2012年06月10日

森田知事を出せ!

今日(6/9−土曜日)夕方、雨が降る中、ごみ焼却灰の一時保管に
係る我孫子東高校での「住民説明会」に出席してきました。


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 地域住民とマスコミ、傍聴者に分かれて座りました。
 (関係者、マスコミを除く)参加者は170人程度。
 
17時に始まり、終わったのは20時30分を回って
いました。(1時間説明を行い、10分休憩。その後
質疑応答を行いました。2時間20分休憩ナシ。途中で、
県の職員に予定は何時までですかと確認したところ
「19時でした。」とのことで、内容の有無はともかく、
「誠意」は見せてくれたなと感じました。)

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 
説明会の内容/出席者

* 配布された資料は先々月に印西市議会議員に対して
 行われた説明会の資料とほぼ同じ。(数値が入っている
 資料については最新の状況に更新されていました。)

 + 参考 
  印西市議会議員に対して行われた説明会概要
  http://togu.seesaa.net/archives/20120427-1.html
 
* 説明者もほぼ同じ
 (坂本副知事以下、印西市議への説明会と同じ)

* 最後までいた印西市議は私だけ(そもそも、他に
板橋議員、海老原議員の3人だけの参加で、お二人は
途中でお帰りになりました。)− 議員への案内が
あったはずですが?印西市議の皆様、お忙しかった?
 = 議員も「傍聴席」で市民と一緒に傍聴。
 
* 印西地区環境整備事業組合の職員さん、印西市の
 職員さんが数名参加。
 
* 我孫子、印西の県議は我孫子市の花崎県議のみ
 出席。
 
* 我孫子市の市議は何人?、誰がきているか不明。
(お一人は知っていますが、公表は控えます。)

参加者からの質疑
(近隣住民からの質問に限っていましたが、
2時間近く経った頃に、「傍聴者にも発言をさせたら」と
いう住民側からの要望もあり、傍聴者数名が発言。)
 
 --- 参加した住民の殆ど(全員?)が反対。
 (以下のような意見、質問が出ていました。)
 
* なぜ、この場所を選定したのか。
 安全だというのであれば、近くに住め。
 危険があるものをここに集めて持ってくるという
 発想には到底納得できない。近隣に住民があまり住んで
 いないので、(対策費も)安くて管理できるといった
 安易な発想はないか。

(回答)県は広域行政体として、4市1組合の要請により
 検討した結果、この場所を推薦することになった。
 ご賢察よろしくお願いしたい。

* もし、「竜巻」など天才が起こったり、
 他にも予測できないことがあった場合、
 どこが責任を持つのだ。
 
(回答)この件については県の事業で行うので
  県が責任をもつ。

* なぜ、市の職員はきていないのか。
  (説明者席にいないのだ?)

(回答)今回は県の事業として行っている。

* 議事録は作成するのか

(回答)県庁のHPで公開する。
 近隣の住民(県から説明会の案内を出した住民)には
 郵送する。

 ・・・ この回答に対して、会場から「号外の
 県民便り」でも出して広報せよと怒りの声あり。

*「継続して協議してほしい。」
 ーまさか、この1回をもって、GOということは
 ないだろう?(今後、何度くらい予定しているのか。
 他の場所で広く住民説明会をすべきではないか。)

 (回答)森田知事に相談して決める。
 
* 森田知事はなぜ来ない?
  坂本副知事では話にならない。

  坂本知事や担当職員からは(森田知事から)「今日の
 説明会については丁寧に説明をしてこい。」と言われていて、
 今日の内容については「つまびらやかに説明、報告する」との
 説明がありましたが、会場では納得できずに以下のような
 発言をする方もいました。 
  
 ー市民の発言より
 「カジノの視察に行っている場合ではないだろ?」

 + 以下、参考記事

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120607/chb12060722470004-n1.htm

 (閑話休題)
  このニュース記事を読んだときに、私−ぐんじは頭に
  血が上りました。
 「ドイツに行ったら自然エネルギーの視察をしてこい。」

  また、6月2日には、飯田哲也さんがデュッセルドルフで
「福島原発事故と日本のエネ政策の混迷について」講演が
 ありましたが、森田知事は絶対に知らなかったと思っています。
 誰でしょう。。。そんな彼を知事にしたのは?
 知事選挙は来年3月です。

* 放射能問題に対して県の姿勢はなっていない。
 「千葉県民だより」についても殆ど言及されていないし、
 森田知事はこの地域のことは重視していない。子ども達には
 実際に健康被害もでているのに、県から放射線問題についての
 取り組みも聞こえず、失望感ばかり増している。
 
* 放射性物質の搬入経路についても周辺住民に対して
 説明も必要なのではないか?

(回答)環境省の基準に従って運搬を行う。

▽ ▽ ▽ 私が気になったポイント ▽ ▽ ▽ 

 我孫子市の参加者は自分のところで発生するゴミの焼却灰の
引き受け先がなく、滞留していることはご存知なのでしょうか?
(まさか、手賀沼終末処理場に受け入れさせようと方向転換
することだけは避けてほしいと思っています。
 当該処分場は我孫子市、印西市にまたがる場所ですが
当該処分予定地は「印西市発作」にあることを忘れて
ほしくはありません。参加者が声高に叫ぶ自区内処理*を
言葉の通り、責任をもった形で行ってほしいと思います。)
 
* 我孫子市の参加者の発言 何人も同じ趣旨の発言あり。
「それぞれのとこで処理すればいいじゃないか。」 
 
 私ー個人的には、やはり8,000Bq/Kgを超える放射性物質を
含んだ焼却灰については、広大な敷地を抱える海上自衛隊の
「下総航空基地」に一時保管すべきだと思います(他地区にも
広大な自衛隊施設があります。)し、8,000Bq/Kg未満の
焼却灰については各自治体が、自区内処理をすべきだと
考えています。
 
 ・・・ 長丁場の説明会でしたが、我孫子市の住民が大多数を
  占めている様に感じました。(印西市側の発言者はあまり
  なかった気がしています。発言時に地域名を発言してからの
  発言。=「発作」の住民が参加されたことは確認済み。)

 ・・・ また、私としては、今回の説明会に際して、既に
  下水汚泥を焼却した際の焼却汚泥から高レベルの放射性
  物質がでて、施設内で保管しているということに対して
  何らかの説明や報告があるかな?とも思ったのですが、
  この件については触れられませんでした。
  
 ・・・ 前回の印西市議を対象とした説明会と内容的には
  全く変わりませんでしたが、住民の怒りはひしひしと
  伝わりました。 (「みなさん反対です。」と会場から
  声あり。)

 ・・・ 次回開かれるかどうか、注視します。
  
== 放射能/放射線対策について == 

(= ぐんじとしのり 一般質問 Q&A(8)=)
1.印西市における放射線/放射能対応について
 4月26日に「印西市放射性物質除染実施計画
(以下、除染実施計画と言う)」が発表され、今後
この除染実施計画に基づき、除染作業が行われていくことに
なると思いますが、「除染実施計画」については除染の実施に
特化した計画であり、印西市において、今後、放射線/放射能に
対してどのように取り組んでいくのかが、まとまって
読み取れない。
 そこで、放射線/放射能対策について、以下を問う。
 
(3)環境放射線低減対策に関して。
  A 県有地の除染については千葉県が計画をたてて
 実施していくとのことで県のHP上に紹介されているが、
 印西市内の「北総花の丘公園」や「印旛明誠高校」に
 対して早期実施を求めることは行なっているのか。

【回答/環境経済部長】
 千葉県放射性物質除染実施プラン策定後、県に確認をさせて
いただきましたが、北総花の丘公園や印旛明誠高校は今年度中の
除染を予定しているとのことで、特別支援学校を最優先とし、
それ以外の施設は各施設の空間放射線量や利用状況を勘案し
順次、実施することとしているとのことでございます。
 
(ぐんじとしのりより/再質問)
花の丘公園については、子どもたちが通学路として使ったり、
地域を知る活動やマラソン大会でも使ったりすることから
市は積極的に係るべきではないか?早期除染の実施を、
県に申し入れできないか。

【回答/環境経済部長】
北総花の丘公園につきましては、子供関連施設でもあることから、
除染実施に向け、申し入れを行いたいと考えております。

 ・・・ 市から県への申し入れについて確認するとともに、
  県議を通じて、早急に県への働きかけも行って
  いきます。
 

 ぐんじとしのり 
    <メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
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   内容は直接、お送りください。







Oisixでは当社センターから出荷する 
青果物・乳製品・卵・鮮魚・精肉について、
放射線量の検査を行っております。
Oisixでは一般的な「一部サンプル抜き取り検査」ではなく、
青果物、乳製品、卵、鮮魚、精肉の対象アイテムについて
「全アイテム検査」を流通前に「毎日」行なっています。

 □取り組みの詳しい内容はこちら http://www.oisix.com/sc/kensa

posted by ぐんじとしのり at 01:45| Comment(0) | 焼却灰(手賀沼処分場) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする