまま
埋立、フレコン一段毎に防水シート
* これまでの飛灰処理量(23年7月〜25年2月末)
特定一般廃棄物(特定地域の一般廃棄物処理施設から
発生した8,000Bq/kg以下の焼却灰等) 2684トン
リサイクル エコセメント 443トン
人工砂化 915トン
最終処分場埋立 1191トン
場内保管(印西クリーンセンター内)
135トン
* 今後の飛灰の処理方針
◇ リサイクルを目処とした外部処理施設での
処理を基本とする。
・人工砂化(主灰、飛灰の混合)
・その他のリサイクル施設(現在、検討中)
参考/リサイクル工場に視察にいってます。 ↓
http://togu.seesaa.net/archives/20130118-1.html
◇ 最終処分場へは、印西クリーンセンターより
発生した主灰(燃え殻)および不燃残渣の埋立を
基本とします。
4.今後の埋立計画について
平成25年度に「ごみ処理基本計画」を見直します。
◇ 新たなごみの減量施策と減量目標の設定
◇ 飛灰の処理方針の見直し
◇ 最終処分場の継続的な安全確保
平成40年度を目処とした最終処分計画を策定します。
※ 参考
3/21に締め切られた2つの委員会の内容を再掲します。
* ごみ処理基本計画検討委員会
廃棄物の処理および清掃に関する法律 第6条の
規定に基づき策定する一般廃棄物処理計画について
管理者の諮問に応じて、または自ら調査審議し、
意見を述べること。
委員の定数 17名以内
委員の構成 (1)学識を有する者 2名
(2)公募による関係市町の住民
=印西市から3名
(3)管理者が必要と認めるもの
= 平成25年度に7回会議を予定
* 次期中間処理施設整備事業用地検討委員会
次期中間処理施設整備事業に関する用地選定に
ついて管理者の諮問に応じて、または自ら調査審議し、
意見を述べること。
委員の定数 15名以内
委員の構成 (1)学識を有する者 4名
(2)公募による関係市町の住民
=印西市から5名
(3)管理者が必要と認めるもの
= 平成25年度に10回会議を予定。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
* ごみ処理基本計画検討委員会
委員の構成
(2)公募による関係市町の住民
=印西市から3名
・・・> 7名の応募がありました。
* 次期中間処理施設整備事業用地検討委員会
委員の構成
(2)公募による関係市町の住民
=印西市から5名
・・・> 13名の応募がありました。
==> 環境整備組合内で選定作業が行われます。
== 放射能/放射線関連情報 ==
☆ 武田邦彦 (中部大学)のブログより。。。
2つのブログをご紹介します。
■緊急発進 福島原発の冷却不能について
http://takedanet.com/2013/03/post_d263.html
ぐんじ注/文中に以下のような記載がありましたので、
参考までにご紹介します。
・・・今回は電源が復旧しても、今後、
同じようなことが起こるかも知れないので、
整理しておきます。
■短評:「除染」に見られる日本社会の幼稚性
http://takedanet.com/2013/03/post_069c.html
ぐんじとしのり
<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
→ ご意見はメールIDの * 部分を@に変えて、直接、お送りください。