最終日の今日、21日に文教福祉常任委員会で審議がされた、
私が紹介議員を受けた「小学校プール開放を求める」請願に
ついての採択が行なわれました。
結果として、賛成9/反対14で不採択とされました。
(賛成した議員は以下の通り:
板橋、板倉、海老原、山本、国嶋
雨宮、山田、大塚、ぐんじ 以上 9名)
私は賛成討論で、前回の請願が採択されなかった時に
問題とされた、「安全性」、「利用者の減少」、
「財政面」も問題になることはなく、現在子育て真っ最中の
現役世代のお母様方が前回の請願の否決という結果にも
あきらめきれずに、議員も改選されて、もう一回お願い
してみようかという心からの訴え、請願であることを
議場で以下のように賛成討論という形で訴えましたが、
市民の皆様の願いを果たすことはできませんでした。
議会は多数決だとはいえ、力不足でした。
申し訳ございませんでした。
====議場での賛成討論(抜粋)===============
一番心配な放射線の問題は、現在のところ「ないだろう」と言う。
ネット上でも話題になっていて、今年の夏のプール開放はないと
聞いたが、どうなんだ?といった趣旨のもの。また、先日、地域の
中学校区の集まりにでたところ、困ってますという声、しかも、
署名のことは知らなかったという。
安全性も、利用者の減少も、財政の問題も、私はクリアーできる
問題だと考えています。
市当局は何をやっているのでしょうか。そもそも、市当局は、
昨年度の予算申請前にはプール開放を行なうつもりだったことは
前回の請願時以前にわかりました。
そして、前回の請願。市は前回の請願が議会で否決されたので、
その後、市当局はプール開放について全く議論していないことが
わかりました。
これでいいのですか?厳しい財政状況だとはいえ、1校当たり
90万かからずにできるという。請願は子育て支援の一つとしても
お願いしたいとある。子育て支援都市として、他市がやって
いないのであれば,PRにもなるのではないか?
そもそも印西市には市民プールがない。クリーンセンター内に
プールがあるのでは?という。クリーンセンターは印西市内には
あるといえ、印西市の管轄ではありません。
また、夏休みにおける施設開放についても、何も考えていない。
市のスポーツ振興審議会も開催されていない。 一体、
社会教育におけるプール活用については今後どのようになるのか。
市は思考停止状態。
同僚議員の皆様。市がダメだというものは全てダメなんでしょうか。
議員は市民要望があれば、その実現のために、障害があればどうやって
取り除き、実現できるか考えるべきではないでしょうか。
私はプール開放に向けて障害はないと考え、賛成します。
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これに対して、反対討論に立ったある議員は、「節電」のために
プール開放すべきでないという。。。
(反対の趣旨として)
プールの水をろ過する装置を24時間、12施設で10日間
動かしたら、その電力は市内1000世帯の1日の電力使用量に
あたる。
子供たちがかわいそうだからというのでは、理由にはなりません。
福島県には外で遊ぶことさえ控えている子供たちもいます。
そのような状況のなか、節電をやめてまでプール開放を
実施するという明確な理由がない限り、プール開放の再開に
賛成する訳にはいかない。 *** ここまでが反対趣旨。
唖然。
プールに行く時間を仮に各人が家でゲームをしていたら、
その世帯が多ければ多いほど、電力メーターが上がるという
発想はないのでしょうか?また、子どもの健康を考えたら、
目先の電力使用量よりも大事なことがあるのではないでしょうか?
節電がプールを実施しないことの理由になるのでしょうか?
個人個人の考えは違うと思うので、市民の皆様に判断を
委ねたいと思います。
いずれにせよ、今年はプール開放は実現できませんでした。
私自身は、正直、昨年から今年の統一選挙まで、このような運動が
あったことを全く知りませんでしたので、充分な準備ができなかった
のは事実です。しかし、今回、請願者の方々にお会いして、
来年の実施に向けて、「作戦」を練り直して市民要望に応えて
いきたいと思います。
![]() レイメイ 顕微鏡 高倍率顕微鏡。ライト付きなので場所を選ばず、観察が楽しめます。夏休みの... |