「飲んでみましょうよ。。。これって、すごく硬くないですか?」
「ダイエットに効果があると言って、売っているようだ。」
・・・ こんな会話をして、日本で輸入し、販売し始めた水。
「コントレックス」。今や、サントリーが輸入を手がける。
2001年のことだったと思う。当時はまだ日本で紹介、
販売されてなく、独占販売状態。「売れるかな?」と思ったが、
結果的に、コンテナで何本も持ってきて飛ぶように、
輸入品を扱う店で売れて売れて、会社の売上げに貢献した。
その後、ペリエ、サンペレグリノ、VOLVICなどを
並行輸入で、持ってきてほしいと言った話も持ち込まれた。。。
今日、千葉ニュータウンのジャスコに寄ったら、1.5Lで
¥58という値段で売っているカナダの水があって、昔々の
ことを思い出しました。
千葉ニュータウンのジャスコにて
水と空気はただと言われた時代は遠い昔になりました。
ニュータウンに住んでいる市民は事実上、二重に水道料金を
払っています。これが印西市の現状です。
9月12日(月曜日)に平成23年度の決算認定に関しての
「総括質問」が行われ、23人(+議長)の議員の中で、
私だけが印西市の水道事業の決算について質問をしました。
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<水道事業特別会計>
1.平成22年度の決算書を見ると、経常利益で約8100万円の
利益を出し、つみあがってきた欠損金に充填し、欠損は減ったと
いう報告になっているが、この利益は「営業外収益」として
「他会計補助金」の約1.8億という繰入れがなければ、
損失の欠損の補填はできないという帰結にいたるはずだが、
なぜ1.8億の繰り入れを行ったのか、その根拠は何か。
(回答/水道部長)議員もご存知のとおり、他会計補助金の
繰り入れにつきましては、総務省からの通知で「平成22年度の
地方公営企業繰出金について」により、繰出しの基準が
示されているところでございます。この基準のなかの
「上水道事業に対する繰出し基準」に基づき、市営水道の
高料金対策に要する経費として、繰り入れを受けているもので
ございます。
<解説> 印西市では以下のように水道供給が行われています。
+ 市営水道 (木下、大森、小林、学園台)
・・・今回の決算総括質問の対象
+ 県営水道(ニュータウン地区)
+ 長門川(ながとがわ)水道企業団(旧本埜村の一部)
そして、。。。。市内全域で 「井戸」。
1の質問中、「他会計補助金」とは「一般会計」からの
繰入れを言い、この一般会計の歳入には市民税が含まれます。
簡単に言えば、直接ではないにせよ、市営水道のために、
全市民の税金が使われているということになります。
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2.
水道事業においては、現在有収水量1立米あたり供給単価252.97円、
給水原価329.73円という赤字で水道水の供給を行っているが、
市としてはこの現状をどのように捉えているのか。また、
県と水道事業に関する定期的な話し合いの場を持っているのか。
(回答/水道部長)市営水道として、印旛郡市広域市町村圏
事務組合からの受水で水道事業を運営しており、その受水原価が
高く逆ザヤとなっており、経営は厳しい状況にあります。
県との話し合いですが、平成17年から県内水道経営研究会が
設置され、県内水道の在り方が検討されて参りました。
研究会では、平成19年2月に、用水供給事業、末端給水事業の
統合化、広域化を進める必要があると提言されており、
平成22年2月から九十九里、南房総地区がリーディングケースと
して進められているところであり、今後、印旛地区も、
そのような方向で進められると認識しております。
(再質問)水道会計において問題となるのは、やはり供給単価と
給水原価の問題だと思っています。この問題は解決できない問題か
どうかは今後引き続き議論していきたいのですが、今回一番
お聞きしたいのは「県内水道のあり方」と絡めて、印西市の
水道事業はどうなるのか?
印西市は合併して1年経ちました、今後の水道事業について
どのように考えていますか?なかなか数字として現れてこないとは
思いますが、説明ください。
(回答/水道部長)
印西市は1市2村の合併がなったわけですが、市営水道は、
印西地区水道事業と印旛地区水道事業が併存している状態で、
まだ事業統合が為されておりません。
今年度、事業統合に向けて、基礎資料等の作成を行っている
ところであります。
この中で印西市内に給水地域を持つ県営水道、長門川水道企業団
との関係や、印西地区、印旛地区、本埜地区の水道事業のありかたを
含め、総合的な見直しを行う予定でございます。
また、今回の震災を契機に災害に強い管路網の築造も課題として
おります。
<解説> 旧本埜村地区では滝野地区が県営水道、長門屋地区で
長門川水道企業団から水の供給を受けていますが、他地区では
全て「井戸」です。(印西市でも印旛村でも状況はほぼ同じで
農村部を中心に「井戸」が使われています。)
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水道事業でも印西市は課題を抱えています。
=== 放射線問題 ===
* 実証実験開始します〜印西市
放射線量の低減化対策として、小林北小学校において運動場の
表面処理工事等を行う実証実験を行います。
工期は、平成23年9月20日(火)から2週間程度です。
* ヒマワリの土壌除染、ほぼ効果なし〜農水省
放射性物質による農地の土壌汚染を減らすためにヒマワリなどは
効果があるのか、農水省が14日、実証実験の結果を公表した。
農水省によると、実施した複数の実験のうち、ヒマワリなど植物が
育つ過程で放射性物質を吸収させる方法は、殆ど効果が認められなかった。
一方、5000ベクレル以上の高い濃度の放射性物質に
汚染された土壌の場合、ブルドーザーなどを使って表面を取り除く方法が
最も効果的で、約75%を取り除くことができたという。
しかし、この方法では汚染された残土が大量に発生するため、
農水省は、土から放射性物質だけを取り除く方法を引き続き検証する方針。
(日テレNEWS24より)
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