2011年08月30日

請願と陳情

昨日、「議会改革推進特別委員会」が開催され、
議会改革の基本的な方向について話し合いが開始されました。
 
話し合いに先立ち、会派から議会改革についての意見を
まとめて出してほしいとの要望があり、私は二人で会派を
組んでいるので、雨宮議員(小倉台)と打ち合わせて、
改革の具体的な項目を提出しました。
 
今日は一つ、紹介したいと思います。

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市民参加について
(1)陳情について
 印西市の場合、ほとんど資料配布で終わっているが、
 請願と同様に陳情も取り扱いをすべきではないか。
 (船橋市は同様に取り扱っている。)
(2)請願、陳情の提案理由について
 市民自らが、たとえば議会運営委員会で趣旨説明を
 行うことを取り入れてはいかがか。

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市民の皆様が、市政について意見や要望がある場合、
請願や陳情を提出して市政に反映させることができます。

請願や陳情は,どなたでも提出することができます。
また、内容も印西市の全ての事務に及び、さらに印西市の
公益に関する事項も含まれます。

議会に提出された請願は、慎重に審議され、その内容が
妥当と認められるものは採択し、市の事務に関するものは
市長等へ送付されます。その処理の経過,結果については
議会でその報告が求められます。

請願と陳情との違いは、請願では提出の際,紹介議員(請願の
内容に賛意を表する議員)の署名が必要ですが、陳情では
議員の紹介が必要ではありません。

しかし、印西市においては陳情については市の事務に関する
事項であっても、議員に配布されるのみで、審議されることは
ほとんどないのが現状です。

そのため、私と雨宮議員は全ての市民の要望は受けるべきでは
ないかと考え、上に記載するような「議会改革」の要望を
上げさせていただきました。

昨日は、議会運営委員会も開催され(私は委員ではなく、
雨宮議員が委員として出席している。)、市民からの陳情も
出ましたが、残念ながら顧みられることなく、今回も配布で
終わっています。・・・この配布ではなく、「審議せよ」と
主張したのは他に共産党の山田議員のみです。

「これでいいの?」
「だめじゃん・・・」と私は思いますが。
 口だけの市民参加は不要です。
  
====(続)放射線等に対する対応について======

昨日、印西市から郵送された市議への文書を紹介しましたが、
多くの皆様から質問があり、何点かを紹介させていただきます。

* 誰が清掃作業をするのか?子どもたちにさせたくない。

 ・・・ 基本は業者が行う。見積もりをとっている。
   保護者からボランティアの声があれば、受けたい。

* 給食の食材の公表は現在のレベルか?

 ・・・ 9/6(火曜日)の議会本会議で追求していきます。
  今の印西市の公表データがHPから探しきれませんが
  (公開されていない?)、非常に大雑把なものであり、
  市民の不安を払拭できるものではないと考えています。  

* 公立と私立幼稚園の対応に格差があるのでは?

 ・・・ 「公」と「私」の差です。私立幼稚園は主に
  学校法人が経営し、その管轄は「千葉県」です。
  印西市としては、相談があれば対応できるとしていますが、
  印西市と私立幼稚園との間でさらなる話し合いを進めて
  いただけるように双方に働きかけを行ってまいります。
 
 参考・・・
(1)市において各幼稚園、保育園の放射線を定期的に測定し、
 公表するとともに、必要に応じて、放射線簡易測定器の貸出しを
 行う。 << 私立幼稚園からの要望により実現しました。

(3)各幼稚園、保育園が放射線量低減化策を実施しようとする
 場合には、支援を行う。

  << ぜひとも保護者の方々ともども、理事長先生や
   園長先生と話し合いを行い、市への働きかけを行って
   いただければと思います。
 
 * もちろん、私も協力を惜しみません!
   
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posted by ぐんじとしのり at 23:58| Comment(0) | 議会改革 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする