今日は、一つご紹介します。
「議案第19号 字の区域及び名称の変更について」
21住区の開発に伴い、UR再生機構から要望されての
変更ですが、「住所表示審議会」の議決を経ての、
今回の議会上程となりました。
旧 大字、字名を・・・
牧の原1丁目〜牧の原6丁目(牧の原5丁目は設置済み)と
牧の台1丁目 に変更する議案でした。

結果として、「可決」されましたが、私は「反対」しました。
【反対した議員は、他に「山田議員(共産党)」のみ。】
そもそも、当地はNT開発以前には、以下に記載されている通りの
名前がありましたが、3度にわたる印西市の住所表示審議会で、
審議が行われた後、当地が江戸から続く「牧」があったこと、
「台地」であったこと、当地を代表する大字がないことなどを
理由として「牧の台」を選択したと議会で説明がありました。

しかし、ここに記載されている「小字」名は、「消滅」することに
なります。(市当局によると文書による保存をすると説明が
ありましたが、地名とはそのようなものなのでしょうか。)
私は、今回の議会でも申し上げましたが、「地名は長い間その土地に
根付いてきた歴史であり、文化や伝統である」と思うのですが、
みなさまはどのように思われますか。
= 牧の原5丁目が既に設置されているので(私自身は地名として
納得を全くしていませんが)、牧の原1丁目〜5丁目は
「仕方ない」としても「牧の原6丁目」やましてや
「牧の台1丁目」は熟考すべきだったと思います。
= 住所表示の議論は、NT地区の開発に伴い、毎年のように
議案として上がってきて、古い名前を残そうとする発言はその都度
行ってきましたが、消えていった「字名」は相当数になると思います。
例えば。。。消えた字名(括弧内は現在の地名)
中峠なかびょう(中央南1丁目)、掛塚(武西学園台1丁目)
大清水(西の原2丁目戸建地区)、弁天前(西の原4-5丁目)
庚申前(西の原3-5丁目)、二本松(西の原4−5丁目)
三夜前(西の原5丁目) 全て消えています・・・
西の原の交差点というよりも、三夜前の交差点のほうが、
「ここはこんなところだったのだ。」と思えるのは
私だけでしょうか。
◎「印西市住所表示審議会」について
☆ どんなことをする審議会か
市長の諮問に応じ、住所表示に関する事項について、
調査および審議をし、その結果を市長に答申します。
☆ 過去には「市議会議員」も委員として審議に
加わっていましたが、現在は市議会議員は、この審議会に
限らず、法律で定められるものを除き、審議会委員には
加わっていません。(私自身は同審議会には平成11年5月
〜平成17年8月まで委員として審議に加わっていました。)
☆ また、以前は住所表示について公募したことも
ありました。(「中央北/中央南」の表示の際、以下参考)
参考/
http://mmirai.com/shigi_bak/Mm04/41.pdf
== 放射能/放射線対策について(議会報告)==
昨日の続きです。
(7)市内の農家から土壌汚染についての不安を聞くが、
土壌検査を全市で行う予定はないか。
(回答/半田環境経済部長)
農産物の放射性物質検査は、国の指導のもと
千葉県が主体となって計画的に行い、印西産農産物では、
現在まで14品目25検体の検査を行い、その結果に
ついては、国の示している暫定規制値以下です。
しかし、市内農業者の経営の安定を図り、
消費者の健康被害を未然に防止するためには、
多くの農産物や土壌の放射性物質の検査が必要で
あると判断し、市で放射性物質検査器を購入し、
12月から検査を開始したところです。
(7)再質問 @ 12月から放射性物質検査器を
購入し、測定を開始したということだが、1検体あたりの
測定時間はどの位かかるのか。
(回答/半田環境経済部長)
農産物の放射性物質検査は、圃場で農産物を採取後、
洗浄し裁断をした後、測定を開始いたします。
測定時間は、検出限界値を1s当たり20ベクレルに
設定し、15分間 測定を実施しています。
(7) A 家庭菜園や農家が自家消費のために
作付した、印西産農産物の放射性物質検査について可能か?
(回答/半田環境経済部長)
農産物の放射性物質検査は、「地産地消」を推進する
観点から、直売所・給食センター・市場等に出荷されている
農産物を優先的に実施しています。
今後、販売農家の農産物や土壌の放射性物質検査の
実施状況を考慮し、自給的農家の農産物の放射性物質検査も
実施していきたいと考えています。
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