ハードな1日でした。
(午前中は「成人式」に出席させていただき、
午後は2箇所での「講演会」の開催をしました。
そして、夜は自治会の活動に時間を費やし、
資料作りに勤しみました。)
今日は、昨日の夜の続きで「自治会関連」の
作業で時間を使いながら、明日からの準備を
行っています。
昨日の講演会の内容を以下に抜粋して、
ご紹介します。
= 「34分別の町 上勝の挑戦
−みんなで取り組むゴミ減量」(2) =
講師/藤井 園苗氏

イオン会場にて(参加者100名超)
* 世界に存在する焼却炉の2/3が日本にあると
言われています。
* 上勝では燃やせるゴミ/燃やせないゴミという
分別方法から、リサイクルできる/できないという
区別をするようにした。どうしてもリサイクルに
まわせないもので、燃やさなければならないもの
だけ、「燃やす」。
* 上勝では収集車で回収せず、町にある「ごみ
ステーション」に町民自らが持ち込む。
=好きな時間に持ち込める。持ち込めない人は、
1袋(45リットル)210円で回収支援をする。
(町が金銭負担する。)本人負担は10円。
* 生ゴミは各家庭で堆肥化する。
コンポスト(自己負担3,100円)。
電動生ゴミ処理機(自己負担10,000円)
= 燃やすゴミの半分は生ゴミ。従って処理機の
負担をしても問題は無い。
* 34分別についても、「分別」という言葉が
わからない子どもたちにも、ゴミを分けることを
体で覚えることができる。
* リサイクルだけでいいのか?
3R(Reduce,Reuse,Recycle)は順番が大事。
まずは、リデュース(作らない、不要なモノは
買わない=発生抑制)、リユース(再利用する。
自分では使わないものをまだ使えるものを
持ち込む場所を用意する)。そして、
リサイクルは最後である。
−まずは元栓をしめればいいのでは?
リユースは、無料で使わなくなったものを
置いていける「くるくるショップ」がその役目を
果たす。無料。搬入されるもの、もっていかれるもの
ほぼ月間同一の量になっている。
= この仕組みは小学生が考えて、始まった。
また、布、綿のリサイクルも行われ、お年寄りが
かかわり、介護予防にもなっている。
* リユース食器について
祭りの屋台で使う使い捨ての食器を、お店を出す方に
協力して頂いて、繰り返す使えるものにすることでゴミは
ほとんど無くなる。 (問題として、食器の洗浄、消毒を
どうするか。)
* ゼロウェイストの町は上勝だけでない。
@ 福岡県大木町
A 水俣市 22分別 環境モデル都市
B 町田市 14分別 昔から市民レベルで研究中
C 神奈川県葉山町でも進んでいる。
* ゴミのリサイクルを進めると・・・
街自体がブランド化されて、付加価値がついてくる。
付加価値と効果
(1) ゴミ処理の先進性
(2) 地域の活性化につながる
おいしい食べ物を作っているのでしょう。
(3) 環境教育も進む
ゴミの元を考えるきっかけとなる。
(4) 高齢者医療福祉の向上につながる
福祉より生きがいが大事
元気にいられる医療費がかからない街になる。
(5) 定住促進
過疎化の進む街が定住促進につながる。
(6) 産業活性化
Q/A) 反対されている方、消極的な方にはどう対応するか。
・・・ どこにでも何割かは反対する意見もあるものだ。
広報誌、公演、イベントなどでお知らせしていく。
== 放射能/放射線対策について ==
以下のブログを見つけ、一気に読みました。
結構長いですが、お勧めです。一度目を通してください。
【被曝】仙台赤十字病院呼吸器科医師・東北大学 岡山博教授
「被曝をどう避けるか」
(”他人の安全を軽視し、消費者に情報や事実を教えず、判断させず、
安全という評価を強制する人を信頼すべきではない”
“汚染食品の考え方”など)
http://hirookay.blog.fc2.com/blog-entry-13.html
・・・ 共感しています。
ぐんじとしのり
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