2012年12月18日

放射能対策は?

 総選挙が終わり、一夜明けました。

 自民圧勝、民主惨敗というのが新聞各紙に
踊りますが、興味深い一文を見つけました。
 
  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 自民党の比例区の得票数は、今回1660万票。
前回2009年の1880万票から比べても220万票減少!
している。2005年の郵政選挙の2588万票と比べれば
1000万票も減らしている。全国的に自民党支持が
広がったとはいいがたい。
 
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 投票率も大幅に下がり、結果的に組織票のある
自公両党が漁夫の利を得たのではないかと思って
います。
 
 今回の総選挙では多くの争点がありましたが、
多くの政党が乱立し(南関東ブロック(千葉13区)
では−9つの政党が届出)、有権者個人個人が何に
重きをおいて投票行動にでたのだろうかと考えて
いましたが、私は消費税よりもTPPよりも
放射線、放射能対策が重要だと考えています
(極論すれば命がなければ、景気対策も何も
関係なく、健康第一。。ということです。)
 
 自公政権のもとで、放射能/放射線対策が
すすむことを期待しています。

== ぐんじとしのり 一般質問 Q&A(6) ==

3.印西市における放射線/放射能対応について
 福島第一原発事故から、時間が過ぎるにしたがって
マスコミがとりあげる放射線/放射能対応については
報道も減り、事故がなかったかのように日常生活に
戻ったような風潮も感じるが、原発事故に起因する
代表的な放射性物質であるセシウム137については
半減期が30.1年と油断は全くできない。
 現状と今後の印西市内の放射線/放射能対応について問う。

【質問】 学校生活において、子ども達への配慮は
十二分に行われているのか。

【回答/教育部長】  市教育委員会では,
子どもたちが安心・安全な学校生活を送ることが
できるよう、学校敷地内の放射線量低減策として
除染作業を進め,現在は,事故直後の放射線量を
大きく下回る環境となっています。
 しかしながら,気象状況等により,マイクロスポット等の
局地的に放射線量が高くなる地点が発生することも
あることから,引き続き,放射線量の測定を行いながら,
現状把握に努めています。万が一,マイクロスポット等が
発見された場合には,立ち入り禁止エリアを設けたり,
除染する等の対応に努めているところです。
 また,生活指導として,外での活動後には,必ず,
手洗い・うがいを行うこと,雨上がり後の水たまりや
草むらには近づかないことを特に指導しています。
 さらに,学校給食においては,食材の放射能検査や
給食まるごと検査の実施,食材の産地の公表など,
安心・安全な給食の提供に努めているところです。

【質問】 学校での甲状腺検診について 
【回答/教育部長】  今後,子供の甲状腺ガン検診が
実施されるようになったと仮定した場合,学校には,
検査機器が配備されていませんので,学校での
集団検診は,難しいものと考えています。

【参考】茨城・東海村、甲状腺検査実施へ…1歳〜中3対象
 対象となる村内の子供は約6000人。検査をするのは
このうちの希望者で、村は6割にあたる約3600人を想定している。
検査では、甲状腺に超音波をあて異常の有無を調べる。

(ぐんじとしのりより皆様へ) 「住民とりわけ妊婦や子どもへの、
長期的な健康調査(甲状腺エコー検査・血液検査・心電図検査・
尿や母乳の検査など、長期的で効果的な検査体制)を行い、
子どもと妊婦への医療モニタリングを、一回限りではなく、
継続して実施できるようにしてください。」と議会で訴えております。

 ぐんじとしのり 
    <メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
 → IDは * 部分を@に変えて、コメント欄に書けない
   内容は直接、お送りください。
 


 
posted by ぐんじとしのり at 00:37| Comment(0) | 放射線問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする