2011年08月29日

印西市の放射線対応

今日は午前中から市役所で会議。私は「代表者会議」と
午後1時30分からの「議会改革推進特別委員会」に出席し、
他の議員とともに議案について討議を行いました。
(詳細は後日、このブログでご紹介を予定しています。)

会議終了後、今日、発表されると聞いていた印西市の
「放射線等に対する対応について」、環境保全課に
立ち寄り、市議あてに郵送を予定していた文書を入手しました。

以下、当該文書「放射線等に対する対応について」を
全文を原文のまま、転載します。

==ここから=====================

     放射線等に対する対応について

放射線問題に関し、印西市としては、安心感を高めることが
できるようにする取り組みが必要との判断から、子供たちの
利用する施設を優先に、放射線量の低減化に資する取組みを
行ってまいります。

1.市立幼稚園、小学校、中学校、保育園

(1)各幼稚園、小学校、中学校、保育園の放射線量を定期的に
定点測定し、公表するとともに、放射線簡易測定器を配備し、
詳細に測定する。

(2)各幼稚園、小学校、中学校、保育園に積算線量計を配備し、
人に対する積算線量を測定し、公表する。
 
(3)各幼稚園、小学校、中学校、保育園内の側溝等について、
清掃・洗浄を行う。

(4)各幼稚園、小学校、中学校、保育園において、芝生の
刈り込み、除草、枯葉や落ち葉の処理、樹木の剪定等の日常の
清掃活動を通して、放射性物質がたまりにくい環境を整える。
 
(5)給食の食材については、今後も、食材の産地を公表すると
ともに、食品の安全情報を収集し、安全が確認されたものを使用し、
安全・安心な給食の提供に努める。
 
(6)放射線低減化対策についての実証実験を行い、その結果と
その後の推移を踏まえ、放射線量が市内で相対的に高い校庭、
園庭から、実施していく。

2.私立幼稚園、保育園

(1)市において各幼稚園、保育園の放射線を定期的に測定し、
公表するとともに、必要に応じて、放射線簡易測定器の貸出しを
行う。

(2)人に対する積算線量を測定のため、各幼稚園、保育園に
積算線量計の貸出しを行う。

(3)各幼稚園、保育園が放射線量低減化策を実施しようとする
場合には、支援を行う。

3.公園
通常の管理業務の中で放射線量の低減を図るとともに、放射線量
低減化対策等についての実証実験を行い、その結果とその後の
数位を踏まえ、放射線量が市内で相対的に高い公園から、実施していく。

===============ここまで 原文のまま=====

【放射能量測定結果 印西地区 環境整備事業組合】
 
 8/22(試料採取結果)− 8/22(試料測定)

放射性セシウム(CS134+CS137)主灰   1149 Bg/Kg  
                飛灰  4190 Bg/Kg
2回連続で飛灰は基準値8000Bg/Kgを下回りました。
だからといって油断は禁物だと考えています。
(放射性ヨウ素は不検出 検出下限 主灰 16 Bg/Kg  
                 飛灰 28 Bg/Kg )


【印西市産米の放射性物質検査結果のお知らせ】

 放射性セシウムは検出されず。
 本調査として市内7地点での玄米を分析した結果。

 8/26に採取。以下の7箇所全てで「検出されず。」
 発作、小林、宮内、結縁寺(以上 旧印西市)
 酒直ト杭(旧 本埜村)吉高、岩戸(旧 印旛村)

 「検出されず」とは、放射性物質が存在しない、
 または定量下限値以下であることを示す。
 なお、定量下限値は。。。
 放射性セシウム134、137とも 20 Bg/Kg

 ・・・ 市役所農政課から印西市議宛の文書より

【印西市市議会 平成23年第3回定例会(9月議会)】
* 本日の「議会運営委員会」で、私、ぐんじとしのりの
「代表質問」の日程が以下の通り、最終決定されました。
 
 9月6日(火曜日)午前10時から
 通告内容(大きな項目のみを提示します。)
  1.放射線被曝に関しての対応について
    ・・・内容は8/22付ブログをご覧ください。
  2.印西クリーンセンターの建て替えについて
    ・・・内容は8/25付ブログをご覧ください。
  3.環境保全条例について
  4.牧の原駅圏の将来について

   
ぐんじとしのり<メールID> toshigunji*hotmail.com ↓
 → IDは * 部分を@に変えて、コメント欄に書けない
  内容は直接、お送りください。
 










posted by ぐんじとしのり at 21:30| Comment(0) | 放射線問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする