手賀の杜クリニックの志賀医師の講演会が開催され、
私も出席させていただきました。
内容としては、「持続的低線量被曝の危険性」について
をメインに検査の意義を中心に講演がされました。
以下に講演内容を抜粋して、記載します。
(前半=講演内容を抜粋して、記載します。)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
子ども達の健康を守るためには。。。
地域で対応していく。=国は期待できないから。
しかし、地域も動かない。不安が先に立つ。
住民の不安が募る
放射線に対する不安によるストレスだけで
健康被害がある。
持続的低線量被曝
−どんな病気になるか
−病気になる確率はどのくらいか
−防ぐにはどうすればいいか
放射線被曝をすると何が起こるか
−細胞に対する傷害
−最大の障害=細胞死
−大量の細胞死=急性障害
低線量被曝とは。。。
細胞死に至る細胞の数は多くない
生体にとって修復できる程度の被曝
放射線が当たったけど、死ななかった細胞
傷害をうけつつ生き残った細胞=「障害細胞」となる
傷害細胞」はその後どうなる?
細胞のための修復機能
さまざまなたんぱく質が発見(「熱ショックタンパク」)
癌遺伝子 =>癌抗原(イニシエーション)になる。
イニシエーションは毎日起こっている。
(ガンの芽に対する免疫を人はもっている)。
・・・免疫機能による排除が働く
しかし、イニシエーションが次々起こると、
ガン遺伝子が発現したまま、生き残って増殖が始まる。
(プロモーションと呼ぶ)
持続的低線量被曝の状況
=発ガン
一定の部位で細胞障害が何度も繰り返された時に
起こり易い。
たとえば
喫煙習慣 ・・・ 咽頭ガン、肺がん
熱いものを食べる習慣 ・・・ 食道がん
義歯の金具 ・・・ 口腔がん
ガンになりやすいのは、、、
たとえばタバコ1回に100本より
100本を1本づつのほうが起こり易い。
・・・何度も何度も同じ刺激を与え続けるのが危険。
タバコではなく。放射能に当てはめると・・・?
同じことが言えるのではないか?
低線量の限界値
さまざまな被曝のパターン
−急性被曝
−職業被曝
−医療被曝
−環境被曝 <・・ 長期間持続的低線量被曝
−内部被曝
医学的事象を証明する手順
@−疫学データの集積
A−仮設の構築
B−実験による証明
C−臨床での確認
・・・> 低線量被曝に当てはめると
@−数少ないがないわけではない。
A−理論仮設が主体
B−現時点で不可能
C−今後の課題
しかし、過去のチェルノブイリ事故等に
当てはめて考えてみると。。。
日本人のガン発生率 30%
これが10%上がるといわれている。
30%・・・>33%
例示: チェルノブイリ後。。。
1600k離れたスウェーデンの街
環境放射線 ..0.016μSV/h(平均)
当時はホットスポットだった。
25年経った現在。。。がん患者 13%増
このことを考えるとガンになる「チャンス」は増える。
現在、大丈夫だよといわれる状態ではない。
現在は多くの「仮説」がある状態。
どれが正しいのか、誰もわからない状態。
20-30年経過してみないとわからない。
(政府や東電、大学のなんとか先生は
安全だというけど証明はできない。)
・・・>このことを考えると、より危険だと
いう仮説にたったほうがより安全。
そして今すべきこと
・わからないものはわからないと認識すること。
・自分の健康は自分で守ること
・まずは現在の健康状態を把握すること
・そして将来のために(現在の状態を)保存します。
ガンは・・・早く見つかれば治るもの。
ガンに対しての最大の防御は検診。
成人にとっては ・人間ドック
・がん検診
・甲状腺検診
・・・ これらをやっておけば、発生率は0には
ならないけれど、死亡率は(早期発見治療で)ゼロになる。
小児にとっては 一般がん検診は不可能。
そこで。。。「甲状腺検診」だけは。
(甲状腺は放射線に弱い)
成人、小児いずれも甲状腺検査は必要。
しっかり検査をうけましょう。これが基本。
甲状腺の検査は誰がすべきか
みんなが誤解している。勝手にそう思っちゃった。
甲状腺は甲状腺の専門家が見る。
(これは誤解。そもそも甲状腺の専門家は
一握りしかいないし、専門の先生では
病名のついていない病状に名前をつけられない。
したがって、街医者が何の病気かを判断して。
必要だと考えれば、そのような病院に送るという
手順をとるのが一般的。。。。実は甲状腺も同じ。)
内科医であれば甲状腺の検査は誰でもできるはず。
(検査については「超音波診断機」が必須。)
小児科は?実は小児科は特殊な診療科目で内科の
こども部門が「小児科」となる。しかし、小児科には
「超音波診断機」がないので甲状腺についての判断は
難しい。)
甲状腺専門病院
隈病院(神戸市)http://www.kuma-h.or.jp/
このHPの内容が甲状腺ののう胞について
説明がされているのでプロジェクターを使って
「甲状腺のう胞の問題」として説明
甲状腺のうほうが良性か悪性かの判断は「生検」に
よるしかない。
手賀の杜クリニックの検査について
( 手賀の杜クリニック・・・http://www.tegamori-cl.com/ )
○ 甲状腺検査
−甲状腺ホルモン検査
−サイグロブリン
−超音波検査
○ 血液検査 −白血球検査を含む
○ 血液生化学検査 −病気のバロメーター
※ サイグロブリンについては、以下のURLを
開き、画面スクロールして下部をご覧ください。
(講演会でもほぼ同じ内容を説明)
http://www.kuma-h.or.jp/kojyosen/kensa/index.html
検査のあとで
− 検査レポートは永久保存
− 他の医療機関との比較も可能な形で
− 結果説明は対面で行なうことが望ましい
− 検査間隔は(健康状態の場合)一年が原則
余談として。。。
血液検査をしていると「貧血」が多いのに気がつく。
放射線で骨髄がやられているという可能性も
考えられなくはないが、可能性は低い。
原因は「鉄分」の不足。「鉄欠乏症」の貧血が多い
これは放射能を気にするママに多い。
内部被曝を防ぐために、食品を選んで子どもに
食べさせるから鉄分が少なくなる。
−−− 牛乳、海草の摂取が少なくなっているため。
(Q&A 他に後半部分他については明日以降記載します。)
== 印西市役所からのお知らせ ==
☆ 12月23日(日)の休日開庁の中止について
休日開庁を実施しています下記施設につきましては、
12月23日(日)が国民の祝日となるため、休日開庁を
中止しますのでお知らせします。
○ 休日開庁中止施設 滝野出張所
○ 休日開庁中止日時 平成24年12月23日(日)
詳細は ・・・
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1352774292459/index.html
ぐんじとしのり
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