2013年01月10日

二次救急医療体制はどうなる(2)

昨日のブログで、「二次緊急医療」をとりあげました。
そして、ブログの最後に以下の記載を行ないました。

   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

【ぐんじとしのりから市民の皆様へ】  印西市には
病院の許認可権限はありません。そのうえで市長がいう
「迅速に取り組まなければならない課題の一つとして、
市内に二次救急病院をつくること」というのは
どのようなことなのかを 明日のブログでご紹介します。

   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 今日のブログは、昨日の続きです。
まだ、お読みになっていない方は、以下から先に
ご覧ください。

 http://togu.seesaa.net/archives/20130109-1.html
 
 
== ぐんじとしのり 一般質問 Q&A(12) ==

2.「印西総合病院」の開院と
        印西市の協力体制について
 印西総合病院が来年1月7日(月)に開業することが
発表された。長い間、入院施設をもつ病院を切望していた
印西市であるが、印西市は「印西総合病院」に対して
どのような協力体制をとっていくのか。

(再質問)確認します。緑生会の理事長と板倉市長で
この件(二次救急病院としての役割)について話し合う
つもりはありますか。

【回答/市長】 緑生会さんが総合病院をつくってくれる。
非常にありがたいことだと思っています。それで、
二次救急もやっていただければ、もちろんありがたいことで
あります。ただ、いろんな意味で財政的に多大なる支出を
お願いしますよ、こういうことであれば、これはちゃんとした
実績を持ってお願いするならばともかく、
はじめから印西市さん、大方の相当の分をお金を出して
くださいよ、これでは全く意味が違うと思います。
それ相応の二次救急をちゃんとたちあげて、それから
医療器等のいろんな支援とか、支援体制をお願いすると
いうことであれば、私は考えなくもありませんけれども、
ただ、今の段階でそれなりの支出をしてくれと。

 私聞きました。前の山ア市長とそれなりのそういうお話が
あったのですかと。黙りました。ありませんと言って。
それならばいいけれど、ただ、今ここで二次救急をやるから
それなりのことを考えてくださいでは、私の方からは、即、
OKですよという言葉は出しませんでした。

 それがどういうようにとらわれたかは知りません。
冷たくあしらわれたかなというようにとったと思えば、
それは仕方ないと思いますけれど、私は緑生会さんが
手をあげて二次救急までやります、総合病院までやります、
そういう形で入ってきた病院ですから、これしっかりと
やっていただきたいと思います。

(再質問)しっかりとやっていただきたいというのは
勿論だと思うのですけれども、板倉市長は自身の公約の
中で「安全・安心を提供する」とか、「二次救急医療体制を
構築する」と、このようなことを言っていますが、
それは財政的な援助というのは考えていないのでしょうか。

【回答/市長】今の段階では考えていない。

【ぐんじとしのりから市民の皆様へ】 印西市民に対する
市長公約」をどのように説明するのでしょうか。

 「二次救急医療体制を構築する」とは「許認可権限もない」
印西市に何ができるのでしょうか?「構築する」という
コトバの意味がわかっているのでしょうか。

 私自身、短い間の県議としての経験において、
二次救急医療体勢を構築するためには、自治体としての
財政出動も考えるべきだと思いますし、印西市長の言う
「それ相応の二次救急をちゃんとたちあげて、それから
医療器等のいろんな支援とか、支援体制をお願いすべき
ではないか」を言うのであれば、そもそもの市長公約の
迅速に取り組まなければならない課題の一つとして、
市内に二次救急病院をつくることがありますという言葉と
どう整合性をとるのかがわかりません。
(開設時に費用がかかるのは常識です。
=病院側は医療機器を導入するなど初期投資に多大なる
投資をしなくてはいけません。) 

続けて、以下のように参考までに他市の事例を聞きました。

(再質問)八千代市が誘致いたしました東京女子医大の
 経緯について

【回答/健康福祉部長】八千代市におきましては、現在の
東京女子医科大学附属八千代医療センターを誘致するに
あたりまして、病院用地、建設費のほか小児医療を含めた
救急医療に関する運営費として、平成18年度から平成32年度まで
の間、毎年、1億円を補助していると聞いています。

(再質問)医師等のマンパワーを含めた職員体制等々周囲の
環境が整った場合、小児科等の救急医療について、
印西市として財政支援できないものか。

【回答/健康福祉部長】今時点では、小児救急という限定は
できかねると思います。全体として救急医療が行なわれた場合と
いうように、私どもの方では今、考えているところです。

【ぐんじとしのりから市民の皆様へ】 
 市長公約の中にある「安全・安心を提供する」、「二次救急
医療体制を構築する」とは何を意味するのか?全くわかりません。 

 2月18日(月)から始まる定例市議会で確認を行なって
まいります。


=== 印西市HPより ===

(1)市ホームページ停止のお知らせ
 庁内の回線工事のため、明日10日・木曜日の午後9時から
 午後11時の間、市ホームページを閲覧することができません。
 ご迷惑をおかけしますが、ご了承願います。

(2)印西クリーンセンターへの「粗大ごみ」
「燃やさないごみ・有害ごみ」の収集・直接搬入の停止について

 平成25年2月9日(土)から2月17日(日)は
 印西クリーンセンター粗大ごみ処理施設定期修繕のため、
 直接搬入をお休みさせていただきます。
 詳細は、
 http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1074497358359/files/teikisyuzen.pdf


== 放射能/放射線関連情報 ==

* 水道水における放射線量の測定結果(1月7日更新)

 放射性セシウム及び放射性ヨウ素の測定値はいずれも、
原子力安全委員会が定めた飲食物制限に関する指標値及び
厚生労働省が示した食品衛生法に基づく暫定的な指標値を
下回っております。

千葉県水道局(千葉ニュータウン内)及び印西市営水道の
水道水をご利用の皆様へ

 印西市内の水道水は、北総浄水場の浄水を皆様に
配水しておりますので、乳児が飲用しても差し支えございません

http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1300836102559/index.html


  ぐんじとしのり 
    <メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
 → ご意見はメールIDの * 部分を@に変えて、直接、お送りください。







posted by ぐんじとしのり at 00:34| 総合病院の誘致 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする