議案審議に移ります。
今日は、火曜日の私の一般質問の質疑の中から、
「印西クリーンセンター」について掲載させていただきます。
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2.印西クリーンセンターの建て替えについて
7月31日(日曜日)に環境整備事業組合主催で「次期中間処理施設
整備に関わる説明会」が開催された。
クリーンセンターの建て替えについては平成20年末から事業対象用地の
選定においては組合議会、印西市議会での説明に始まり、その後、
なんども組合議会や市議会などに対して進捗状況の説明や、
議員が自ら一般質問を行い、状況は都度確認してきたように
感じていたが、当日は予定していた内容を大幅に変更して、
学識経験者の特別講演もないまま終了した。
(1)印西市としては環境整備事業組合を構成する自治体として、
当日の結果をどのように捉えているのか。
(回答/市長)
「印西クリーンセンター次期中間処理施設整備に関わる説明会」に
つきましては、約100名の方の参加をいただき、開催されましたが
建設予定地等に係る質疑時間の延長により、当初予定されていた
特別講演が中止となったものでございます。
今回は、印西クリーンセンターの建て替えについて、住民に対する
初めての説明会であり、住民意識を把握する点においては、有意義で
あったと捉えております。
なお、特別講演につきましては、ごみ処理施設建設の技術向上や
環境面における施設の安全性を内容としており、この講演が
中止になったことは、残念な結果であったと考えております。
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(2)印西市として移転予定地の周辺住民に対する説明責任として、
どのように考えているのか。
(回答/市長)
移転予定地の周辺住民に対する説明責任につきましては、
事業主である印西地区環境整備事業組合が果たすものと
考えておりますが、組合を構成する自治体として、また、
建設予定地が市内であるという立場から、市としましても、
環境整備事業組合と連携を図りながら対応してまいりたいと
考えております。
<補足> 環境整備事業組合での説明会について、
印西市はどう関われるか?を再度確認したのですが、
環境経済部長から「建設予定地が市内にあるという立場から
周辺住民の方々に対して決定までの経緯や施設の安全性について
ご理解をいただけるように環境整備事業組合と連携を図りながら
対応していきたい。」という繰り返しの回答しか得られませんでした。
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(3)印西市としては建て替えについては、必要不可欠なものと
考えているか。その根拠はどのようなものか。
(回答/市長)
印西クリーンセンターの建て替えにつきましては、これまでの
議会等におきましてご説明申し上げてきましたように、
ごみを安全に、安定的に処理するためには、必要不可欠なものと
考えております。
印西クリーンセンターにつきましては、昭和61年度から
稼働いたしまして、現在26年目を迎え、施設の一般的耐用年数の
目安と言われている30年に近付いており、将来にわたって、
ごみの安定的な適正処理を確保するためには、施設を更新する必要が
あるとの考えがその根拠でございます。
<補足> 本当に施設更新はすぐに必要なのだろうか?
環境整備事業組合を構成する自治体として、地区内処理に
こだわっているようなので、再度、聞いてみました。
・・・「地区内処理」は法的に義務付けられているのか?
(回答/環境経済部長) ごみ処理については行政が自前の
施設でやらなくてはならないと法的根拠はない。
しかしながらごみ処理につきましては、「廃棄物の処理
および清掃に関する法律」を準用し、域内処理が原則であり、
処理の安全性、安定性、継続性が求められることをあげました。
またや事故や災害などの止むを得ない緊急時や臨時的な
代替措置を除いて、民間委託をしたような場合には、
倒産のリスクも考えるので継続性が損なわれないと
考えている。
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時間の都合で短時間のみ「クリーンセンター」の移転問題については
質問ができませんでした。
* 印西クリーンセンターは印西市にありますが、
運営は「印西地区環境整備事業組合」が行い、
( http://www.inkan-jk.or.jp/kumiai/index.html )
印西市は構成市町の一つです。言い換えると、
クリーンセンターの運営を含む環境整備事業組合の
予算、決算、契約案件は「組合議会」により決します。
= 私、ぐんじとしのりも組合議員となっています。
しかし、本番は「環境整備事業組合」の議会です。
それまでに、情報を収集し、問題をしぼって一般質問を
行いたいと思っております。
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【速報/放射能問題関連】印西市では、週明け12日(月曜日)
より放射線対策の総合窓口「放射線対策室」を開設予定です。
新しく室長を置き、スタッフ2名の3名体制となります。
本日内示により判明。正式発表は12日(月曜日)。
2階の「環境保全課」に設置の見込み。。
市民の皆様の声に応える形でようやく設置となります。
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【速報/放射能問題関連】印西市大廻区から提出されていた
「最終処分場へ国の基準を超える放射性物質を含む焼却灰の
仮保管の搬入中止」等を求める要求について、9/2付けで
同区へ「環境整備事業組合」から回答した文書を入手しましたので
抜粋して、その内容を提示します。
(1)平成23年7月22日の搬入を最後に搬入していない。
・・・ ぐんじ注:全て現行クリーンセンター内に保管
(2)平成23年9月22日までに組合において引取りをします。
なお、実施日は事前に連絡します。
・・・ ぐんじ注:引き取って、さらにクリーンセンター内で
保管するのでしょう。。。。今後追求します。
* 環境省から焼却灰の処理について、「新指針」が
発表されており、8千ベクレル超〜10万ベクレル以下の
焼却灰についての処理が可能となる予定との事です。
(多くの自治体では、この新指針について、疑問を持っており
私は何が「可能となる予定」なのだと呆れています。)
(3)既に埋め立てた場所について、通常の覆土に加えてさらに
50cmの覆土を行いました。
・・・ ぐんじ注:その埋め立てたもののセシウム測定は
3月、4月分は行っていないので、行うように依頼しています。
5月16日埋立分 放射性セシウム134 365 Bq/h
5月16日埋立分 放射性セシウム137 420 Bq/h
6月15日埋立分 放射性セシウム134 55 Bq/h
6月15日埋立分 放射性セシウム137 57 Bq/h
* 放射性ヨウ素は不検出でした。
(半減期を考えれば、意味のない検査だと思いますが。)
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