本来であれば、私自身も柏に入り、応援すべき候補者は
何人かいたのですが、先般の印旛選挙区の県議補選と
同じく、市議の仕事と自分自身の仕事の都合も全くつかず
１回も柏に入ることができませんでした。
今回の市議選は注目していました。
東日本大震災があり、福島第一原発での放射線の問題が
明らかになってからの「中核市」の選挙。
Twitter上で気になるツイートがたびたび出てきたので
紹介するとともに、私自身の考えを伝えていきたいと思います。
＝＝＝ Twitter と 毎日JP より ＝＝＝
【ホットスポット】柏市議選、ある現職は「騒いでいるのは
若い母親たちだけ。自分の支持層とは重ならない」 毎日JP
・・・対策を求めて６月に１万人以上の署名を市に提出した
「柏の子どもたちを放射能汚染から守る会」は告示前の７月末、
候補者全員に対し、子どもの年間 被ばく線量やこれまでの市の取り組み、
原発についての考え方などについて、公開質問をしてインターネットに
回答を掲載 （http://kashiwamoms.wordpress.com./)した。
しかし、回答した候補は３１人（現職１３、新人１１、元職７）で
約６割にとどまった。代表の主婦、大作ゆきさん（３３）は
「関心のある人とない人に分かれ残念。有権者は判断材料にして
ほしい」と話す。
一方、回答しなかったある現職は毎日新聞の取材に「騒いでいるのは
若い母親たちだけ。自分の支持層とは重ならない」。
別の現職は「忙しかった」と理由を話した。
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このツイートと毎日ＪＰの記事について「ひどいよ。本当に市民を
思ったらこんなこと言えない。」という声を中心とした批判が
多く出ていたようです。
批判については当たり前です。しかし、一方では放射線問題に関心のない人が
多いのも事実であり、この「騒いでいるのは・・・」と発言した候補者が
どのような結果になるのだろうかと関心をもって見つめたいと思っています。
（そもそも、柏市議選の投票率は今回37.62％（前回が43.24％。）
市議選そのものに市民の関心は高くないように思えます。
騒いでいるのは・・・と発言された方は磐石な地盤をもっているのかも
しれません。市の対応を変えていくには、本来であれば、投票率をあげる
必要もあったはずですが、下がっています。
この問題に積極的だった候補者が当選できるかどうかにかかっています。）
「民主主義国家における“政治”のレベルは、その国民のレベルに
等しい」という言葉があります。
あの人のことを知っている。あの人のところでバイトをしていたから、
あの人の土地の駐車場を借りている。。。印西市でも同じように投票行動を
過去行った結果が、今の印西市を成り立たせていることを有権者はどれだけ
認識しているのでしょうか。
（市議の任期は４年。次の選挙は２０１５年４月の予定です。
言い換えると、今年の４月で選ばれた議員は、私も含めて、何もしなくとも
３年９ヶ月は地位が保たれるわけです。）
柏市の最終投票結果が出るのは２４時前後でしょうか？
＝＝ 今日の放射線情報 ＝＝
「南相馬市が全域除染へ、避難準備区域解除検討で」
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、福島県南相馬市と
東京大学アイソトープ総合センターは６日、警戒区域を除いた市内全域で
放射性物質を取り除く除染を共同実施すると発表した。
政府は今月下旬にも原発から２０キロ・メートル以遠の緊急時避難準備区域の
解除を検討している。放射線量が高いままでは解除されても
市民が避難先から戻って来ない懸念がある。
市は補正予算を組み、早急に除染を進めることにした。
市によると、ヘリコプターなどで上空から放射性物質の汚染の状況を調べ、
放射線量の高い建物や土壌がある地点などを記した汚染マップを作製。
その上で、放射線量が高い場所では、同センターの助言を受けながら、
市が専門的な除染を行う。緊急時避難準備区域にある幼稚園の排水溝で
３３マイクロ・シーベルトを観測しており、こうした場所などが対象となる。
放射線量が低い場所では、小中学校や幼稚園などの公共施設の壁を
高圧洗浄機を使って洗い流したり、校庭などの表土を削って埋め立てたりする
作業を市が行う。一般住宅などの民間の建物や庭の除染は、ＮＰＯのほか
市民ボランティアも募って実施する。
（2011年8月7日01時30分 読売新聞）
・・・ 南相馬市と印西市のおかれている状況は異なります。
しかし、印西市に除染をお願いした方から「印西市では除染をしても
どれだけ効果があるかわからないし、国の方針がでていないから
市独自ではできないと言われた。」との声がメールで届きました。
私が以前に同様の質問を印西市に問いかけたところ、
「福島県内の小学校で除染を行なう予定となっており、その結果を
見極めながら検討していく」との回答をいただいた覚えがあります。
＞＞その回答を受けてから、福島県内で小学校の除染は既に行っており、
結果を確認しているのか？と印西市に対して問うてみたいと思います。
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