2011年08月26日

明日、再び「放射線の講演会」です。

明日27日(土曜日)は、市役所で講演会が午後から
予定されているはずですが、市のHPのどこを見ても
探せないというのはなぜなのか、理解に苦しみます。
(今日のブログの一番最後に詳細を記載します。)

昨日、ツイッターではツイートしたのですが、白井市の
玄米から微量のセシウムが出たということをNHKの
ニュースで聞きました。今日の新聞にも記載されました。
(予備調査で、基準値を大幅に下回る。玄米1kgあたり
47ベクレル検出=米の暫定基準値500ベクレル)

* 早場米の収穫前の予備調査での結果。
 検出されたのは白井市谷田地区で22日に採取された
 もち米。

「印西市の米は」大丈夫かという声が寄せられました。
・・・印西市は「予備調査」においては「検出されず」と
いう結果がでましたが、「収穫後の本調査」でさらに安全性の
確認をしたいといいます。(印西市は5箇所、白井市では
2箇所で予備調査として計測。印西市の5箇所は、発作、
浦部、酒直ト杭、平賀干拓、岩戸。)
  
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1313653926126/index.html

印西市は広いので、5箇所を実施しても、「それで充分か?」
「大丈夫か?」という不安はありますが、予備検査段階では
「検知せず」という結果だったので「消費者の判断だな」と
思ったのですが、大きな課題があることを思い出しました。
(私のブログに、コメントもいただきました。)
 
「学校給食」で使われているお米。

現在、印西市では地産地消をお米に関しては進めています。
(つまり、「印西市産」のお米を給食に使っています。)
今日、担当と話をしたところ、もし、「基準値」を上回ったら、
そのときには「当然、直ちに中止しますが、困りますね。」とのこと。

「困る」とのこと。。。。

個人的に思うのですが、学校給食は2学期から「選択」にしては、
いかがでしょうか?食べない子どもたちが奇異に、他の子どもたち
から映らないように。わざわざ先生たちに断ることなく、お弁当を
もってきて食べてもいいように。
 
1年前は少なくとも放射性物質はお米には入っていなかったはず
ですから、21Bq/kgの検出であっても、あるいは検出されない
それ以下であっても心配される方はいるわけです。
(「誰も保護者たちを非難することはできない」と思うのです。)
 
9月議会で訴えていきたいと思います。 

== 放射線情報(流山市) ==
 
流山市は福島第一原発事故の影響による放射能汚染が懸念され、
さまざまな対策を講じている同市は、放射能対策にかかった費用
1億2642万円を東京電力に請求するという。
(この記事は朝日新聞と千葉日報に掲載されていました。
「読売新聞」によると、「松戸、流山、柏、我孫子、野田、
鎌ヶ谷の東葛6市は、大気中の放射線量の測定など放射線対策に
充てた費用などを東京電力に共同で求めることを決めた」という。
流山市だけ先行した?=報道各社に記事内容の差があります。)

(流山市は、)今回は、第一次分として請求し、主な内訳は
(1)放射線量測定器購入費  約 512万円
(2)7公園の土の入れ替え工事と小中学校
  計20校の側溝清掃に要した放射線量軽減策費
               約 2000万円
(3)焼却灰の一時保管費   約1億127万円
(4)農産物検査費      約 28000円
          であり、今後も必要な費用を請求するという。
 
「東京電力に対する請求は、高濃度の放射性物質を含む焼却灰は
1日6トンの割合で増え続ける中で、市民に窮状への理解を求める
側面があるのだろう」と朝日新聞は書いてあるが、私は流山市が
請求する意味は充分にあると思う。

放射線対策でいつも相談をうけて、メールをしているママからも
メッセージをいただきました。
 
「福島だけでも、払えるわけがないのに、無理なのは分かりますが、
そういった動きをするのに驚きました。」

で、東葛6市に入っていない印西市は?
いつまでも、遅れをとっていては、市民が少しづつ流出します。
まさか、「それでもいい。仕方ない」とは思っていませんよね?
 
* 明日は、市役所で以下の講演会が予定されています。

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「放射線が人体に与える影響について」  第2回講演会
 3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の
事故により、市内においても放射線が検出されています。
 このような状況から、放射線が人体に与える影響について、
独立行政法人放射線医学総合研究所から講師を招き、講演会を開催します
(講演内容は、1回目と同じ内容です)。
 なお、当日は質疑応答を設けておりますが、限られた時間のため、
事前に質問を受け付けし、講演会で回答することとしますので、
環境保全課までご連絡ください。
■日時 8月27日土曜日・午後1時30分〜。
■場所 市役所3階大会議室。
■定員 250人(先着順)。

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* 私も市民の声を聞きに、市役所に行く予定です。

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Oisixでは当社センターから出荷する 
青果物・乳製品・卵・鮮魚・精肉について、
放射線量の検査を行っております。
Oisixでは一般的な「一部サンプル抜き取り検査」ではなく、
青果物、乳製品、卵、鮮魚、精肉の対象アイテムについて
「全アイテム検査」を流通前に「毎日」行なっています。

 □取り組みの詳しい内容はこちら http://www.oisix.com/sc/kensa


posted by ぐんじとしのり at 23:58| Comment(2) | 放射線問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする