2012年05月14日

徒歩40-50分。

印西市議会の定例会が5月29日(火曜日)から
始まる予定です。今度の定例会の一般質問の
通告締め切りが迫る中、何を一般質問しようかと
いろいろ考えあぐねています。
 
そのため、資料を整理していますが、ふとGW中に
文書をつくり、皆様にご報告を・・という案件があった
ことを思い出し、結局、このブログに記載していなかったと
いう大事な話がありましたので、今日、記載します。
 
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

「通学するのに子どもの足では40-50分かかるんですよ。」
確かに冷静になって、考えてみると小学1-2年生の
子ども達ではこのくらいの時間は通学にかかるかもしれません。
(あのー、ここはニュータウンのはずですけど????)

この場所は、戸神台2丁目。{千葉ニュータウン中央駅
南側の新しいマンション群とその奥に広がる一戸建て]
戸神台2丁目の子ども達は小倉台小学校に通っています。
(戸神台1丁目は内野小学校に通っています。そして、
このまま進学し、それぞれ、戸神台2丁目の子ども達は
木刈中学校、戸神台1丁目の子ども達は原山中学校に
通うのが現状です。)
  
通学区域を決めるのは、「通学区域審議会」です。
戸神台2丁目の通学区域を決定する際には委員の中で
採決をとり、結果が4:3だったという話を聞いています。
 (内野小学校に通学させるべきという声も当然ありました。)

しかし、この徒歩40-50分が近いとしたら?
実は、先日、開催された印西市の「千葉ニュータウン対策
特別委員会」で委員の誰もが説明さえ求めなかった
(当然、誰も全く何も質問をしなかった)場所があります。
 
2012-05-07 13.30.52.jpg
戸神台2丁目西側の空地から武西学園台を臨む
{独立住宅用地−造成中です。}

2012-05-07 13.31.35.jpg
戸神台2丁目西側の空地から
    公園予定地(東京電機大学方向)を臨む
 − 写真左側の「林」に注目。

現在、1枚目の写真の正面や2枚目の写真の右側この土地は
「独立住宅予定地」として、土地の造成中ですが、この
「林」の場所は、小学校予定地であり、この土地の「土地
利用計画」を「独立住宅予定地」と変更したいとの「都市
計画の変更(案)」がまもなく決定します。
 
つまりは、小学校をつくるのやめた。
 ・・> 一戸建て用地にします。。。という話です。

たしかに、小学校を新設しても児童が集まらないのも事実で、
周辺の既設校で対応可能であるため小学校はつくらない。との
理由は充分わかります。

しかし、この土地利用計画が変更された場所と 当初から
独立住宅予定地として計画されている「県道南環状線」そばの
土地では、やはり独立住宅(一戸建ての)住宅が出来た後に
子ども達は「小倉台小学校」「木刈中学校」に通うことに
なります。(当該地区名は「武西学園台」という地名に
なります。)

電機大学そばの南環状線から仮に子どもの足で歩くとしたら
60分で小倉台小学校に到着できるでしょうか?
大丈夫でしょうか?これでいいのでしょうか?

千葉県館山市で、小学生の列に軽自動車が突っ込み、
小学生1年生が亡くなると言う事故がおきました。(先月27日)
(この事故に限らず、以前も通学中の小学生にクレーン車が
倒れるという事故もありました。)

また、戸神台、武西学園台ほど長い距離は歩きませんが、
牧の原5丁目(印西牧の原駅北側)から原小学校に通う
子ども達は交通問題はあまり心配ないかもしれませんが、
往復とも大きな公園(牧の原公園)の中を歩くことになり、
犯罪に巻き込まれないか心配です。
  
私は長い時間、子どもたちが歩いて通学することによる事件や
事故の発生についての危惧を「安全対策」「防犯対策」として
既に市役所と協議し、対応を求めています。

いっそのこと、印西市別所から木下小学校に通うために
子どもたちが乗っている朝の「ふれあいバス」のような
(「スクールバス」に匹敵すると考えています。)手段は
とれないのだろうかと考え、提案しています。
もちろん、学校選択性の導入もこのエリアについては
検討を進めてみてもいいと思います。
  
市民のみなさまはどうお考えですか。
(小学生低学年のおこさまをお持ちの保護者さんは、
一度、ご自身で小学校まで歩かれることをお願いします。)
   
** 参考
 
 印西市では、
  子ども達への安全指導は「教育部指導課」
  通学区域の設定は「教育部学務課」が事務局を
  務めています。

== 放射能/放射線対策について ==

* 東京湾の海底土のセシウム、7か月で13倍に
  読売新聞 5月13日(日)20時14分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120513-00000617-yom-sci

 東京湾の海底土に含まれる放射性セシウムが、昨年8月から
約7か月間で1・5〜13倍に増えたことが、近畿大の調査で
分かった。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された
セシウムが、河川から東京湾に流れ込んだとみている。

 同大の山崎秀夫教授(環境解析学)は今年4月2日、
荒川の河口付近など東京湾内の3か所で海底土を採取し、
分析した。深さ1メートルまでの土に含まれるセシウムの量は
1平方メートルあたり7305〜2万7213ベクレルで、
昨年8月20日の調査結果(同578〜1万8242ベクレル)を
3か所とも上回った。

 海底面から深さ6センチまでのセシウム濃度
(1キロ・グラムあたり)は321〜397ベクレルで、
やはり8月20日の調査結果(75〜320ベクレル)を上回った。
河川の泥にたまったセシウムが少しずつ東京湾に流れ込んで
いるためとみられる。 .最終更新:5月13日(日)20時14分

* 経産省が東電の値上げに関するパブコメ募集。
 (6月9日まで)

 東京電力株式会社の電気供給約款の変更認可申請に係る
 「国民の声」募集について

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620212007&Mode=0


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posted by ぐんじとしのり at 02:12| Comment(0) | 文教政策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする