2013年03月24日

参加者少ない説明会

 今日(3/23 土)、午前10時から、印旛支所の
そばの「ふれあいセンター会議室」で「印西地区
一般廃棄物最終処分場」説明会が開催されましたので、
出席してきました。 

 私自身はこの説明会の目的は、最終処分場の現況や
今後の予定についてを説明することだとはわかって
いましたが「印西地区環境整備事業組合」が直接、
2市1町の市民向けに広く説明をするために
説明会を開催するということで、処分場の地元の
方々をはじめどのくらいの方がくるのだろうかと
思いながら出席したわけです。
  
 しかし。。。出席者はわずか11名(そのうち
組合議員4名)であり、組合執行部のほうが多いという
現状。。。 拍子抜けです。組合執行部は正副管理者だけで
なく、事務局長をはじめ、工場長や次長もきていました。

印旛ふれあい1.jpg   
  説明会の風景

印旛ふれあい2.jpg
   質問時間の際の執行部
  
 説明会の内容:
 1.印西地区のごみ処理状況について
 2.埋立実績について
 3.飛灰の埋立について
 4.今後の埋立計画について

 確かに、すでに「最終処分場」という施設はあり、
現状なんら問題なく焼却灰は搬入されていますが、
どうもすっきりしません。

1.印西地区のごみ処理状況について

 ・ 印西クリーンセンターへの搬入ごみ量は
 平成18年度の50,064トンをピークに、平成22年度まで
 減少傾向(平成23年度は44,226トン)5年で11.7%減少
 = 人口は平成18年度と比較して5年で7.6%増加

 ・ 印西地区の家庭は4人家族でごみを2kg/日排出

 ・ ごみ減量・資源化への取り組みのひとつとして、
 小学4年生対象の印西クリーンセンター工場見学会がある。
 (印西地区の35小学校)

 ・ 当初平成25年度にはいっぱいになるだろうと
 予測していた最終処分場だが、人口の伸び悩みとゴミの
 減量化施策により、平成20年度に策定した「ゴミ処理
 基本計画」で平成40年度までは埋立が可能であろうという
 いう報告がされ、平成21年の7月には近隣地区に説明を
 行っている。

2.埋立実績について 

 埋立実績 36.7%
 
 現状、浅いところで2.75m、深いところでは4.66mの
 埋立が行われている。(焼却灰と覆土で埋立。=現状、
 「第二工区」ではまったく埋立が行われていない。)
 
  参考/最終処分場を見に行ってきました。 ↓
  http://togu.seesaa.net/archives/20120607-1.html

3.飛灰の埋立について

 @ 指定廃棄物(8000Bq/kgを超える焼却灰等)
  ・・・ 現在、国の委託をうけて印西クリーンセンター
   内に約130トンの指定廃棄物を保管中。
 
 A 特定一般廃棄物(特定地域の一般廃棄物処理施設から
  発生した8,000Bq/kg以下の焼却灰等)
  ・・・ 現在、1191トンの飛灰をフレコンのまま
   埋立、フレコン一段毎に防水シート

 * これまでの飛灰処理量(23年7月〜25年2月末)

  特定一般廃棄物(特定地域の一般廃棄物処理施設から
  発生した8,000Bq/kg以下の焼却灰等) 2684トン

   リサイクル エコセメント 443トン
         人工砂化   915トン

   最終処分場埋立     1191トン
   場内保管(印西クリーンセンター内)
               135トン
 
 * 今後の飛灰の処理方針
  ◇ リサイクルを目処とした外部処理施設での
   処理を基本とする。
 
   ・人工砂化(主灰、飛灰の混合)
   ・その他のリサイクル施設(現在、検討中)

  参考/リサイクル工場に視察にいってます。 ↓
  http://togu.seesaa.net/archives/20130118-1.html
 
  ◇ 最終処分場へは、印西クリーンセンターより
   発生した主灰(燃え殻)および不燃残渣の埋立を
   基本とします。

4.今後の埋立計画について

 平成25年度に「ごみ処理基本計画」を見直します。
 
 ◇ 新たなごみの減量施策と減量目標の設定
 ◇ 飛灰の処理方針の見直し
 ◇ 最終処分場の継続的な安全確保
 
 平成40年度を目処とした最終処分計画を策定します。

※ 参考
 3/21に締め切られた2つの委員会の内容を再掲します。
 
* ごみ処理基本計画検討委員会

 廃棄物の処理および清掃に関する法律 第6条の
規定に基づき策定する一般廃棄物処理計画について
管理者の諮問に応じて、または自ら調査審議し、
意見を述べること。
 
 委員の定数 17名以内
 委員の構成 (1)学識を有する者 2名
    (2)公募による関係市町の住民
        =印西市から3名
    (3)管理者が必要と認めるもの

  = 平成25年度に7回会議を予定

* 次期中間処理施設整備事業用地検討委員会
 
次期中間処理施設整備事業に関する用地選定に
ついて管理者の諮問に応じて、または自ら調査審議し、
意見を述べること。
 
 委員の定数 15名以内
 委員の構成 (1)学識を有する者 4名
    (2)公募による関係市町の住民
        =印西市から5名
    (3)管理者が必要と認めるもの

  = 平成25年度に10回会議を予定。
 
    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

* ごみ処理基本計画検討委員会
 委員の構成 
 (2)公募による関係市町の住民
        =印西市から3名

・・・> 7名の応募がありました。

* 次期中間処理施設整備事業用地検討委員会
 
委員の構成 
 (2)公募による関係市町の住民
        =印西市から5名

・・・> 13名の応募がありました。

 ==> 環境整備組合内で選定作業が行われます。


== 放射能/放射線関連情報 == 

☆ 武田邦彦 (中部大学)のブログより。。。
 2つのブログをご紹介します。

■緊急発進 福島原発の冷却不能について
http://takedanet.com/2013/03/post_d263.html

ぐんじ注/文中に以下のような記載がありましたので、
参考までにご紹介します。

 ・・・今回は電源が復旧しても、今後、
 同じようなことが起こるかも知れないので、
 整理しておきます。

■短評:「除染」に見られる日本社会の幼稚性
http://takedanet.com/2013/03/post_069c.html


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posted by ぐんじとしのり at 01:39| 環境整備事業組合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする