2011年06月06日

市内の放射線量の測定値が出ました。

今日、市役所より、先月31日(火)から測定していた
大気中の放射線量の結果が公表されました。
 
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1307340984768/index.html

HP上の説明は続けて以下のように記載しています。

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”市内48か所の大気中の放射線量は、文部科学省が示している
子どもの屋外活動を制限する暫定的な目安である

「空間線量率3.8μSV/h(マイクロシーベルト/時間)」 及び
 
土壌に関する放射線量低減策を実施する場合の指標である
「空間線量率1.0μSV/h(マイクロシーベルト/時間)」を下回りました。”
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そういえば、船橋市では、同市小室町の市立保育園の砂場で
1時間当たり0・69μSV/h の放射線量が測定されたと
発表したようです。
(測定は4日午後2時すぎに行われ、園庭の土の上での測定結果は
0・24〜0・27μSV/h だった。船橋市はこの保育園で
継続測定を検討している。)

印西市内では、HPを見ると、48箇所の測定地点では、
0.5以下の数値しか出ていないようですが、年間に
換算すると・・・・
 
365日x24時間=8760時間
「仮に0.5」で換算すると。。。。
0.5X8760=4380μSV/h =年間4〜5mSV

この年4〜5mSVについては、以下参考まで。。。

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放射線被曝の例 /年間被曝量の例と1回あたりの被曝量の
例を示します。 = ”Wikipedia” より一部転載

実効線量 (mSv) 内訳
0.05  原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。
0.1- 0.3 1回の胸部X線撮影。
0.2  東京とニューヨーク間を航空機で1往復
  (高度での宇宙線増加)。
1.0  一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度
  (ICRPの勧告)。
   放射線業務につく人 (放射線業務従事者)
  (妊娠中の女子に限る) が妊娠を知ったときから
   出産までにさらされてよい放射線の限度
1.2  1日1.5箱のタバコを吸う喫煙者と同居する人が、
   副流煙から受ける年間の線量
1.5  1年間に自然環境から1人が受ける放射線の日本平均。
2.0  放射線業務従事者 (妊娠中の女子に限る) が妊娠を
  知ったときから出産までにさらされてよい腹部表面の
  放射線の限度
2.4  1年間に自然環境から1人が受ける自然放射線の世界平均
  (宇宙0.4、大地0.5、ラドン1.2、食物0.3の合計)。
6.9  1回のCTスキャン
7 - 20  X線CTによる撮像。
10   日本国原子力安全委員会の指針での一般人の
  「屋内退避」
    ブラジル・ガラパリで1年間に自然環境から1人が受ける
   自然放射線。
13 - 60 1日1.5箱のタバコを吸う喫煙者の年間の線量
  (タバコの葉に含まれるラジウム226、鉛210、
   ポロニウム210等からの放射線)
50   電離放射線障害防止規則による放射線業務従事者
  (妊娠可能な女子を除く) が1年間にさらされてよい
   放射線の限度
   日本国原子力安全委員会の指針では一般人の「避難」
   自衛隊・消防・警察 (妊娠可能な女子を除く) が
   1年間にさらされてよい放射線の限度。
100  人間の健康に影響が出ると証明されている放射線量の最低値
 (これ以下の放射線量についての健康被害は長期的なものを含めて、
  一部に論争はあるが、証明はされていない)。

放射線防護とシーベルト
 人体が放射線にさらされる事を放射線被曝 (ほうしゃせんひばく) と
 いい、人体は年間およそ 2.4 mSv(世界平均)の自然放射線に
 さらされている。大量の放射線は人体に有害であるため、
 放射性物質を扱う環境にある人は、自分がどの程度の放射線を
 受けたのかを、常に厳密に管理しなくてはならない。
 その際に用いられる尺度の一つがシーベルトである。

 2 Sv の放射線を全身に浴びると5%の人が死亡し、4 Sv で50%、
 7 Sv で99%の人が死亡すると言われている。


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「4〜5mSVだけで考えたら大丈夫のように思いますが、
年間で仮に”4.5mSV”プラスして浴びてしまうと
考えたら???

私(ぐんじとしのり)は年に1-2回はCTスキャンを
受けたりしているのですが、私はどうすればいいのでしょう?

また、タバコをご家庭で吸っている人がいたら?」

考えすぎかもしれない。あくまでも、4〜5mSVという値は
仮の0・5μSV/hという数値による計算式から始まる
屋外の値であって、屋内の数値はもっと低いはずです。

私がこのブログで訴えたいことは、「数字の一人歩きは怖い。
だから、行政は数値が示す意味を根拠のある内容で
市民に説明すべきではないだろうか。」ということです。
 
明日以降、またまた市役所に申し入れを行っていきます。









posted by ぐんじとしのり at 22:35| Comment(0) | 放射線問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする