中心とした補正予算案の審議がありました。
その補正予算の内容としては・・・
歳入・歳出予算の総額にそれぞれ26,369千円を
追加し、歳入・歳出予算の総額をそれぞれ
30,774,344千円とするものです。
議員全会一致で、可決されました。
* 主な対策
(以下、全て放射線対策−事実上の除染関連ーです。)
公害対策事業 4537千円
=高圧洗浄機を12台購入
9つの中学校区と市役所、支所の
合計12台配備 (300リットルサイズ)
公園緑地維持管理事業 6329千円
=小林稲荷谷公園
戸神台西街区公園(通称:ロケット公園)
吉高台公園
小学校施設管理に要する経費 4295千円
=永治小学校
幼稚園施設管理に要する経費 7487千円
=市立幼稚園3園 園の表土剥離、埋設他
今回の放射線対策については、印西市が現在策定中の
「除染計画」に基づくものでなく、国から除染に対する
補助金が受けられると想定される事業を、印西市の
貯金(「財政調整基金」)を取り崩して行われるものです。
* 参考 財政調整基金残高
印西市 ・・・・ 約61億6800万円 (H23.12.31)
白井市 ・・・・ 約22億4700万円(H22年度末)
我孫子市 ・・・ 約21億9000万円(H22年度末)
鎌ヶ谷市 ・・・ 約17億800万円(H22年度末)
したがって、ここに紹介した事業は本日可決されましたので
直ちに、入札の実施を経て、本年3月31日までに事業が
完了されるものです。(本年度内に事業を完了することが
国庫から補助をうける前提となっているようです。)
また、除染計画については、県内では先行する柏市や
流山市がありますが、事業の実施には事実上、どの自治体も
まだ至っていないという答弁がありました。
(印西市では今月末頃には実施に向けたパブリック
コメントを実施したいとの考えを答弁しました。)
* 特措法に基づく「除染計画」に従い、事業を進められれば
国庫からの補助金も出ると思います。しかし、国庫からの
補助とは行っても全額出るのが不明確な現状であれば、
市の単独事業としても、実施できるのであれば、4月以降の
完了しても事業の実施をお願いしたかったのですが。
引き続き・・・なかなか一筋縄ではいきません。
== 放射能/放射線対策について ==
臨時議会終了後、市議会全員協議会が開催され、
その協議会の項目のひとつとして、以下の項目がありました。
* 4市1組合で要望した焼却灰等の一時保管場所について
2/6(月曜日)の会議では、保管場所についての話は
平行線。また、県主催の説明会について提案がされ、
「住民説明会と議会への説明をしたいが」との話だった。
(「副市長の回答要旨」)
市長としては「到底受け入れられない。」との考えを示しました。
私より、「県が説明会を市で実施することについて
どう考えるか?」、市長にお聞きしましたが、
「やってはいけない。とは言えないし、止めることもできない。」との
考えを市長は述べました。
ぐんじとしのり
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