私は委員ではありませんが、突然の召集だったので
傍聴者として、議論を聞くことができませんでした。
しかし、終了後、同僚議員に話をお聞きし、市民各位に
情報を提供すべく、ブログとしてアップしたいと思います。
議論がかみ合わなかったような声も聞こえてきました。
実は今日は、あらかじめ予定されていたものではなく、
今週13日(月曜日)に付託先(審査を行う委員会)が
決まらなかった、以下の二つの請願について
取り扱いを検討するために委員会が開催されました。
・「クリーンセンター次期中間処理施設
整備等に関する深度ある調査研究を強く求める請願書」
・「印西クリーンセンター次期中間処理施設計画
白紙撤回への行動を求める請願」
結論から申し上げて、
・「クリーンセンター次期中間処理施設
整備等に関する深度ある調査研究を強く求める請願書」は
「環境経済常任委員会」
・「印西クリーンセンター次期中間処理施設計画
白紙撤回への行動を求める請願」は
「議会運営委員会」に付託すると決まったとのコトです。
しかし、どのような審査が両委員会で開催されるのでしょうか。
そもそも、印西市には常任委員会以外に、特別委員会が
設置されており、そのひとつが、
「クリーンセンター次期中間処理施設整備等特別委員会」という
ものです。
そして、この特別委員会の設置目的としては、名前のごとく、
「クリーンセンター次期中間処理施設整備等に関する調査研究」を
設置しております。【委員長=橋本議員(公明党)】
このことを念頭に置きながら、今回の請願を見ていくと。。。
・「クリーンセンター次期中間処理施設
整備等に関する深度ある調査研究を強く求める請願書」
について、参考までに以下に全文掲載します。
==========================
「クリーンセンター次期中間処理施設整備等に関する
深度ある調査研究を強く求める請願書」
趣旨:
印西地区環境整備事業組合では、現在、次期中間処理
施設整備事業に関する検討を進めております。
同組合では、これまで、平成23年3月に次期中間処理
施設整備検討委員会での検討結果を受け、「印西クリーン
センター次期中間処理施設整備基本計画」を策定し、
さらに同年6月には管理者・副管理者により「移転予定地」が
決定し、公表しております。
しかし、これまでの検討過程では、平成22年4月、
印西クリーンセンターの更新等について検討した次期中間
処理施設整備検討委員会が、比較評価結果を含む次期中間
処理施設整備事業対象用地の評価業務に関する報告を組合
管理者に提出する際に、まちづくりの観点からの検討の
必要性を訴えており、また、平成22年11月、印西市長は
組合管理者に対し、経済性の精査・研究と周辺住民への配慮を
求めていたにもかかわらず、実際には、まちづくりの観点からの
検討、経済性の精査・研究、周辺住民への配慮が十分に
行われているとは思えません。
実際、印西市民を含む構成市町の住民から印西地区
環境整備事業組合議会に対して、
@平成24年度中に移転予定地の取得費の予算計上をしないこと、
A広く印西市民・白井市民・栄町民の意見を聴取する
検討組織を立ち上げること、
B平成25年度に予定されているごみ処理基本計画の策定に向けて、
財政負担の問題やごみの減量化等の施策を含めた次期廃棄物
処理計画の検討を繰り上げて実施することを内容とする請願書が
提出されております。
以上を踏まえ、印西市議会においては次期中間処理施設整備事業に
関する印西地区環境整備事業組合におけるこれまでの検討等を
参考にしつつ、まちづくりの観点からの更なる調査研究、
経済性の精査・研究、財政負担の問題やごみの減量等の施策を含めた
クリーンセンター次期中間処理施設整備等に関する
深度ある調査研究を「クリーンセンター次期中間処理施設整備等
特別委員会」において行うよう請願いたします。
請願項目:
1.クリーンセンター次期中間処理施設整備等に関して、
次期中間処理施設整備計画と印西市のまちづくり計画との
適合性を充分に考慮して、広く印西市民の意見を調査・聴取し、
住民の意見を取り入れた事業計画策定のための調査研究を行うこと。
2.クリーンセンター次期中間処理施設整備等に関して、
経済的合理性や印西市の将来負担を考慮した適切な廃棄物処理の
ありかたに関する調査研究を行うこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・
このような内容で提出されましたが、議会運営委員会では、
特別委員会は請願の付託先にはならないとの理論で、常任委員会の
ひとつである「建設経済常任委員会」に付託されることに
なったようです。
しかし、記載した請願の文面を読むと、先述のクリーンセンター
次期中間処理施設整備等特別委員会の目的であるクリーンセンター
次期中間処理施設整備等に関する調査研究に合致し、議会運営委員会で
充分な議論を尽くされず、また特別委員会の委員長がヤル気になれば、
特別委員会での慎重なる審議も可能だったと思うのですが、審議したく
なかったのでしょうか。
「請願項目に請願の審査先が書いてあるのはおかしいといった」理由で
議会運営委員会で問題にするのもいかがなものでしょうか。
議員は市民の代表者として選出されていますので、このような
議論があったことはしっかりと今後公開していきたいと思います。
* 参考 ・・・・
== 昨日の組合議会の内容がまとめられています。 ==
【毎日新聞/千葉版より】
印西地区環境整備事業組合:清掃工場移転先の
地質調査費を予算計上 /千葉
印西市と白井市、栄町でつくる印西地区環境整備事業組合の
議会は16日、清掃工場移転先の地質調査費用などを
盛り込んだ12年度一般会計予算案を可決した。
組合は移転計画に反対する住民へ「説明を尽くしたい」と
して土地取得費約40億円の予算計上を見送る一方、
不動産鑑定や基本設計、環境影響評価の費用を予算化。
議員3人がこの部分を削除する修正案を提出したが、反対少数で
否決された。計画反対の2市民グループが計画撤回などを求めた
請願書も採択されなかった。
また、組合は清掃工場「印西クリーンセンター」から出た国の
基準濃度1キロ当たり8000ベクレル以下の焼却灰埋め立てを、
印西市岩戸の印西地区一般廃棄物最終処分場で再開する意向を
明らかにした。
基準以下の灰は本来埋め立て可能だが、処分場周辺の住民感情に
配慮し、センター内で約400トン(1月末現在)を保管。
3月末で満杯になるため、センター敷地内のテニスコートも
使ってもう1〜2カ月保管を続ける。
センター内には基準値を超す灰も約130トンあるが、
印西市は県が提案した手賀沼終末処理場(我孫子、印西市境)での
一時保管に反対し、受け入れ先は見つかっていない。【早川健人】
== インフルエンザ 関連 (2/17(金)現在)==
【千葉県印西市インフルエンザによる学級閉鎖状況】
滝野小 学年閉鎖 1年生 6年生
西の原小 1-1 2-1
他 小中学校なし。市教育委員会に確認済み
== 放射能/放射線対策について ==
** 参考までにお時間があるかたは、ご覧ください。
〔ルポ〕事故から25年、チェルノブイリは今
http://www.jiji.com/jc/v4?id=chernobyl-tmi0001&rel=y&g=phl
ぐんじとしのり
<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
→ IDは * 部分を@に変えて、コメント欄に書けない
内容は直接、お送りください。

Oisixでは当社センターから出荷する
青果物・乳製品・卵・鮮魚・精肉について、
放射線量の検査を行っております。
Oisixでは一般的な「一部サンプル抜き取り検査」ではなく、
青果物、乳製品、卵、鮮魚、精肉の対象アイテムについて
「全アイテム検査」を流通前に「毎日」行なっています。
□取り組みの詳しい内容はこちら http://www.oisix.com/sc/kensa