2012年03月12日

あの日から1年。

今日(3/11)、東日本大震災から1年。
私にとってみれば、振り返ればあっという間だったのですが、
被災地の方々にとっては、どんな1年だったのでしょうか。

それぞれの14:46。
どのような場所で、どのような思いで
みなさまは迎えられたのでしょうか。
 
私は足を骨折している関係で、テレビを見ながら黙祷し、
その後、テレビで天皇陛下のお言葉をお聞きしました。

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<天皇陛下のお言葉> 
東日本大震災1周年追悼式
 
東京都千代田区の国立劇場で行われた
... 東日本大震災1周年追悼式で、
天皇陛下が述べられたお言葉は以下の通り。

         ◇ 

 東日本大震災から1周年、ここに一同と共に、
震災により失われた多くの人々に深く哀悼の意を表します。

 1年前の今日、思いも掛けない巨大地震と
津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が
生じました。その中には消防団員をはじめ、危険を
顧みず、人々の救助や防災活動に従事して命を
落とした多くの人々が含まれていることを
忘れることができません。

 さらにこの震災のため原子力発電所の事故が
発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、
そして生活の場としていた地域から離れざるを
得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の
問題を克服しなければならないという困難な問題が
起こっています。

 この度の大震災に当たっては、国や地方公共団体の
関係者や、多くのボランティアが被災地へ足を踏み入れ、
被災者のためにさまざまな支援活動を行ってきました。
このような活動は厳しい避難生活の中で、避難者の心を
和ませ、未来へ向かう気持ちを引き立ててきたことと
思います。この機会に、被災者や被災地のために働いてきた人々、
また、原発事故に対応するべく働いてきた人々の尽力を、
深く労らいたく思います。

 また、諸外国の救助隊をはじめ、多くの人々が
被災者のためにさまざまに心を尽くしてくれました。
外国元首からのお見舞いの中にも、
日本の被災者が厳しい状況の中で互いに絆を大切にして
復興に向かって歩んでいく姿に印象付けられたと
記されているものがあります。
世界各地の人々から大震災に当たって示された
厚情に深く感謝しています。

 被災地の今後の復興の道のりには
多くの困難があることと予想されます。
国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されて
いくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています。
そしてこの大震災の記憶を忘れることなく、
子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、
安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います。

 今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを
一同と共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。

         ◇ 

・・・・私の友人が「被災者を一番親身になって思いやられ、
実際に行動したのは政治家でもなく企業家でもなく、
125代続く日本の象徴である天皇陛下かもしれない。
いや、きっとそうだ。」ということを言ってました。
 
私も(自分自身の記憶によると)天皇陛下が、震災後
7日連続で被災地入りをして、被災者を思いやり、
被災地に心を砕かれていたことを聞いていたので、
友人の言葉に深く同意しています。
 

 ぐんじとしのり 
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posted by ぐんじとしのり at 01:41| Comment(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする