2011年12月18日

川のように見えますが。

一昨日から、私が今、関わっている印西クリーンセンターの
移転問題について動きがでているので、今日は現状を
紹介させていただきたいと思います。

T 白井市議会

「印西クリーンセンター次期中間処理施設
            整備事業に関する陳情書」

(陳情事項)私たちは、白井市議会および印西地区環境整備
事業組合議会が、この中間処理施設建設が新たな用地を
購入しての、移転建替えが妥当かどうかも含めて、慎重な
審議がされることを要請します。

(結果)
 12/16(金曜日) 白井市議会で可決。採択。
 
・・・ この陳情書の中で、陳情者は以下の2点を問題視して
 陳情を行い、白井市議会はこの問題を真摯に
 受け止めたようです。 

1.現設備の大規模修繕、メンテナンスによる継続使用か、
 それとも建替えによるかの財政・環境・安全面から見て
 どのような検討がなされたのか、またその決定に至る
 経緯等の市民への開示が不十分ではないか。
2.現在の敷地は、当初より建替え用地が確保されており、
 40数億円とも言われる新たな用地を税金で購入して、
 移転新設する理由が何かが明確でない。

U 東京新聞より

土地高額 高まる疑問 新興住宅地近く 印西の清掃工場移転
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20111218/CK2011121802000051.html

V 印西市議会

今回の12月定例市議会で、印西クリーンセンターの移転に
ついて8人の議員が質問に立ちました。
以下に私から市当局への質疑の一部をご紹介します。
 
===========================

2.環境整備事業組合と印西市について
(1)クリーンセンターの移転について
環境整備事業組合では、移転決定した土地については、
構成自治体から推薦された5箇所と現在地の1箇所の
候補地から選んだものであり、そのうち、候補地とされた
5箇所がなぜ構成自治体から推薦されたかについて
(決定過程については)、組合としては「わからない」という。

@ 当初5箇所推薦された候補地に、栄町推薦の候補地は
なかったが、その理由として組合は「埋蔵文化財や液状化の
危険性」をあげている。しかし、印西市が推薦し、今回、
「移転決定」した土地は、印西市防災マップを見ると
「液状化に注意する区域」になっている。なぜ、印西市は当地を
候補地としたのか。

* 参考

写真.JPG

 あのー、予定地が「川」のように見えますが。。。
  (一昨年前の「ふれあいバス」の案内より)

(回答/半田環境経済部長)
平成21年9月に、印西地区環境整備事業組合から
構成市町村へ比較検討地の抽出依頼があり、抽出にあたっては、
印西地区次期中間処理施設整備検討委員会で「不利な土地の
条件」等が図示化された「比較検討地抽出参考図」が
示されたところでございます。
その図面において、当時の構成市町村の情報を網羅した
最新の千葉県地震被害想定調査液状化危険度予測の項目が
記載されておりますが、次期中間処理施設建設予定地に
つきましては、この「比較検討地抽出参考図」により、
比較検討地を抽出したところでございます。
 
(ぐんじとしのりからの再質問)
 一般の市民感覚から考えると、防災マップで
「液状化に注意する必要のある区域」となっている場所に、
素朴な疑問として、候補地としての妥当性を欠くと思うがどうか

(回答/半田環境経済部長)
平成17年12月に発行した「印西市防災マップ」において、
建設予定地周辺地域の一部が「液状化に注意する必要のある区域」と
なっており、開発等で地盤改良等の対策を実施した個所に
ついても、従前、谷津田であった個所については、
すべて「注意する必要のある区域」として、注意喚起を
主な目的としていると聞いております。
 
・・・このあとも質疑を行い、「注意喚起を目的としている
土地だから、ここは市としてOKという認識だったのか?」 
「液状化の危険性」で栄町は推薦してこなかった。
でも、印西市はしたということですね。。。。という問いに
対しても「大丈夫である」旨の回答しかありませんでした。
 
市民のみなさまはいかが考えますか?
今後、どうなってしまうのでしょう。
(引き続き、この問題を紹介していきます。)
  
 == 放射能/放射線対策について ==

 東京新聞より・・・       2011年12月16日
 
【千葉】県内の学校給食放射線検査は?
            15市、大半で独自厳格実施

県教育委員会は、学校給食の食材に含まれる放射性物質の
検査態勢を強化するため、検査機器を導入することを決めた。

文部科学省が十七都県を対象に、一定基準以上の機器を
導入した場合、購入費の補助を決めたことを受け、
九日に助成申請した。国の方針と県内の検査態勢の現状を
まとめてみた

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20111216/CK2011121602000051.html

* 印西市の紹介がされていないんですよね。。。
 東京新聞の記者に文句言わないと。(怒 ぷんぷん。。。)
 =印西市でも繰り返しこのブログでも紹介させていただいておりますが
 20Bq/Kgという基準です。(今後は10Bq/Kgを目指すべきだと
 思います。)

 
 ぐんじとしのり<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
 → IDは * 部分を@に変えて、コメント欄に書けない
   内容は直接、お送りください。

  





Oisixでは当社センターから出荷する 
青果物・乳製品・卵・鮮魚・精肉について、
放射線量の検査を行っております。
Oisixでは一般的な「一部サンプル抜き取り検査」ではなく、
青果物、乳製品、卵、鮮魚、精肉の対象アイテムについて
「全アイテム検査」を流通前に「毎日」行なっています。

 □取り組みの詳しい内容はこちら http://www.oisix.com/sc/kensa

posted by ぐんじとしのり at 23:55| Comment(0) | 環境整備事業組合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする