放射能汚染対策に関する要望書
印西市は8月31日に「放射線等に対する対応についての
基本方針」を発表し、放射線対策を進めていますが、この
基本方針を確認したところ、放射線対策として子どもを
もつ市民からは不安が払拭されたわけではないという声が
あがっております。例えば、印西市では、放射線量を測定し、
暫定的に毎時0.3マイクロシーベルト以上を公表した場所では
除染を順次すすめていくとの話を聞いておりますが、
他市においての空間放射線量の基準は、毎時0.19マイクロ
シーベルト以下となっている市もあり、印西市も同様の基準を
お願いしたく思います。
以下の事項について、私たちは、印西市が早急に対応を
とっていただけるように検討、実施させることを要望致します。
1 子供たちの健康被害を最小限に抑えるため、学校で
「給食の選択」が取り入れることができるように、
教育委員会から学校を通じて保護者に対して、給食は
選択できることを記載した旨の文書の配布をお願いしたい。
2 子供たちが放射線被ばくから身を守れるように、
学校の先生一人一人が放射線を正しく理解し、放射線に
ついての充分な知識が得られ、子どもたちを守ることが
できるように配慮をお願いします。具体的には、
印西市教育委員会が主体的に行動し、現場の先生方が
放射線に対しての知識を取得できるような講座を
開設し、受講できるように配慮することをお願いします。
3 できるだけ速やかに市内全域で順番に除染活動を
行ってください。保護者から不安の声が寄せられなくても、
放射線量の数値は白井市と比べても高い数値を検出しているため、
除染をお願いします。また人員や財政不足から対策が
取れないなどの場合は、市民のボランティアによる保育園、
幼稚園や学校等の除染活動も認めてください。また、
放射能汚染対策や除染方法について適切な知識を持つ
専門家による助言や区民のボランティアや保育園・
学校関係者への除染の指導等を依頼してください。
印西市の人的資源を結集しない限り、広範に汚染された
印西市内の除染活動は時間がかかり、対応が後手、後手に
回るものだと考えています。今後は市職員だけでなく、
市民にも放射線対策への参加を求め、対策を急ぐべきだと思います。
これは空間放射線だけでなく、園庭や校庭、公園の放射性物質が
付着した土ぼこり等が子供たちの口に入った場合、
内部被曝が問題になるため、洗浄や土壌の入れ替え等の
対応策が必要だと考えるためです。
また、通学路を中心として、市道や歩道についても
ほぼ全体的に放射性物質によって汚染されている可能性が
高いため、洗浄等の対応策を実施していただきたいと考えます。
以上 要望いたします。
平成23年9月21日
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今日の午前中に、ママたちと市長にお会いして、以上の
要望書を渡しました。(渡した文面には個人情報が
記載されているため、割愛しています。)
市長にお会いして、要望書をお渡しした後には、
放射線対策室の担当者、教育委員会の担当者とお会いして、
ママたちの声を本人から、直接届けました。
台風が近づく中、お時間をいただいたことに対しては
感謝をしますが、要望については速やかに実現して
いただきたいと思っています。(時間をかけて
意見交換を行いましたが、書面で回答をもらいます。)
(閑話休題)
台風15号。日本各地に甚大な被害をもたらしました。
明日以降、今回の台風について、また災害時に対する
印西市の体制についてお知らせもしたいと思います。
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