2011年11月06日

「日本住宅管理組合協議会」

「日本住宅管理組合協議会」

略称「日住協」
http://www.mansion-kanrikumiai.or.jp/
特定非営利法人(NPO)でもあります。
  
このNPOの千葉県支部の理事になってくれない
だろうか?と頼まれたのは3年ほど前のことでした。
(ここでは、マンション問題に取り組み、
東京、神奈川、千葉、埼玉県内の管理組合が
手をとりあい、運営を行っています。)

理事になってくれないかといわれたのは、
私自身が過去に管理組合の理事長を務め、そして
「日住協」に何度か相談に訪れていたためです。
私も世話になっていたことを考えて、引き受ける
ことにしました。

今日、午前中に定例の千葉県支部の会議が
船橋で開催されたので、出席をしました。
 
* 10月本部理事会報告
 http://www.mansion-kanrikumiai.or.jp/news/539.html
 http://www.mansion-kanrikumiai.or.jp/news/507.html
* 支部活動方針について
* 本部主催の工事見学会について

 ・・・といった議題ではありましたが、実際には
毎回議題は、「今後の活動方針についての意見交換」
がメインで今回も事実上その議論で時間を費やしました。
 
(意見交換のテーマ=日住協の事業)
−(団地の)管理組合運営サポート
−大規模修繕サポート
 
具体的に少ない千葉県の理事数で何ができるのか、
関係団体との連携はどう考えていくのか。
 
悩みはつきないものです。

== 放射線対応 ==

(1)東京新聞(11/5)より

「膨らむ放射線対策費」負担 9市で10億円超 

 放射線対策に追われる県内自治体の費用負担が東葛地域を
中心とした柏、松戸など9市だけで、東日本大震災以降の半年
ほどに、すでに約10億円を超えたことが本紙の調べで分かった。
9市はいずれも、費用の全額負担を国や東京電力に求める考え。

政府は除染費用などの負担基準づくりを進めるが、基準から
外れる自治体も出そうで、増大する負担に自治体関係者は
気をもんでいる。(宇田薫)

放射線対策費は、高濃度の放射性セシウムを含む焼却灰問題や、
局所的な高放射線量への対応など除染に追われる柏など九市
に対し、アンケートを行って集計した。

対策費が最多だったのは、松戸の三億二千八百五十九万円で、
次いで流山が二億八千七百十一万円、柏が二億一千万円で、
三市以外は一億円以内にとどまっている。

このうち除染費用は、松戸が約二億八千万円で市の対策費の
大半を占める。六千二百六十万円の我孫子も「年度内に
一億円は下らない」としており、除染の本格化とともに
各市ともさらに膨らむのは確実だ。

焼却灰問題では、流山の負担がすでに二億四千万円に上った。
柏も一億円を超え、対策費全体のほぼ半分を占めた。
 九市はこうした費用について「国や東京電力が負担すべきだ」と
回答。すでに東電に負担請求済みの東葛六市(柏、松戸、我孫子、
野田、流山、鎌ケ谷)と、白井、印西は追加請求も検討中。
船橋も、浦安、習志野など県内の湾岸七市と共同で「適切な
補償を行うよう要望書を準備している」とし、東電への費用請求の
動きはさらに広がりそうだ。

費用請求については、県も本紙の取材に対し「今回の事故で生じた
費用は県や市町村が払うものではない」と指摘。その上で「東電の
補償算定基準が固まり次第、国や東電に請求する」との方針を示した。

*9市の放射線対策費(抜粋)
印西市 放射線対策費8000万円
    (うち除染・測定費 8000万円=全額)
柏市  放射線対策費2億1000万円
    (うち除染・測定費 9000万円)
松戸市 放射線対策費3億2859万円
    (うち除染・測定費 2億7872万円)
流山市 放射線対策費2億8711万円
    (うち除染・測定費 4585万円)
我孫子市 放射線対策費7100万円
    (うち除染・測定費 6260万円)
鎌ヶ谷市 放射線対策費600万円
    (うち除染・測定費 459万円)
白井市  放射線対策費1135万円
    (うち除染・測定費 1028万円) 

(2) 上記(1)に関連する「流山市」の考え方を
以下に記載します。(回答は11/4(金曜日)現在)

☆ 東葛6市の東電への補償要求(8/26)についてお伺いします。

A.8月26日、東葛6市は、東電に対して放射能汚染対策で
かかった費用について、事故前のレベルに戻るまで総額を
確定しないで請求するとの要求書を提出しています。
 流山市は一次の請求をされましたか。された場合は、
その請求額と主なる内容を紹介ください。未請求の場合は、
いつ頃に一次の請求をされる予定ですか。

(回答)8月26日(第1次分)及び10月19日(第2次分)に、
東京電力に費用の請求を行いました。焼却灰の保管費用が主な
内容です。 
 
B.東電への補償要求が認められない場合は、その後の対策を
どう考えられているのですか。

(回答)今後の東電及び政府の動向を注視しながら、
判断してまいります。

C.保育所や幼稚園等々、除染費用について補助することを決めて
いる自治体が多くなっていますが、流山市は、どのような対応を
されていますか。

(回答)「流山市私立幼稚園補助金交付要綱」及び「流山市
私立保育所補助金交付要綱」を制定しておりますので、
除染に要する費用の2分の1(限度額200万円)の補助を
行っております。

 ・・・ 印西市は20万円 !!!! 桁が違う!!
 
D.市民が除染対策をした場合の補償要求についても、東電に
求めていくことは当然だと思われますが、どのように判断されて  
いますか。

(回答)現時点では、特措法の動向を注視し、判断させて
いただきます。

** 全ての項目に対して、印西市にも近日中に考え方を聞き、
皆様にご報告して参ります。
     
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posted by ぐんじとしのり at 23:53| Comment(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする