2011年11月30日

議案第1号

今日から市議会定例会。いつもは個人質問から始まるのですが、
今回の定例会では、議案審議が最初に1本。

議案第1号
職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について

1.改正の要旨

次に掲げる条例において、人事院勧告および千葉県人事委員会
勧告の内容に準じた改正を行うもの

(1)職員の給与に関する条例
(2)職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

2.改正の理由
人事院および千葉県人事委員会の勧告に準拠し、給料表の給料
月額を引き下げ、民間給与との格差を解消し、均衡を図るもの。

3.施行期日 公布の日

<結果> 可決しました。 
   ・・・ 私は反対しました。(下げる必要はない。)
     * 私と山田議員の二人のみ反対。

 「本当に改正なのでしょうか?」
  ここ最近、ずっと職員の給与は下がり続けています。
  そして、職員も削減され、負担は増しているという事実が
  あります。このような中で、職員の士気はあがるのでしょうか。
 
〔 私から、執行部への質問 〕
  * 人事院勧告、人事委員会にしたがわなければならない
    理由はあるのか。従わなければ罰則等はあるのか。
 
   ・・・(回答) ない。

  * 近隣の自治体の状況はどうか?

   ・・・(回答) 
     印西市と同じように議会に上程されていると聞く。
     結果については確認していない。
 
  * 給料よりも諸手当や旅費などを見直すべきだと思うが、
   検討はしているのか。
 
   ・・・(回答) 検討している。
 
  * 今回の値下げについて、職員に連絡をし、意見を聞いたか。
 
   ・・・(回答) 庁内イントラネットで通知した。
     職員からの相談はない。。。(・・・本当 ??) 
 
 ** 地域経済のことを考えたのか?という質問も
  山田議員よりありました。わずかな金額を下げて、職員の
  士気も下がり、購買意欲まで下がってしまったら、印西市に
  とってプラスに働くとは私は思いません。
 
 今回の給与の引き下げは40歳台〜50歳台の職員が対象で
 引き下げによる市に残るお金は年間700万円程度だと聞きました。
(一人当たり 年間5166円程度〜年間41,585円の
 削減とのことです。) 丁度、職員の家族で一番お金が
 かかる時期ではないのでしょうか。
 
 == 放射線関連ニュース ==
   
北海道札幌市で、学校給食に対するニュースが2つありましたので
ご紹介します。
 
(1)学校給食の放射能検査 札幌市教委、来月から開始(11/26 10:34)
 札幌市教委は学校給食の食材について12月から、
 放射性物質の独自検査を始める。野菜を中心に道外産が増える冬場に、
 不安を持つ保護者の声に応える。道内では先進的な取り組み。
 食材が学校に納品される前日に検査し、調理前に検査結果を公表する。

 検査する食材は、国が放射性物質の検査対象としている17都県産の
 野菜や食肉などで、期間は12月から来年3月までの月2回程度。
 毎回、各食材のうち2検体ほどを抽出し、民間の検査機関で食材に
 含まれる放射性セシウムと放射性ヨウ素の濃度を計測する。

(2)給食は「不検出」食材だけ 札幌市教委、放射能検査 
 全国有数の厳格対応(11/29 10:08)
 
 札幌市教委が12月から独自に始める学校給食食材の放射性物質検査に
 ついて、同市の上田文雄市長は28日、微量でも放射性物質を
 検出した食材は、放射性セシウムで1キロ当たり500ベクレルなどと
 されている国の暫定基準値を下回っていても、使わない方針を示した。

 道教委によると、道内で学校給食食材の放射能検査を始める予定の自治体は、
 札幌以外にない。道外で実施している自治体のうち6月から始めた横浜市は、
 暫定基準値よりも低い場合は「その都度、使用の可否を判断している」
(横浜市教委)という。<北海道新聞11月29日朝刊掲載>

 * 札幌市の世帯数/人口
   平成23年11月1日現在 898,880世帯  1,922,641人

 * 印西市の世帯数/人口
   平成23年10月末現在 33,409世帯  91,291人
  
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2011年11月29日

放射能対策情報(11/29)

明日から印西市議会平成23年第4回定例会
(12月議会)が開催されます。

定例会に先立ち、一般質問について、引き続き
発言内容を精査しています。もちろん、放射線対策に
ついては日々新しい情報が入ってきていますので
皆様にお知らせするととともに、自分自身の
発言シナリオに組み込んでいきたいと思っています。
  
(1) 印西地区環境整備事業組合より
 @ 放射能量測定結果
  本日、放射線量の測定結果について連絡がありました。
  (印西クリーンセンターの焼却灰の値です。)
  ・・・本日11/29に入手した最新情報より
   11/18(試料採取)/11/24(試料測定)

  放射性セシウム(CS134+CS137)
         主灰 798 Bg/Kg
         飛灰 3830 Bg/Kg

  放射性ヨウ素は不検出

  * 焼却灰の暫定基準値8000Bg/Kgは下回っています。
   落ち葉のシーズンですが、飛灰も前回5010Bg/Kgより
   下がっています。引き続き、数値の監視を行い、
   皆様にご報告を行っていきます。
 
 A 煙突からの排煙について
   皆様からご心配の声があがっている煙突からの排煙に
   関する放射性物質の測定についても、12月上旬に
   再測定を行うとのことです。
  (結果は中下旬に公表予定です。)

 B ホームページに以下の記載があります。
  「テニスコートの利用について」
  印西クリーンセンターのテニスコートについては、
  場内整備のため平成24年1月分より、当面の間、
  利用ができなくなりますのでお知らせいたします。

  ・・・> 説明不足です。
   私の11/25付 ブログで御紹介しましたが、
    http://togu.seesaa.net/article/237036078.html

  「焼却飛灰(放射能量8000Bq/Kg未満)の
  印西クリーンセンター内での一時保管」を現在行って
  いるために、予備の場所を確保するために、「テニスコート」
  部分を予め保管位置として、確保しておこうとする措置に
  よるものです。

(2)時間の変更連絡がありました。
    【印西ママ】放射能から子供を守る会@印西‏

  日程:2011年12月16日(金)10:00から(途中参加OKです。)
  場所:印西市役所 大会議室(3階)
 
  * 12/16(金)印西市と放射能関連の話し合い
   参加者求む!!!開始時間が15時から10時に変更となりました。
   お間違えのないよう、よろしくお願いいたします。

  詳細は以下をご覧ください。
   http://ameblo.jp/inzai-mama/entry-11089065827.html

(3)千葉県でも放射能電話相談を一本化します。
   −12月1日に総合窓口を開設。

 千葉県はこれまで各担当部署が別々に受けていた相談を
 「防災危機管理課原発事故対応班」がまとめて対応します。

 * 水道水や農産物の安全性、大気中の空間放射線量など、
 印西市内にある県の施設への苦情は直接伝えたほうが
 早いかもしれません。
 
 例/ 県立花の丘公園、印旛明誠高校
    水道事業(NT地区) など。。。

 総合電話窓口は、電話043(223)3406。
 (平日午前9時〜午後5時に受付)

(4)読売新聞より 
 【千葉】45万ベクレル、柏市危機感

 千葉県柏市根戸の市有地で局所的に高い放射線量を測定した問題で、
 1キロ・グラムあたり最高約45万ベクレルという高濃度の
 放射性セシウムが確認されたことが、環境省の調査で28日わかった。

 市総務部は「これだけ数値が高いと、除染を請け負う業者も見つからない。
 汚染した土を持っていく場所もない」と危機感を募らせている。

 調査は、市有地の中でも特に放射線量の高い地点(4平方メートル)で
 行われた。45万ベクレルが確認された場所から1.5メートル離れた地点でも、
 地中10〜15センチで同約34万ベクレルと高い数値が検出されており、
 同省は「広い範囲に放射性物質が広がっている可能性が示唆された」と
 している。今後、追加調査を行い、汚染範囲を推定する。

 同市が10月に発表した調査結果によると、この近くでは最高で
 同約27万ベクレルの放射性セシウムが検出されており、住民からは
 早期除染の要望が多数寄せられている。同市と国は、どちらが除染作業を
 行うかなどについて協議を進めている。

 ・・・> 柏市の対応を見守っていきたいと思います。
 
 参考までに、福島市が発表している福島市除染マニュアル(第1版)を
 以下にご紹介します。

 
http://shinsai.city.fukushima.fukushima.jp/wp-content/uploads/2011/09/7ecb6f9a1f5f9a73f57d85c0963afe80.pdf 

  福島市除染マニュアル(第1版)

(解説)
 このマニュアルは、福島市で実施しました除染の検証結果に基づき、
 個人. 住宅、集合住宅、共通の生活空間である生活路及び子供たちの
 通学路における放射性物質の除染活動のポイントをマニュアルと
 してまとめたものです。

 ・・・> 参考までにご紹介するものです。私個人としては
  市民がすべきものではなく、業者が市などから請け負ってすべきもの
  だと考えています。

  
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2011年11月28日

定例市議会が始まります(2)

先日、このブログでご紹介させていただきました通り、
今回の議会では以下のような「請願」と「陳情」が
提出されました。
  
以下に項目だけご紹介します。
 
<請願> 4件 ===============
 紹介議員がつき、委員会で審査され、採択の可否が
 決定します。

<請願>
23-5
「ふれあいバス」を木下駅から白井駅間に
 運行できるよう求める請願
 
23-6
 学校図書館の充実を求める請願
 
23-7
 印西市内過半数以上の幼児に幼児教育を
 担っている私立保育園に対し、教育補助を
 お願いする請願
 
23-8
 千葉ニュータウン21住区の開発において、
 希少種を含む生態系への配慮を求める請願

<陳情> 10件 ==============
 議会運営委員会で陳情の取り扱いを検討して
 多数の委員が審査すべきと判断を行ったもののみ
 委員会で審査されます。(議会運営委員会は
 10名=委員長を除いた9人の採決によって
 陳情の取り扱いが決定し、今回は、以下の
 10件「全て」議員配布と決しました。
 (詳細、以下に後述します。)
  
<陳情>
23-8
 私立幼稚園通園児にかかる教育費負担軽減のため
 入園金補助を求める陳情
 
23-9
 大森字中の口の住民監査請求において市が
 事実と違う陳述を行ったことに対する陳情

23-10 
 3億9千7百万の現金、証券を持つ事業者への
 市有地(中の口福祉施設の通路)の占有料に
 関する陳情

23-11 
 ディサービスみどり荘の占有許可部分の完了届が
 不当に受理され処理されました。関係職員の処分を
 求める陳情
 
23-12
 福祉施設の下に産業廃棄物の処理物が埋められました。
 隣接七畝割団地住民の引用地下水の100%の
 安全確保を市に求める陳情
 
23-13
 大森字中の口の小規模特定事業の許可の申請及び
 完了届けにおける違法行為に対する刑事告発を含む
 厳正なる対応を求める陳情

23-14
 関東地方整備局及び利根川下流河川事務所の
 存続を求める陳情

23-15 
 安全・安心な国民生活実現のため、防災・生活関連
 予算の拡充と国土交通省の出先機関の存続を求める陳情

23-16 
「広く地域住民の意向を踏まえた次期廃棄物処理計画の
 検討を強く求める意見書」の提出を求める陳情

23-17 
 防災対策など住民の安心・安全を支える行政サービスの
 体制・昨日の充実を求める陳情

 ・・・私は議会運営委員会の委員ではありませんが、
 会派を組んでいる雨宮議員が委員として出席しています。
 
 10件の陳情について、全ての陳情を請願並みに
 取り扱い(白井市では請願並みに取り扱いを行う。)を
 すべきだと主張したのは、雨宮議員と山田議員のみ。
 
 市民から提出されている陳情は請願のみに取り扱うべきだと
 主張したのは海老原議員のみ。
 
 したがって・・・・
 陳情の取り扱いについての態度は。。。
 
 23-8 請願並みに取り扱うべきだ。
    海老原議員、雨宮議員、山田議員
 
 23-9〜23-13 (同じ土地に関しての陳情) 
    請願並みに取り扱うべきだ。
    海老原議員、雨宮議員、山田議員
 
 23-16 請願並みに取り扱うべきだ。
    海老原議員、雨宮議員、山田議員

 他の陳情については雨宮議員、山田議員の2名のみ
 請願並みに取り扱うべきだ。と主張。。。。。

 他の議会運営委員については
 全ての陳情を「議員配布でよい。」と主張。
 
「慣例」で配布だという意見でした。
「慣例」を代えるためにわざわざ議会改革推進委員会を
 しているという意見も聞こえてきますが、陳情の
 取り扱い時に配布ではなく、「審議しよう」の一言で
 済むと思うのですが、なぜそれができないのでしょうか。

 議論することを避けているのでしょうか。

 雨宮議員とは議会改革推進委員会のなかで、
 「陳情は請願並みに取り扱うべき」だと文書による主張も
 行っていますが、形式よりもスピードが大事だと
 思うのは私だけでしょうか。。。
 
 * 参考 議会運営員会の委員
  ◎ 斉藤議員 (委員長=採決に加わらず。)
  松本議員、松尾議員、藤代議員、中沢議員
  橋本議員、板橋議員、海老原議員、山田議員、雨宮議員
 
 市民のためには、陳情を審議するのがいいのでしょうか。
 それとも慣例により、議員に配布され見てもらえれば
 いいのでしょうか。
 
 議会運営委員会での質疑内容については、議事録を今後
 しっかり公開して、市民の皆様の判断を仰ぐ必要があります。
  
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 == 放射線対策 ==

松戸の市議会議員 関根さん(民主党)のブログより
転載します。
 
チェルノブイリ原発事故被災地の医療を担当した、
松本市長の菅谷昭さんの講演会が開催されますので
お知らせです。

「子ども達を放射能から守るために」

日 時 : 12月10日(土)午後3:00〜4:30
場 所 : 松戸市民会館 301号室
講 師 : 菅谷 昭 氏 (すげのや あきら)

正しく知って、正しく怖がる
・ 野菜や魚は安全ですか?
・ 放射能を浴びたら、どんな健康被害がでるのですか?
親達の心配と不安にお答えします!

水道の水は 飲ませてもいいのですか?
野菜や魚は安全ですか?
放射能を浴びたら、どんな健康被害が出るのですか?

日本で起きてしまったレベル7の原発事故を前に、
親達の心配は限りがありません。
大切な子どもたちを放射能から守るために、何をしたらいいのか。
チェルノブイリ原発事故の医療支援をした医師であり、
現松本市長が、「放射能を正しく知り、放射能から
正しく身を守る」方法を語ります。

お申込みは、jiro.sekine@gmail.comへお名前・
住所・参加者数・電話番号を記載のうえメール送付願います。

** 私が関根さんと一緒に我孫子の市議選の応援に
 入っています。ご不明な点があれば、お知らせください。
        

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posted by ぐんじとしのり at 23:54| Comment(0) | 千葉県印西市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする