市議会からの封書だったので、急ぎでもないんだろうと
思いながら、封も切らずに、書類山積みの机の上に
置きっぱなし。(私の机の上には、このように封を
開けずの封筒、書類が山積み状態。急ぎなら、
必要なら、連絡がくるでしょう。。。)
今日になって開けてみました。
開けてみると、既に新聞報道された記事についての
ヘッダーと一緒に書類が3通。
資料1:放射性物質を含む焼却灰の手賀沼終末処理場を
一時保管場所とする決定に対して、より丁寧な説明を
求める決議
資料2:平成24年6月22日 印西市発作下町内会から
印西市長及び印西市議会議長あて署名簿
(町内会全世帯、116名)を受理
資料3:放射性物質を含む焼却灰の一時保管場所を
手賀沼流域下水道終末処理場に設置することに関する要望
3通が入っていました。
この内容については、封書が届いた日の朝の
新聞報道(後述)でおおまかに知っていたのですが、
その内容については不満があり、今週はスケジュールに
余裕がなかったので、「来週でも市役所に行くかな?」と
思っていた矢先のことでした。
※(補足)
資料1: 以下の私のブログをご覧ください。
http://togu.seesaa.net/archives/20120620-1.html
※(新聞報道より)
(1)東京新聞より 2012年6月28日
「県は十分な説明を」 ごみ焼却灰印西市長が要望書
印西市の山崎山洋市長は二十七日、放射性物質を含む
ごみ焼却灰問題で森田健作知事を県庁に訪ね、県が同市と
我孫子市にまたがる手賀沼終末処理場を一時保管場所に
決めたことに対し、市民への十分な説明などを求める要望書を
手渡した。
要望では処理場以外の候補地と最終処分場の早期提示も
求めた。森田知事は「苦渋の決断。ご理解いただきたい」と答えた。
同席した印西市の金丸和史議長が同じ内容を求める議会決議を
提出した。市が二十二日に処理場周辺の町内会から一時保管場所の
設置不許可を求める署名百十六人分を受けたことも伝えた。(横山大輔)
(2)毎日新聞より 2012年06月28日 地方版
「建設許可出さないで」印西市町内会、市長に要望書 /千葉
国の埋め立て基準濃度を超える放射性物資に汚染された焼却灰の
一時保管問題で、印西市発作下町内会は、山崎山洋市長らに、
県が手賀沼終末処理場(我孫子・印西市境)に保管施設を建設する際、
施設建設の許可を出さないことを要望し、全33世帯116人の
署名簿を提出した。これを受け、山崎市長は27日、地元の理解が
得られるよう、より丁寧な説明を求める要望書を森田健作知事に提出した。
住民が提出した書面によると、一時保管施設建設には、
都市計画法に基づき、処理場の土地利用について印西市の許可を受ける
必要があるとしている。
市によると、下水を処理するための施設に、焼却灰の保管施設を
作るため「都市計画法上の目的外使用に当たるのではないか」という。
これに対し、県資源循環推進課は「そういう考え方になるのか、
手続きが必要かどうかを含め都市計画と法務担当の部署と確認している」と
説明している。 【橋本利昭】
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
私が問題では?と思っているのは、以下の部分。
資料3:放射性物質を含む焼却灰の一時保管場所を
手賀沼流域下水道終末処理場に設置することに関する要望
・・・下記について強く要望する
1. 一時保管場所設置についての地元理解が得られるよう、
より丁寧な説明を求める。
・・・> え? 「地元理解が得られるよう?」地元は設置について
理解していませんけど? それは、今回の封筒で同封されていた
「資料2」を見ても明らかなはずですが。
以下、資料2の内容を掲載します。
資料2:平成24年6月22日 印西市発作下町内会から
印西市長及び印西市議会議長あて署名簿
(町内会全世帯、116名)を受理
* 印西市発作下町内会からの署名の内容について
(全文掲載)
千葉県知事は、6月18日に、放射性セシウムに高濃度に
汚染された焼却灰を手賀沼終末処理場の敷地内に一時保管する
ことを一方的に決定しました。
この間、6月9日には、本町内会を含めた予定地近隣の
3自治会向けに県主催の説明会が開かれましたが、住民からは
安全性や保管期間について不安や反発が相次いで発言されました。
また県は説明会会議録の配布などを出席者と約束をしました。
今回の知事の決定には、予定地近隣住民の意見が反映されているとは
言えません。また、県は、近隣の住民との簡単な約束すら
履行しないなど、地元を全く無視した暴挙を行っています。
報道によれば、『一時保管施設の建設には、都市計画法に基づき、
手賀沼終末場の土地利用について印西市から許可を受ける必要が
ある』とのことです。また、山崎市長の『一時保管施設を
容認することはできない』『強硬に建設することは容認できない』と
いう考えも示されています。
私たち発作下町内会は、「高濃度焼却灰の一時保管・持ち込み」には
断固反対すると臨時総会で全会員一致で決議しております。反対
署名簿をここに提出しますので、印西市および印西市議会は、
県に対して受入れ拒否を明確に表明すると共に、施設建設の許可を
しないようお願いいたします。
・・・ どこをどう読んでも「地元理解」とは程遠い決議文に
なっているにも関わらず、市長名で出された資料3では「地元理解」と
いう文面になっています。正直、意味がわからないのですが?
(資料2では山ア市長が「一時保管施設を容認することはできない」
となっていますが、市長名で出された文書(資料3)では「地元理解」?
また、市議会が決議した文面にも「丁寧な説明」は求めていますが、
「地元理解」が前提となっていないはずです。)
どこで、誰が、内容を変えてしまったのでしょうか?
現職/印西市長は地元理解のうえ、容認の方向?
この文面には納得ができませんので、しっかりとした説明が
発作下町内会に対してだけでなく、議会にも必要だと考えています。
みなさんはどう思われますか?
== 放射能/放射線対策について ==
県が低線量放射線による子供達の健康調査の実施を
国へ要望しました
http://www.pref.chiba.lg.jp/seisaku/kouiki/juuten/h24.html
千葉県では、毎年度、県政運営上、緊急かつ重点的に
取り組む必要がある事項について、国に対する提案・要望を
行っています。平成25年度の国の施策に対する重点提案・要望として
12事項60件を厳選して取りまとめ、国への提案・要望を実施しました。
なお、千葉県ではこれらの提案・要望が国の施策に
反映されるよう働きかけていきます。
平成25年度国の施策に対する重点提案・要望本文(PDF:628KB)
http://www.pref.chiba.lg.jp/seisaku/kouiki/juuten/documents/25jyuutenteianyoubou.pdf
今回の要望は以下の通りです。
事項1 東日本大震災からの復旧復興
事項2 福島第一原子力発電所事故の対応
事項3〜5 安全で豊かなくらしの実現
事項6〜7 千葉の未来を担う子どもの育成
事項8〜11経済の活性化と交流基盤の整備
事項12 行財政基盤の強化
その中の事項2の部分の福島第一原子力発電所事故への適切な対応の
(2)低線量放射線による子どもの健康影響調査の実施 というものが
盛り込まれました。(以下、その項目全文記載)
============
(2)低線量放射線による子どもの健康影響調査の実施
低線量の放射線を長期に受けた場合の健康影響については、
蓄積された科学的データが乏しい中、福島県以外にも局所的に
高い放射線が観測されており、特に子どもたちへの影響を
心配する保護者から健康調査の実施を求められている。
本来、放射線の健康影響調査については、各県がそれぞれの
判断や手法で行うものではなく、国が基準や方針を示し、
統一された考え方で行うべきものと考える。
また、放射線の直接的な影響のみならず、日常生活行動や
生活環境の変化等による健康影響の可能性も併せ、健康に影響を
与える要因について広範囲に集団で調査することを検討する必要がある。
(PDF 8-9ページ・59ページ中)
============
・・・ 県もようやく動いてくれるようです。
印西市に対しても引き続き要望をしていきます。
* 参考 以下の私のブログをご覧ください。
http://togu.seesaa.net/archives/20120603-1.html
・・・ブログ中段
== 放射能/放射線対策について ==
(= ぐんじとしのり 一般質問 Q&A(3)=)
1.印西市における放射線/放射能対応について
ホールボディカウンターの導入について、私が
印西市の考えを聞いています、
ぐんじとしのり
<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
→ IDは * 部分を@に変えて、コメント欄に書けない
内容は直接、お送りください。
老舗国産うなぎの蒲焼き 小さいけれど食べごろの国内産ウナギ蒲焼きです。鰻専門店でうな丼用... |