どこの産地の商品を使っているのでしょうか。」
市内の何名かのママたちから質問を受けました。
「市場調達を納入業者が行い、その業者から産地を聞いて
各保育園は調理している。市場で出回っている商品に
ついては安全だとしている。放射線測定については、
やっているかはわからないけど。大丈夫でしょう。」
このような回答を市の保育課の担当から聞いたのは今週月曜日。
そして、ママたちに回答をお伝えしたのは今週火曜日以降のこと
だったと思います。
「ママたちの不安を払拭できるには至ってないな。」
このように考え、他市の事例を調べ、教えてほしいと
伝えました。
そして、今日再び、聞いたところ。。。
近隣市の状況も含めて市の保育課である職員さんが
がんばって資料を作成してくれましたので、
ぜひ紹介をしたいと思います。印西市も今後、負けずに
がんばってほしいと思いますし、できるでしょう!
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他市の事例
(対象:成田市、佐倉市、四街道市、柏市、我孫子市、流山市)
食材の線量の測定についての保護者からの要望
全ての市からの回答 : あり (印西市もあり)
産地の制限
全ての市からの回答 : なし (印西市もなし)
安全性に対する市の考え
全ての市からの回答 :
市場で出回っているものは安全としている。
(印西市も同様。ただし、市内私立どんぐり保育園では
生協で食材は購入。ただし、産地の制限は行っていないと
回答)
今後の方針
成田市 : 学校は行っているが、保育課としては規模も
小さいため業者へは依頼できない。
佐倉市 : 学校も動いていない。9月以降については
学校と同様にあわせていく予定。
四街道市 : 学校は市で検査していくとのこと。
ただし、保育課では特に予定していない。
柏市 : 柏市産は農政課で検査(保育・単独校・センター)
その他の食材については、月ごとにもらっている見積書で
産地を確認し、産地が変わったものや旬のものを対象に
検査していく予定。その結果は、給食だよりやホームページ等で
お知らせしていく。
我孫子市 : 9月 一部委託して簡易検査をする。
学校は8月中に一度検査済み。肉・野菜など。保育は牛乳・パン
のみ実施。 10月 簡易測定器で定期的に計測していく。週に
一度検査を実施。納品されたものを当日の朝、検査をしていく。
事後報告とする。
流山市 : 9月使用分の食材は市で1週間に1回、保育園で使用
する食材を5検体検査を行っている。 通常、木曜日に使用する
食材を水曜日に納品してもらい、検査を行い対応している。
印西市 : (現状は成田市に近いが、農政課にある検査機器を
どのように使用していくかを含め、連休明け、火曜日に再度方針を
私自身が確認予定。)
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ご存知のかたも多いとは思いますが、保育園は幼稚園、小中学校と
異なり、「厚生労働省」の管轄です。言い換えると、「給食」についての
考え方が、他の幼稚園、小中学校とは異なり、放射線問題を別にすれば
「保育園給食の外部委託」をどうするのか?という大問題につながります。
つまり、保育園とは「児童福祉施設」であり、乳幼児の発育状態を
考慮した対応をどのようにするかという問題につながるわけです。
(知能や運動能力などの発育は、子供ごとに全く違ってきます。
大まかにみれば同じように感じますが、細かくみていくと様々な状況を
確認することができます。)
また、別の観点から見れば、乳幼児というのは味覚の形成時に重要な
時期であり、また体調の日々の変化が激しい時期です。そういう時期に
あって、保育園での食事(給食)というものは、日々の生活において
非常に重要な要素となるものです。 そういう重要な食事の調理を行うと
いう職務において、乳幼児食調理の経験、知識、ならびに日々の子どもの
様子を知り、それに臨機応変に対応することが保育園それぞれに
求められているために「自園」で給食を作っているのが現状です。
・・・いろいろありますが、現状の最優先課題は「放射線対策」だろうな
と私は考えています。
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