埋めているのですが?」と小林地区の方から連絡をいただき、
本日朝から、現場を視察に行ってきました。
小林北小学校 東南側に
除去した土を埋設したとのことです。
既に当該除去した土が入ったフレコンバッグは地中に
埋めたようですが、最後の整地作業を行っていました。
校舎側から南方向を見る。
作業的には
@ 放射性物質が含まれる土が入ったフレコンバッグ
を埋める穴を掘り、その穴にフレコンバッグを置く。
穴の深さ=160-170CM
除去した土=170㎥(150袋)<・・・穴に埋めた
A 穴に置いたフレコンバッグの上から、清浄な土で
覆い、フレコンバッグを埋める。
覆土の深さ =50-60センチ
B 埋めたことを示す看板や、立入り禁止とするのか?
看板は出す予定。立ち入り禁止にはしない。
(理由は後述)
以前、原山小学校の作業の様子を見に行ってきました。
その際には、側溝と雨樋の清掃だけでしたが、
徐々にではありますが、市でも「除染活動」をすすめて
きています。
(参考)
http://togu.seesaa.net/archives/20111028-1.html
しかし、「これで充分か?」といわれたら、
まだまだ保護者の期待には添えていません。
今回の視察のきっかけとなったご相談では、
「埋めたところには大量のフレコンバッグがあり、
ホットスポットになりはしないのか?」という質問も
ありました。
結論から申し上げて、市当局としては「問題ない」と
回答してきています。
その根拠としては、「この作業(放射性物質の上に
清浄な土で覆う)の結果として、当該埋め立てを行った
エリアでは、放射線量は計測したところ激減している」ので
というものでした。
しかし、その反面、この埋めた場所以外のところは
引き続き、高い数値を示しており、年明け早々に再び校庭の
表土を削るという作業を考えるということでした。
(率直に書けば、埋め立てたエリアが小学校内で放射線量が
低いエリアになったとのことです。)
個人的には説明に対しては納得しましたが、心情的には
「なんとかならないのかな?」という思いは残っています。
− 補足 ー
「他の場所はなかったのか」ということで、本日立ち会って
くれた職員と話をしましたが、校庭の下に埋設されている
「管類」を考えると適当な場所がないということでした。
では、「(今回の作業後に、)引き続き値が高い場所で
作業した場合、搬出される土はどうするのですか?」と
尋ねたところ、その土については、(校庭に)埋めるしか
(量も莫大になるので)方法はないだろうとのことでした。
・・・ 今後の作業については新たな予算措置が必要と
なりますので、2月に臨時議会が開催され(予定)、
予算議案が通ったあとの作業となる予定です。
− 参考 −
* 同様の埋設作業が完了した小中学校
(H23.12.28までに完了)
小学校5校
本埜第一/小林北(本日視察)/小倉台
木刈/六合
中学校1校 本埜
* 今回実施していない学校も年があけて
1月以降に着手し、今年度中には市内全ての小中学校で
作業完了の予定です。
== 放射能/放射線対策について(ご紹介)==
* 印西市HPより
「除染に関する緊急実施基本方針」等に関する
要望書を提出いたしました。
印西市など、印旛郡市7市2町で「除染に関する緊急実施
基本方針」等に関する要望書を環境省及び民主党幹事長へ
提出いたしました。
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1325047950949/index.html
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