2013年01月17日

植物工場に視察に行きました。

 同僚議員に誘われて、柏の葉キャンパスにある
「千葉大学 植物工場」を視察に行ってきました。
(印西市議13人参加、市長以下担当部長 他)

  以前よりテレビで紹介されていたので、一度は
 どんなものは見ておきたいと思っていたので、
 非常によい機会でした。

(1)千葉大学の、この拠点は、平成21年度の
 農水省のモデルハウス型植物工場実証・展示・
 研修事業で設置され、事業の趣旨に賛同した
 多くの民間企業・団体、教育・研究機関からなる
 コンソ−シアムメンバーの支援と協力により
 成立したものです。

 http://npoplantfactory.org/index.html
 (NPO「植物工場研究会」)

* 参考 = コンソーシアム(英語: Consortium)は、
 2つ以上の個人、企業、団体、政府(或いはこれらの
 任意の組合せ)から成る団体であり、共同で何らかの
 目的に沿った活動を行ったり、共通の目標に向かっての
 資源をプールする目的で結成されます。

(2)植物工場とは何か?
  施設内で植物の生育環境(光、温度、湿度、CO2濃度、
 養水分等)を制御して栽培を行なう、施設園芸のひとつです。
 環境及び生育のモニタリングを通じて、高度な環境制御と
 生育予測を行なうことにより野菜等のきわめて高い生産性の
 実現と周年・計画生産が可能となります。

  植物工場には
   ・太陽光利用型植物工場
   ・人工光利用型植物工場
   ・太陽光・人工光併用型利用型植物工場

 があり、いずれも養液栽培を基本としています。

 今日、視察に行ってきた工場では5つの太陽光利用型植物工場と、
 2つの人工光利用型植物工場があります。

 5つの太陽光利用型植物工場=トマト
 2つの人工光利用型植物工場=レタス

* 養液栽培とは ・・・
  土を使わない栽培法で光合成の原料の一つである水を
  作物に与えられるだけでなく、植物の根息のさまざまな
  条件を制御できるので、高品質で均質な作物生産が可能と
  なります。液肥として、作物に養分や水分を潤沢にしかも
  効率よく与えることができ、面積あたりの収量は土を
  使用した場合よりも大幅に増加します。

3メートル.jpg
 長段密植栽培=太陽光利用型植物工場

10センチ.jpg
 次世代型システム=太陽光利用型植物工場
 (一段密植養液栽培システム)
 =株間10センチ、条間1メートルで10,000株
  10eの高密度栽培

レタス10段.jpg
 10段栽培工場=人工光利用型植物工場
 (低コスト未来型人工光利用植物工場)
  =人工光源利用の特徴を生かして、栽培棚を
  10段積み上げ、レタスをぎっしりと
  つめて植えることで高い収量を実現。

概観.jpg
  工場概観(10段栽培工場)

(3)印西市とどのような関係があるのか?

 印旛中央地区の土地区画整理事業を行なっていくなかで
 今回視察を行なった「植物工場を中核とした
 スマートタウン構想」があり、「印西市」の政策として
 印旛中央地区に対して主体的な関与を行なってほしいと
 いう要望があるためです。

 ・・・ 非常に素晴らしい施設をみせていただいたと
  思っています。今後の動きについては、同僚議員と
  相談をしながら、市民の皆様にもご説明をしていきます。

=== 印西市/インフルエンザ発生情報 ===

* 木刈小学校の2年生 一クラス
        3年生 二クラス で
        6年生 一クラス で

 インフルエンザにより「学級閉鎖」との情報を
 いただきました。【市教育部指導課に確認】

== 放射能/放射線関連情報 ==

☆ NHKニュースより 1月15日 17時19分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130115/k10014811671000.html

 放射性物質を取り除く除染を終えた千葉県松戸市の
公園で、市が去年11月から改めて放射線量を測定した
ところ、28の公園で再び国の基準を超えるレベルにまで
高くなっていたことが分かりました。
市は周辺の放射性物質が雨などによって集まったのが
原因とみて、2度目の除染を行っています。

 松戸市は市内のおよそ9割が国が費用を負担して除染を
行う汚染状況重点調査地域に指定され、市はおととし
12月から公園で表面の土を取り除くなどの除染をしています。
 
 しかし、除染を終えたおよそ310の公園について、
市が去年11月から改めて放射線量を測定したところ、
28の公園では再び値が高くなり、地上から50センチの
高さで1時間当たり0.23マイクロシーベルトという
国の基準を超えていたことが分かりました。

 このうち子どもたちが集まる広場や遊具の近くの値が
基準を超えていたのは18の公園で、1時間当たり
0.41マイクロシーベルトと、基準の2倍近くに
上っていた場所もありました。
 
 市は、雨などによって周辺の放射性物質が集まり
濃縮したのが原因とみて、2度目の除染を行っています。
2度目の除染は、ほぼ終わったということですが、
市は今後も値が上昇するおそれがあるとして測定を
続けることにしています。

 松戸市公園緑地課の島村宏之課長は、「除染は
1度では終わらないことが分かった。今後も
放射線量が上がるおそれがあり、定期的な測定と
除染をしっかり行っていきたい」と話しています。

 (続きは、上記URLをご覧ください。)

 ・・・ 印西市はどうなっているのでしょうか。
  もう一度。検証しなくてはなりません。


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posted by ぐんじとしのり at 00:58| 千葉県印西市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする