2011年09月09日

クリーンセンター移転と印西市

今日で1週間の一般質問が終わり、来週から、
議案審議に移ります。
  
今日は、火曜日の私の一般質問の質疑の中から、
「印西クリーンセンター」について掲載させていただきます。
    
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2.印西クリーンセンターの建て替えについて
7月31日(日曜日)に環境整備事業組合主催で「次期中間処理施設
整備に関わる説明会」が開催された。
クリーンセンターの建て替えについては平成20年末から事業対象用地の
選定においては組合議会、印西市議会での説明に始まり、その後、
なんども組合議会や市議会などに対して進捗状況の説明や、
議員が自ら一般質問を行い、状況は都度確認してきたように
感じていたが、当日は予定していた内容を大幅に変更して、
学識経験者の特別講演もないまま終了した。
 
(1)印西市としては環境整備事業組合を構成する自治体として、
当日の結果をどのように捉えているのか。

(回答/市長)
「印西クリーンセンター次期中間処理施設整備に関わる説明会」に
つきましては、約100名の方の参加をいただき、開催されましたが
建設予定地等に係る質疑時間の延長により、当初予定されていた
特別講演が中止となったものでございます。
 今回は、印西クリーンセンターの建て替えについて、住民に対する
初めての説明会であり、住民意識を把握する点においては、有意義で
あったと捉えております。
 なお、特別講演につきましては、ごみ処理施設建設の技術向上や
環境面における施設の安全性を内容としており、この講演が
中止になったことは、残念な結果であったと考えております。

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(2)印西市として移転予定地の周辺住民に対する説明責任として、
どのように考えているのか。

(回答/市長)
 移転予定地の周辺住民に対する説明責任につきましては、
事業主である印西地区環境整備事業組合が果たすものと
考えておりますが、組合を構成する自治体として、また、
建設予定地が市内であるという立場から、市としましても、
環境整備事業組合と連携を図りながら対応してまいりたいと
考えております。

<補足> 環境整備事業組合での説明会について、
印西市はどう関われるか?を再度確認したのですが、
環境経済部長から「建設予定地が市内にあるという立場から
周辺住民の方々に対して決定までの経緯や施設の安全性について
ご理解をいただけるように環境整備事業組合と連携を図りながら
対応していきたい。」という繰り返しの回答しか得られませんでした。
  
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(3)印西市としては建て替えについては、必要不可欠なものと
考えているか。その根拠はどのようなものか。

(回答/市長)
印西クリーンセンターの建て替えにつきましては、これまでの
議会等におきましてご説明申し上げてきましたように、
ごみを安全に、安定的に処理するためには、必要不可欠なものと
考えております。
印西クリーンセンターにつきましては、昭和61年度から
稼働いたしまして、現在26年目を迎え、施設の一般的耐用年数の
目安と言われている30年に近付いており、将来にわたって、
ごみの安定的な適正処理を確保するためには、施設を更新する必要が
あるとの考えがその根拠でございます。

<補足> 本当に施設更新はすぐに必要なのだろうか?
環境整備事業組合を構成する自治体として、地区内処理に
こだわっているようなので、再度、聞いてみました。

・・・「地区内処理」は法的に義務付けられているのか?
(回答/環境経済部長) ごみ処理については行政が自前の
施設でやらなくてはならないと法的根拠はない。
 しかしながらごみ処理につきましては、「廃棄物の処理
および清掃に関する法律」を準用し、域内処理が原則であり、
処理の安全性、安定性、継続性が求められることをあげました。
またや事故や災害などの止むを得ない緊急時や臨時的な
代替措置を除いて、民間委託をしたような場合には、
倒産のリスクも考えるので継続性が損なわれないと
考えている。
 
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時間の都合で短時間のみ「クリーンセンター」の移転問題については
質問ができませんでした。
 
* 印西クリーンセンターは印西市にありますが、
  運営は「印西地区環境整備事業組合」が行い、
( http://www.inkan-jk.or.jp/kumiai/index.html )
  印西市は構成市町の一つです。言い換えると、
  クリーンセンターの運営を含む環境整備事業組合の
  予算、決算、契約案件は「組合議会」により決します。
  = 私、ぐんじとしのりも組合議員となっています。
 
しかし、本番は「環境整備事業組合」の議会です。
それまでに、情報を収集し、問題をしぼって一般質問を
行いたいと思っております。
  
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【速報/放射能問題関連】印西市では、週明け12日(月曜日)
より放射線対策の総合窓口「放射線対策室」を開設予定です。
新しく室長を置き、スタッフ2名の3名体制となります。
本日内示により判明。正式発表は12日(月曜日)。
2階の「環境保全課」に設置の見込み。。
市民の皆様の声に応える形でようやく設置となります。
  
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【速報/放射能問題関連】印西市大廻区から提出されていた
「最終処分場へ国の基準を超える放射性物質を含む焼却灰の
仮保管の搬入中止」等を求める要求について、9/2付けで
同区へ「環境整備事業組合」から回答した文書を入手しましたので
抜粋して、その内容を提示します。
 
(1)平成23年7月22日の搬入を最後に搬入していない。
  ・・・ ぐんじ注:全て現行クリーンセンター内に保管
(2)平成23年9月22日までに組合において引取りをします。
  なお、実施日は事前に連絡します。
  ・・・ ぐんじ注:引き取って、さらにクリーンセンター内で
      保管するのでしょう。。。。今後追求します。

*  環境省から焼却灰の処理について、「新指針」が
  発表されており、8千ベクレル超〜10万ベクレル以下の
  焼却灰についての処理が可能となる予定との事です。
  (多くの自治体では、この新指針について、疑問を持っており
  私は何が「可能となる予定」なのだと呆れています。)
 
(3)既に埋め立てた場所について、通常の覆土に加えてさらに
  50cmの覆土を行いました。
  ・・・ ぐんじ注:その埋め立てたもののセシウム測定は
  3月、4月分は行っていないので、行うように依頼しています。
   
   5月16日埋立分 放射性セシウム134 365 Bq/h
   5月16日埋立分 放射性セシウム137 420 Bq/h

   6月15日埋立分 放射性セシウム134 55 Bq/h
   6月15日埋立分 放射性セシウム137 57 Bq/h

  * 放射性ヨウ素は不検出でした。
   (半減期を考えれば、意味のない検査だと思いますが。)
 
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posted by ぐんじとしのり at 23:57| Comment(5) | 環境整備事業組合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする