2012年01月23日

つきゆびは・・・

「ひっぱっちゃ、ダメだそうだ。」
高校生くらいまで運動をしていて、
つきゆびをすると絶対にひっぱっていた
気がする。
 
昔と今は、たくさんスポーツ時の怪我に
対する対応が変わってきているなと
思いながら講演会を聞いていました。
 
昨日(1/21(土曜日))午前中の講演会。
「成長期のスポーツ障害と予防」

会場 : そうふけ公民館 2階視聴覚室
内容 : 講師 多田 久剛(ただひさよし)氏
主催 : さわやかコミュニティー推進委員会
(西の原中学校区)


ふれあい文化館.jpg

参加者は40名程度
(大人25名、中学生、小学生の参加もありました。)
  
パワーポイントを使いながら、委員長の秦さんの
協力もあり、実演を行いながらの90分の公演でした。
 
知らなかった話がたくさんありました。

* 発育期の身体的特徴

  発育期 骨<靭帯
  成人式 骨>靭帯

 ・・・足をひねった場合、子どもの場合
  骨に影響がある場合もあり。(靭帯が骨から
  はがれる)・・レントゲンをとったほうがいい。
  (大人は大丈夫−「靭帯を痛めた」−です。)

* 骨盤部の裂離骨折
  筋・腱・靭帯などの牽引力によって、
  その付着部の骨が引き裂かれて骨折するもの。

* 怪我を予防するには
  −ストレッチはとても大切
  (成長期、非常に有用。さまざまなストレッチを
  丁寧にゆっくり行う。何かをしながらという
  ストレッチも有効。)
  − アイシングも有効
    (骨折云々関係ない。)
  − 適切なケアを行う。
  − 子どもがはっきり自分の痛みを訴えられる環境に
   ありますか?

* 外傷・障害の応急手当
  RICE処置
   Rest       (安静)
   Ice        (冷却)
   Compression(圧迫)
   Elevation  (拳上)患部を上げる。
   ・・・ 慢性疲労や筋疲労にも効果的
 
* 万一、骨折したら、「病院にいくまで」冷やす。
  + 骨折すると 熱く、腫れる(炎症)の症状
  + 骨が見えるほどの骨折の場合には、
    「絶対に骨に触らない」(<・・感染症の原因)
     ガーゼ等きれいな布等で覆う。
  
* 怪我をしているけど、最後の試合だし、出たい・・・
 
 @ チームにとって、その行動はプラスかマイナスか?
 A 後遺症はどうか?
 
 「監督」「保護者」の判断にもなるだろうと思う。
 ケースバイケース。
 大人ならば、テーピング、痛み止めの注射もありえるが、
 子どもは制限されるべきもの。

 ・・・・・ 実技を交えての講演はあっという間に
 終わりました。 多田先生、ありがとうございました。
 
== 放射能/放射線対策について == 

☆ 以前、このブログでもご紹介しましたが、
 東北大学の岡山博教授の書いた「被曝をどう避けるか」
 わかりやすくまとまっていますので改めて紹介します。
  ・・・ 一部書き換えたようです。

「他人の安全を軽視し、消費者に情報を教えず…安全という評価を
 強制する人を信頼すべきではない」
「家庭でできること:汚染食品を避ける/調理法 等々・・・
 
 http://hirookay.blog.fc2.com/blog-entry-13.html

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posted by ぐんじとしのり at 02:04| Comment(0) | 印西牧の原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする