2011年12月12日

クリーンセンター建替えを考える会

 昨日、初めて白井市内で市民を対象にクリーンセンターの
建替えの説明会がありました。
 私も出席し、白井市民がどのように、この問題を考え、
取り組んでいこうとするのかを見に行ってきました。
 
駐車場がいっぱいでした。私は歩いて5分の臨時駐車場へ。
2階の会場もいっぱいの参加者でした。
(白井市の市議会議員も多数出席していました。
 市議20人のうち、11人参加。)

白井.JPG

 会場いっぱいの参加者
 

組合の事務局から
(1)建設予定地決定までの経緯
(2)施設基本計画概要と建設予定地 についての説明が
あった後、これまでの説明会で出てきた意見、質問事項の
説明があり、今回白井市の主催者から出された「事前質問者」への
回答と質疑がありました。

正直申し上げると、「どのような質問が出るのか?」
期待はしていませんでしたが、印西市では見られなかったような
鋭い質問があり、回答者である管理者を含む組合側からは
満足のできる回答はなかったような気がします。
  
−事業を行うのであれば、先に財政計画ありきではないか。
 
−地方自治法第2条と今回の事業実施とは一致しないのではないか。
 地方自治法第2条
「地方公共団体は、その事務を処理するに当たっては、住民の
 福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を
 上げるようにしなければならない。」

−土地の売却費としての42億というのはありえない。
 (印西市の方からの発言)
 
白井市では、クリーンセンターに場所的には決して
近くはないのだけれど、なぜこれだけ熱心になれるのか?
 
たしかに今回の問題は私自身は場所の問題ではなく、
ゴミ処理を組合として、今後どのように行っていくのか。
そして組合を構成する自治体(印西、白井、栄)が財政負担を
どのように考えるのかなど、充分に検討しなければならない
課題が山積していますが、印西市ではこの点においては
機運が全く盛り上がっていないような気がします。
 
それに引き換え、白井市では?
個人的には「白井市はすごい。」と思います。
木下、小林、滝野、いには野で同じような動きはないでしょう。
これでいいわけはありません。
 
今後、時間をかけて、情報公開が必要です。
 
以下、参考までに私が12月議会で行ったクリーンセンターの
広報に関する質疑を記載します。
 
 == クリーンセンターについて(市議会での質疑)==
 
2.環境整備事業組合と印西市について
(2)広報のあり方について
 環境整備事業組合では定期的に広報を出して、組合事業の
 業務内容や財政状況、今後の事業の進め方を広報しているが、
 印西市としては組合の広報活動について協力体制をとることは可能か。

 @ 組合としては、広く住民に事業内容を知らせるという
  広報活動の一環として、構成自治体に広報を持参しているという。
  印西市では何部受け取り、その広報を印西市はどのように取り扱ったか。

(回答/半田環境経済部長)
  印西地区環境整備事業組合では、広報を年2回発行し、
 主に新聞折り込みでの配布をしているとのことです。
  発行部数につきましては、約57,400部を発行し、うち
 印西市では、約3,000部を送付していただいているところです。
  送付していただいた広報について、市では、市役所窓口や各支所、
 各出張所、各公民館などで、配付しているところです。

 A 今後、組合の広報活動について協力体制をとることは可能か。

(回答/半田環境経済部長)
  広報については、印西地区環境整備事業組合における事業内容や
 情報を市民の皆様へ周知する手段としまして、重要な役割を担っていると
 認識しているところです。今後も印西地区環境整備事業組合と連携し、
 印西市広報への掲載や配付方法などをさらに検討してまいりたいと
 考えています。

 **質問(1)クリーンセンターの移転については・・・
    明日以降ご紹介します。

 == 放射能/放射線対策について(ニュース記事)==

 米紙、除染への悲観論紹介 「最大の浪費事業になるかも」

 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は
 6日、東京電力福島第1原発事故後取り組まれている除染と
 それに対する日本での論議を紹介し、「日本再生を示す」との
 積極論の一方で「最大の浪費事業になるかもしれない」との悲観論も
 あることを指摘した。

  同紙は除染を「巨大な規模」とし、専門家は「数千の建物を洗浄し、
 コネティカット州並みの広さの地域で多くの表土を交換して
 初めて住民は戻れる」とみていると説明した。

  さらに児玉龍彦東大教授の見方を紹介。除染自体は支持するものの、
 避難している人は除染が生きているうちには終わらないということを
 受け入れなければならないとしている。
                   2011/12/07 19:34(共同通信)

 ぐんじとしのり<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
 → IDは * 部分を@に変えて、コメント欄に書けない
   内容は直接、お送りください。





『週刊ダイヤモンド』定期購読なら最大45%OFF!特典&全国送料無料


posted by ぐんじとしのり at 23:51| 環境整備事業組合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする