でんきを消して、スローな夜を。
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私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
夏至・冬至、夜8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を
読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを
思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。
http://www.candle-night.org/jp/
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I WISH 「明日への扉」がCMで流れていた初夏。
私は祖父の葬儀のために約20年ぶりに十勝の地を踏んだ。
叔父が笑顔で空港で迎えてくれ、私の両親と現地で合流した。
20年ぶりに会う叔父と叔母、そして従姉妹たち。
私自身のDNAが刺激された。
帰りの飛行機からみえたのは、暗い東京の風景と羽田空港。
ところどころに輝く明かりが、まるで、祖父を送るように
キャンドルのように見えた2003年の夏至の日。
あれから8年。今でも夏至の日を迎えるとタバコと濃い
ブラックコーヒーが大好きだった叔父とあの日の夜景を
思い出します。(2005年、叔父も鬼籍に入りました。)
そして、今年は東日本大震災から100日を越えても
まだ復興もままならない街に私は祈りをささげます。
東日本大震災でお亡くなりになった方々のご冥福を心より
お祈りし、被災された方々にお見舞い申し上げます。
また、原発災害で被災された方々の回復と傷ついた自然の
回復を、挫けず希望し、末永く支えていきます。