見に行ったら、年賀状はまだ届いていませんでしたが、
茶封筒が届けられていました。
裏を確かめると、
「ごみ処理施設を考える印西・白井・栄連絡会」と
記載され、内容を確認したところ、市議会議員宛に
連絡会が発行した印刷物とあいさつ文が同封されていました。
以下、同封の挨拶文、全文掲載します。
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平成23年12月
印 西 市 議 会
議 員 軍 司 俊 紀 殿
「次期中間処理施設整備事業」の慎重な検討のお願い
拝 啓 ますますご清祥のこととお喜び申しあげます。
さて、当連絡会は、現在、印西市・白井市・栄町により
構成する「印西地区環境整備事業組合」において
検討されている「次期中間処理施設」の整備に関して、
これまでの検討が不適正・不十分であることから慎重な
審議を求める必要があるとの共通認識を持った一般住民により、
各地で立ち上げられた市民団体が、相互の連携を強めて
行くことを目的に結成した住民組織です。
私たちは、当然ながらゴミ処理施設の必要性・重要性は
十分に認識しておりますし、設備の老朽化に伴う更新の検討の
必要性・重要性も十分に理解しておりますが、これまでの
「印西地区次期中間処理施設整備検討委員会」等での
検討過程において、“地域住民の合意”形成に向けた検討や、
“莫大な財政負担”(平成23年12月2日に組合が公表した
「次期中間処理施設整備事業 概算事業費」(平成23年3月時点)
では対象費19,771,500 千円)に関する検討が十分に
行われていないことに強い疑問を持っております。
これらの疑問は私たちのみならず、情報開示と住民合意への
働きかけが不十分なために、詳細を知らされていなかった
多数の住民の方々が抱いている思いでもあります。
私たちは、「次期中間処理施設整備」を検討できる時間は
まだあると考えており、今後、真の「住民合意」をつくるためにも、
疑問点を広く住民に知らせ、住民全体で考え、あるべき方策を
定めていくための活動を進める所存であります。
その一端として、私たちが発行した印刷物を、ご参考のために
お届けしますのでご高覧くだされば幸いです。
貴職におかれましては、移転候補地の土地取得費の予算計上を
含めた「次期中間処理施設整備事業」が拙速に進められることが
ないよう、また、慎重な審議・検討が行われるよう特段のご高配を
賜りたく、よろしくお願い申しあげます。
敬 具
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同封されていたチラシは先日、自宅マンションの
ポストに投函されていたものと同一でしたが、この連絡会が
何を求めているのかがはっきりと読み取れます。
この文書の宛先は、「印西市議会」と記載されていますが、
印西地区環境整備事業組合を構成する2市1町の議員に
渡っているのかを確かめる必要があると思います。
(「連絡会」なので、行っているとは思いますが。)
受け取った議員はどのようにこの文書を受け止める
のでしょうか。私自身は、先日「慎重審議を求める意見書」
を市議会に発議案として上程し、環境整備事業組合に
提出するように行動しましたが、結果は否決でした。
http://togu.seesaa.net/archives/20111222-1.html
しかし、今回、市民レベルでこのような活動を行なって
いることが明確になった以上、「市民の代表である議員」が
どのように行動するのかを見極めていかなくてはいけません。
選挙の時だけ、「市民のためにがんばります。」というの
でしょうか。それとも、このチラシを否定できるような
根拠ある説明ができるのでしょうか。今後の動きに
注視したいと思います。
参考ブログ ごみ処理施設を考える 印西・白井・栄 連絡会
http://blog.goo.ne.jp/gomishori_iss
・・・インターネット署名も行なっているようです。
http://www.shomei.tv/project-1892.html
ぐんじとしのり HP http://mmirai.com/
<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
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内容は直接、お送りください。