2011年09月02日

「環境委員会」開催されました。

平成23年度の第二回印西クリーンセンター環境委員会が
今夜20時から開催されました。

次期中間処理施設整備の説明会(7/31)が開催された後の
最初の「環境委員会」。どのような内容、議論になるかと思い、
傍聴してまいりました。

以下、「環境委員会」について、再掲します。
 
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☆ 印西クリーンセンター環境委員会
 この委員会は「印西クリーンセンターの操業及び公害防止に
 関する協定」2条の規定に基づき設置され、現在近隣31自治会から
 委員が出席し、年に4回の委員会が開催されています。
 
 この委員会では「協議事項」として、
 第4条に・・・・
 (2)工場設備の改善、改修及び変更(増設及び建替)に関すること
 (3)工場の操業の全部または一部の停止及び再稼動に関すること
 
 が明記され、また同条他号に基づいても、今回の移設についての
 協議の幅はありそうだと考えています。

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結果として、今回の委員会では、「説明会」の開催結果について、
議論されることを期待したのですが、時間的な制約もあったようで
内容に踏み込んでの議論はなかったように思います。
 

平成23年度第2回印西クリーンセンター環境委員会次第
                    時間 20時〜22時
1.開会
2.事務局長あいさつ
3.議長選出
4.議事録署名人の選出
5. 報告事項
 (1)印西クリーンセンター操業状況について
6.その他
7.閉会

(環境委員会では、多数の資料を配布し、その資料にしたがって
説明が行われています。)

今回より、今まで参加していなかった「大塚3丁目」から委員が
出席することが、委員会で承認されました。

(1)印西クリーンセンター操業状況について
  = 月別ごみ搬入量および焼却量等の操業状況 
  = 排出ガス測定
  = 騒音・振動測定  データ間に合わず後日提示
  = 悪臭物質測定     〃
  = 臭気濃度測定     〃
  = 処理水の水質測定
  = 大気測定者による測定(参考)データ間に合わず後日提示
 
  * ほとんどデータの提示がされませんでした。
 
  = 搬入車両数と搬出車両数
  = 残灰量の推移

この操業状況が提示された後、住民側から議案の提示がされました。
 
☆ 操業報告
  = 補助燃料の使用量
  = エネルギー提示
  = 休炉と故障・休炉の実績表
  = 余熱利用実績 等
☆ 談合事件における関する要望書と裁判の進捗状況 等
☆ 次期中間処理施設整備の説明会の開催結果
☆ 主灰と飛灰の放射性セシウムの件
☆ 印西クリーンセンターの2011年度予算の説明
☆ 平成23年度印西地区ごみ処理実施計画について 他
 
この委員会では「協議事項」として、環境委員会細則第4条1号に
 「工場の操業状況の定期的報告に関すること」 
     ・・・と記載しているが、今回の傍聴で感じたのは、
 定期報告ももちろん重要だが、それよりも今回はもっと
 大事なことを議論すべきではなかったのではないだろうか?
 (組合側はいやがると思うが。)
 
* 参考 ======================
  = 出席者 18名(住民側委員 25名中)
  
  + 傍聴者 4名(全員 大塚3丁目?)
         + 組合議員(松尾議員、ぐんじ)

   * 橋本市議(公明党)は住民側委員として参加
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私が気になっていた「次期中間処理施設整備の説明会の開催結果」に
ついては組合側は大塚3丁目の「傍聴者」からの質問について、
「正当な手順で今まで進めてきた」旨の回答を行い、そして
住民側は「納得できない」旨の質疑を短時間行ったが、その話は
「環境委員会の場で話し合うべきではない」との指摘が委員から
あり、議長も時間を気にしており、消化不良で終わってしまったように
感じている。

ただ、大塚3丁目町内会と和泉町内会に対して、再度の説明会の開催に
ついて相談していることがわかったことは収穫だと思っています。
 
2時間の環境委員会でした。
しかし、発言している人は5人前後であり、硬直化しているように
感じたのも事実です。本当に住民の声を拾い集め、住民の声を
代弁しているのか、今回の委員会では計りかねています。
 

===放射線情報===
Twitterでは一部、お伝えしたのですが、以下の件について
新たな情報が入りましたので、お知らせします。

1 市立幼稚園、小学校、中学校、保育園
(6)放射線量低減化対策についての実証実験を行い、
その結果とその後の推移を踏まえ、放射線量が市内で
相対的に高い校庭、園庭から、実施していく。   

 ・・・・ 実施校 小林北小学校
          もとの幼稚園
 
 => 数値が高い学校を選んだとのことです。

3 公園
通常の管理業務の中で放射線量の低減を図るとともに、
放射線量低減化対策等についての実証実験を行い、
その結果とその後の推移を踏まえ、放射線量が市内で
相対的に高い公園から、実施していく。

 ・・・・ 大塚前公園で除せんの実証実験。来週から。
 ただし公園全体ではなく、10*10mの範囲で天地返し、
 表土5cmを20cmの深さでいれかえ、芝生を深く刈るなど。

 公園全体でやればいいのに。。。
 今回の実験は当初予算の予備費かららしいのですが。
 

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posted by ぐんじとしのり at 23:58| Comment(0) | 環境整備事業組合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする