2012年06月19日

除染作業始まりました。

今日(6/18)から市内小学校の除染作業が始まりました。

早速、最初の学校となった高花小学校に見に行ってきました。
 
2012-06-18 15.02.06.jpg
  除染実施部分を囲っています。=画面左側
  (芝生部分は全て対象となります。「深刈り」)
   * 校舎を背に西側方向を撮影

2012-06-18 15.00.53.jpg
  シャベルカーが校庭に入り作業中です。
 (画面後ろが「高花団地(高花4丁目団地)」です。)
   
【以下、6/1付 ブログより】=(一部改訂)=====
http://togu.seesaa.net/archives/20120601-1.html

(1)【印西市 小学校除染スケジュール(一部)】
最初は木刈小学校、高花小学校の2校から開始。
     (*注 木刈小学校については後述)

その後、小倉台小学校。木下小学校。グランド整備が
絡むので、同時に多くの学校での並行しての作業は
難しいとのこと。
 
原山小学校・・・7月中、下旬開始、

内野小学校、原小学校、西の原小学校、滝野小学校、
いには野小学校・・・数値がグランド中心部は低いので
周辺部を中心に実施(7月中旬から順次実施予定)

小林北小学校 今回実施せず(既に1回実施済)

 ・・・> 芝生のある学校は全て「深刈」を行う。
 いずれも夏休み中にグランド部は完了予定。
(市−教育部総務施設班からの情報)

  ===============

以下、「印西市放射性物質除染実施計画」から抜粋
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1335833536898/files/1.pdf

2.除染目標
 法に基づき、汚染状況重点調査地域に指定された市町村は、
長期的な目標として追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト
以下となることを目指します。
当市では、除染関係ガイドラインを踏まえて、できるだけ
早い時期に、地表面から1m(幼児・小学校等、子供の
生活空間においては50cm)の平均空間放射線量が毎時0.23
マイクロシーベルト未満となるよう除染を進めていきます。
上記の除染目標に加えて、市独自の基準として、子供の
生活空間となる施設(幼稚園、保育園、小・中学校)においては、
地表面から5cmでの空間放射線量が毎時0.23マイクロシーベルト
未満となることを目指します。

6.除染方針
 除染方法は、原則として除染関係ガイドライン及びこれを
踏まえて策定された「放射線量低減対策特別緊急事業費
補助金要領(平成24年3月改訂)」に示される除染方法(表4)
から選択し実施します。

ア 除染作業に入る前に、空間放射線量の測定を行います。
イ 土壌については、表層を削り取るか、表土と下層土を
 入れ替えます。
ウ 雨樋下や側溝、排水溝入口などに堆積している土砂を
 収集します。
エ 除草、芝刈り、落ち葉等の清掃を行います。
オ 放水等(一部高圧水)を用いて洗浄等を行います。
カ 上記の除染作業が困難な箇所については、立入制限の
 措置をとることにします。
キ 除染作業の終了後、その効果を確認するための
 空間放射線量の測定を行います。
ク 除染後も定期的なモニタリングを行います。
 
(表4)除染対象に応じた除染等の方法  
                 から抜粋 ・・・

公共施設のうち、学校等子どもが長時間生活する施設

建屋の洗浄
・屋上等の清掃、拭取り、ブラシ洗浄、高圧洗浄
・雨樋等の清掃、洗浄、汚泥の除去等

アスファルト等の除染
・ブラシ洗浄、高圧洗浄
・側溝等の清掃、洗浄、汚泥の除去

表土除去及び客土※1
表土除去及び現場保管※1
土地表面の被覆※1
 ※1 除染対象施設に応じて、いずれか一つを選択する。

・庭等における表土等の除去
・客土、圧密による原状回復
・庭等における表土等の上下層の入替え、除去等
・現場保管の際の残土による原状回復
・汚染されていない土等による被覆
 
草木除去
・枝葉の剪定、低木等の高圧洗浄
・落葉の除去、除草
 
砂場の砂の入替
・砂場の砂の入替

 ================
(ぐんじとしのりから皆様へ)
今回の除染作業の大前提として、除染範囲については
@ 市が定期的に測っている数値で「平均空間放射線量が
毎時0.23μSV/h以上」である場所を対象とし、
A @を前提に除染を実施前に上記6アの作業を業者が
行い除染場所の確定を行うということになっています。
 
・・・言い換えると、@に該当しない場所については
そもそもAの作業に入りませんので、除染は行わないと
言うことになります。(つまり、小学校でも全面に近い
除染を行う小学校と、値が低いので実施しない場所を
抱える小学校が出るということになります。)
 =毎時0.23μSV/未満になったから「よし」とするのではなく、
 そもそも論から言えば、市が推奨する数値を高くとも
 0.1μSV/h未満にするというようにできないものでしょうか?
 
 ・・・ 国から費用負担が出ないと言うのであれば、
  印西市が負担すればいいだけのことです。
  = 多くの市民の皆様は誤解されているようですが、
  印西市は県内でも有数の財政が豊かな自治体です。
 (マスコミ上で、将来債務が多いと書かれるのは事実であり、
 将来債務も抱えていますが、その債務を担保できるほどの
 資金力を印西市はもっています。市が考えなくてはならないのは、
 贅沢な資金の使い道だけです。また、今回の件については、
 東京電力に請求すると言う手段も残っているはずです。
 守るべきは子どもたちの未来です。)

・・・> 今月中に木刈小学校でも除染作業を別の業者さんが
 開始するようです。(詳細、またお知らせします。)
       
== その他−放射能/放射線対策について == 
(1)NHKオンラインより
 森田知事 焼却灰保管場所発表
 http://www3.nhk.or.jp/shutoken/lnews/1005909031.html
 
 先日のブログにも記載しましたが、先日の大雨の中の説明会は
 なんだったのでしょうか。怒りを通り越して、呆れてしまいます。

 http://togu.seesaa.net/archives/20120610-1.html

(2)【印西市/放射線対応】市民持ち込みによる食品・飲料の
 放射性物質検査の結果(H24.6.4〜6.15)がHPに公開されました。

  詳細は・・・以下のURLからアクセスして、ご覧ください。

http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1339121559653/index.html
  *「たけのこ」他から放射性セシウムが検出されています。
  (地区名が表示されていませんので、どこかは不明ですが、
  商品としては出荷されていませんので、心配はないと思われます。)


 ぐんじとしのり 
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posted by ぐんじとしのり at 01:46| Comment(0) | 放射線問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする